スフィアライブ「Spring Party is HERE!」 レポ&感想2011-04-18 Mon 01:51
スフィアライブ「Spring Party is HERE!」 @幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール
に参加してきました! 平面で広い会場だったので、後ろの人はほとんど見えなくて大変なライブになるんじゃ・・・と思っていましたが、いざライブの蓋を開ければ、後ろの観客への配慮も見られ、なおかつ、これまでのスフィアのライブでは見られなかったような新しい試みがあり、とても楽しいライブとなったのでした。心配が杞憂になって良かったです。 そんなわけで、今回のライブのレポと感想でも・・・。 まずはセットリストから。
17時にライブが大盛り上がりでスタート!・・・と思いきや、スフィア、バンドメンバー、そしてコンサートスタッフがステージに現れ、ライブ開始前に黙祷を捧げました。このライブを本当に行うべきなのか?という葛藤もあったと思います。この黙祷は、こういった現状の中でライブを行うことへの、一つのけじめなのだと思いました。そして、ライブで今できることをやろう、歌声で元気を届けよう、みんなで一つになろう・・・と。 そして、いよいよライブ開演で会場も総立ちでヒートアップ!・・・と思いきや、「皆様 御着席下さい」の文字とアナウンスが。会場からは笑いがこぼれましたが、そこからスフィアのライブではお馴染みの劇のパートとなります。今回は「朗読劇」で、内容は、メンバー4人が「春」を待つ、「春」と待ち合わせをする・・・というもの。これまでの劇と決定的に違うのは、セリフ回しが読み物みたいで、どこか叙情的だったところですかね。そして、スフィアの4人がそれぞれが見知らぬ他人だったところ。これまでの劇では、仲良し4人組・・・という設定が多かったので、4人が他人行儀な感じで話しているのがなんだか不思議な印象を抱いたのでした。とはいえ、やっぱりクスッと笑わせられる小ネタは挟んであり、これまでのスフィアらしさみたいなものもしっかり出ていましたよ。芝居台本は、スフィアのライブの劇ではもはやお馴染みの上野耕一郎さんが今回も担当。 そして、その朗読劇のラストで「春が来た・・・」というところから、1曲目の「Spring is here」へと突入。PVではもちろんダンスはなかったので、ダンス付きでのこの曲を見るのはなかなか新鮮でした。みんなで「もっと!」「もっと!」して、アルバムの1曲目と同様、物静かな雰囲気から、一気に盛り上がっていくのでした。 ちょっとしたMCを挟み、「早速次の曲にいくよ!」と言って、始まったのは「クライマックスホイッスル」。誰もが思ったことでしょう。最初からクライマックスである!と。花道を通って中央へと移動していき、そのまま「Dangerous girls」へ。今回は、花道などを移動しながら・・・ということが多かったので、これまでのような全員でのダンスの機会が減ってしまったのがちょっと残念ではありましたかね。そんなこんなでステージへと戻ってきました。 ソロへの衣装変更のため、豊崎さんは一足先にステージから退場し、残りの3人でのMCとなりました。「まさか最初からクライマックスとは」と言っていましたが、会場の誰もが思ったことだと思います(笑)。 「『Spring is here』の衣装で歌うのは初めて、ダンスも初めて」と初めてづくしの1曲目だったことを語りました。そして、「Spring is here」でのダンスの手の振りが、「Spring」の「S」の字をなぞったようにしていたことが明かされたり。言われるまで気づきませんでした(笑)。 今回販売された、スフィ家の牛丼についても触れ、4人は昼にその牛丼を食べていたようです。まぁ、味の感想とかは言っていませんでしたが(笑)!寿さんが「機会があったら食べてみてください」なんて言っていましたが、それ、もう売り切れちゃってて食べれないんですよ・・・。 さて、そこからは豊崎さんによる「春風 SHUN PU」と高垣さんによる「たからもの」のソロ新曲2連発。どちらも春にピッタリの曲で、春のお祭りに花を添えていくのでした。特に高垣さんの「たからもの」はライブ初披露でしたが、やはり生で聴くといい!声の伸びが素晴らしかったです。 二人のソロが終わると、なにやらジャジーな音楽が流れてきて、スクリーンには影の女性達がダンスをする映像が流れ出します。