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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　第1話「響ク音・払暁ノ街」

幼い頃、打ち捨てられた廃墟で迷子になったカナタは、
ひとりの女性兵士に助けられました。
その女性兵士の手には、金色に輝くトランペットが。

「軍人さんになれば、トランペットが吹けるんだ！」

ちょっとした勘違いをしたまま、カナタは喇叭手に憧れ、
軍への入隊を決意します。
新米兵士カナタが配属されたのは、セーズという街にある
小さな駐留部隊・第1121小隊。
着任当日、セーズは「水かけ祭り」の真っ最中で――。

「アニメノチカラ」第一弾。期待のオリジナル作品。

1話は…とりあえず無難な作りだったのではないでしょうか。
突き抜けてスゴイ！というわけでもなく、かと言って悪いところもなく…。
堅実な作りで、全編通してそれなりの作品にはなると思います。
キャラクターの芝居は良かったですし、背景・美術・音楽も文句無しでした。
この世界観を見せるために背景美術等は必要不可欠なため、気合が入ってた印象です。
赤井さんのキャラデザも、動かしてみれば言うほど堀口さんの絵！という感じではなかったり。
比べてみれば、けっこう崩してる印象かなー…。
バイクで爆走するところが良かった。OP後のあんな導入はワクワクさせられていいですよね。

そんなこんなで、一つ突き抜けるには…脚本次第ですかね？


初回は盛り上がる要素が少なかったかな…と思ったり。
谷に落ちても、谷底の骨に気がいってしまって、あまり危機感とか感じなかったですしね…。
谷底の水の中の骨などの残骸は確実に伏線だろうと思うので、楽しみにしたいと思います。
むしろ、そこが見せられればカナタのピンチとかどうでも良かったのかな…。

鈴については色々とボヤかしてましたが、重要なアイテムなのは違いないですかね？
過去にカナタが出会っていた金髪の女の人が鈴を持っていたわけで、鈴の元の持ち主はその人のようです。
それを色々あってリオが現在持っている…と。
リオとその金髪の女の人との関係もこれからのお楽しみということで。

水かけ祭りの発祥、羽根の生えた悪魔が棲みつきました～の昔話は
過去の話だけど、カナタたちの顔で画が描かれていたのはどういう解釈をすればいいのかな？
彼女たちも今後はそういう運命を辿る…ということか。
はたまた、過去に彼女たちのような人がそういうことをしてきた…ということか。
もしくは両方か。
この昔話も一つの鍵になりそうです。

そんなわけで、カナタという少女の可愛らしさを伝えるための初回だった気がします。
カナタは可愛かったですよ。ええ。
金元さんも新人とは思えないほどの演技ですしね。
ただ、個人的にはクレハの方が（ｒｙ

全体的に鬱っぽい展開になりそうだなぁ…という気配がしますｗ
あんまり明るさ全開！というような作品ではなさそうですね。


オープニングは純粋にいい曲なぁ…と。
OPは次回から正式なものになるんですかね？
今回は赤井さんの一人作画でしたが。

エンディングは明るめの曲。
本編のしっとりした雰囲気からのこのエンディングはびっくりしますけど、悪くないと思います。
曲もこれまでの戸松さんの楽曲にはちょっとなかったような音も加えられてますしね。
まわりこみの部分と、クレハたちがやたら笑ってるカットが気になりました。

なんだかんだで貴重なオリジナル作品なので、応援していきますよ！

閃光のナイトレイドはどうなのかなぁ…。個人的にはあんまりピンとこないんだけれど。


次回、第2話「初陣・椅子ノ話」

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