誰のソロなんだ?いや、それ以前に何が始まるんだ?と思いつつ、その映像をけっこう長い時間を見せられたところで、ステージにはスフィアが登場!ジャジーなインストに合わせて、スフィアの4人がダンスを披露するのでした。そこから「Congratulations!!」への流れですよ!なんとも、スフィアらしからぬオトナっぽい雰囲気が、これまたライブでは新鮮なのでした。その後のMCで高垣さんは言うには、「ミュージカルのみたいな(ダンスや衣装)」だったようで。とりあえず、寿さんが似合いすぎて、ダンスもかっこよすぎで、歌の雰囲気にもめちゃめちゃ合っていました。 ミュージカルみたいな衣装を脱ぎ、次の曲「風をあつめて」へ。ここでさらなるギミックが!なんと、各メンバーがトロッコによって、会場の通路を歌いながら通っていくのです!しかも、そのトロッコに乗った各メンバーと、観客の距離が近いことときたら!これには、だれもが興奮したことでしょう。トロッコで移動することによって、後ろの方で見づらい人への配慮にもなっており、平面な会場を活かした面白い演出だと思いました。スフィアのライブでこういった演出は初めてだったので、とにかく驚かされました。 トロッコにのった4人が会場後方に集結したところで、「REALOVE:REALIFE」へ。会場後方は特に大盛り上がりだったのではないのでしょうか。そして、「By MY PACE!!」でトロッコに乗って再び前方ステージへと戻っていくのでした(豊崎さんと戸松さんは花道から前方ステージへ)。やっぱり前を通るときは大盛り上がり! 再び、ソロコーナーへの衣装変更のため、寿さんはステージから退場。残った3人でのMCとなりました。トロッコに乗ったことにテンションが上がっていたわけですが、そこで戸松さんが「トロッコを使ったダジャレってある?」と高垣さんに(無茶っぽいようで無茶じゃない)振り。そして高垣さんは、「(会場には4人が使ったトロッコが4つあり)トロッコが10個になるには、あトロッコ(あと6個)必要だよね!」と素晴らしい?ダジャレを披露。けれども、リハーサルから言っているようで、後ろで聞いていたバンドメンバーはうんざりしていたとか(笑)。続けて、戸松さんによるトロッコダジャレ「このトロッコ、トロッとしてるねぇ」や豊崎さんによる「このトロッコ、トロっっこいなぁー」という徳島的トロッコダジャレを披露!会場は、 寿さんのソロでは、今、自分が出来ること、それは歌うことである・・・そこで、みんなで歌える歌!ということで「Shiny+」を披露。会場中が手拍子で溢れました。間奏でのMCもかっこいい。相変わらず、19歳とは思えない堂々さなのでした。 戸松さんのソロは、「Girls,Be Ambitious.」。これまた、間奏でのMCが入ったわけですが、戸松さんのMCが前回以上に堂々としていて、様になっているのでした。豊崎・高垣のソロはゆったりめの曲だったわけですが、寿・戸松は激しめの曲だったので、MCで非常に盛り上げていましたねー。なお、戸松さんのソロが終わった後には、スクリーンに新たに解禁となる情報が!「猫神やおよろず」のエンディングとなる新シングルが7月に発売し、さらに神戸・名古屋・横浜を巡るツアー「オレンジ☆ロード」の情報が明かされ、会場はこれまた大盛り上がり!ついについに戸松さんのツアーですよ・・・! ソロ終了後、スクリーンには「Spring is here」の撮影メイキング映像が。アルバムに入っていたメイキング映像とは異なる別バージョンでした。その映像では、なぜか、豊崎さんが「指先つめたい選手権」の優勝者になっていました(笑)。 映像の後は、スフィアが花道中央から登場!「A.T.M.O.S.P.H.E.R.E」「Now loading...SKY!!」「かってな成長期」と続けさまに披露し、暖まっていた会場もさらに盛り上がるのです!相変わらず「かってな成長期」のダンスが大好きな私でした。 「かってな成長期」でステージ前方へと戻ってきた4人ですが、なんと、次が最後の2曲に・・・と衝撃の事実を告げるのでした。は、早いッ・・・!「だってこれが最後の挨拶って書いてあるんだもん」と言っている寿さんが可愛らしかったです。 そこから、「キミが太陽」を初披露。やっぱり、ライブ向けの盛り上がる曲!という感じで、「太陽」ということもあってか、会場はUOを手にしている人が多かったですかね。そんな盛り上がる曲でありながら、歌詞はライバルであり仲間であるというスフィア4人のことを歌った歌だったりするので、そんな4人がどんなダンスをするのか、どんな表情を見せるのか・・・なんてことを気にして見てしまいました。まぁ、何と言いますか・・・とても楽しそうでした(笑)。 ラストは「MOON SIGNAL」というキリッとした曲で終了へ。・・・と言っても、もちろんそのまま終了するわけもなく、会場からはそこかしこからアンコールの声が!揃ってはなかったけれども、本当に色々なところから「アンコール」の声が聴こえてくるのでした。何度も何度も大きな声で「アンコール」と叫ぶのです。 ・・・そんなアンコールに応えて再び登場したスフィアは、早速、新曲である「Hazy」を披露。テレビで流れているエンディングでは、Aメロをそれぞれ二人ずつで歌っていましたが、実際には一人ずつだったんですね。初めてフルで聴くわけで、「こんな曲なのか!」なんて思いながら聴いたものです。しっとりとしたいい曲ですよー。個人的には、イントロが大好きです。 簡単なバンドメンバーの紹介があり(ついでに、今回のバンドメンバーは・・・ギター&バンマス:平井武士さん、ベース:二家本亮介さん、キーボード:籠島裕昌さん、ドラム:坂東慧さん)、既存のお知らせもありました。「オールナイトニッポンR」なんかは、ライブの前日深夜が一回目の放送でしたね。 「まだ元気は残っていますかー!」と煽り、そのまま「Super Noisy Nova」「君の空が晴れるまで」を披露。再びトロッコに乗って、後方へと移動。スパノバのダンスをしながら、真横を通っていった戸松さんが何とも印象的でした。花道での歌唱もあり、スフィアが所狭しと移動しまくり、最後に近いながらも物凄い盛り上がりを見せるのでした。 2曲が終わったところで、なんとなんと新しい告知が!まずは、11月に行われた武道館公演模様がBD/DVD化決定!発売日は今年の夏(8月)くらいだそうです。 そして、次のライブも決定!次のライブは9/17・18日に代々木第一体育館で2days!なんと、9/17は寿さんの誕生日でもあるんですよ!どんなライブになるのでしょうか?ライブのタイトルは、「スフィアライブ2011アスレチックハーモニーズ デンジャラスステージ」「~クライマックスステージ」となるようです。 さらにさらに、7月から日テレでスフィアの看板番組が放送決定!一体どんな番組に・・・?乞うご期待! 「少しでも元気やパワーを(あげれるように)・・・と思ったけれど、もらったのは私の方なのかもしれません」と戸松さん。「トロッコや花道で、近くでみんなの顔を見て、知ってる顔が多くて安心しました。そして、初めての人もありがとう」と豊崎さん。「帰るまでがパーティです!」と高垣さん。いや、高垣ももっともっと良いことを言っていたんですけどね!そして、「またみんなで笑顔で会いましょう!約束ね!」と寿さん・・・それぞれが最後の言葉を紡いでいき、最後の曲へ。スフィアが歩み始めた曲、「Future Stream」が今回のラストを飾る曲でした。 最後に、虹を駆ける旋律がバックに流れながら、スフィアの4人が広いステージの下手・上手・中央で挨拶をし、ホントにホントにライブ「Spring Party is HERE!」は終了! ライブ終了後には、終わった直後にも関わらず、スフィアの4人が外で募金箱を抱えていたのでした。誘導があまり上手に行われず、募金列が長蛇になってしまい、長時間に及んでしまったようですが、本当にスフィアの4人には頭があがりません。本当に、本当に、お疲れ様でした・・・。 彼女たちの今すべきことを、観客はしっかりと見ていたと思います。それを、どう広げていくか・・・は見ていたみなさん次第なのでしょう。 そんなわけで、「Spring Party is HERE!」・・・非常に盛りだくさんのライブとなりました。とにかく色々と驚きがあり、とても楽しかったです。本当に、スフィアのライブは行くたび行くたび驚きがあります。期待以上のパフォーマンスを見せてくれるのですよー。素晴らしい。 次回のライブではどんなものを見せてくれるのでしょうか?楽しみでなりません。 〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕
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