はてなキーワード: 韓信とは
アップルのティム・クックという人は、前漢の蕭何のような人だと言えるだろう。
そう書き出すと、いささか気取っているようにも聞こえるが、比喩としてはかなりしっくり来るものがある。
蕭何は、漢の高祖・劉邦を支えた「漢の三傑」の一人だが、韓信や張良のような劇的な武功・奇策で名を残したタイプではない。
彼が担ったのは、むしろ地味で、しかし国家の存亡に直結する「裏方」の仕事だった。兵站の整備、徴税と戸籍の管理、郡県制の運用、法や制度の整備――つまり、天下取りの「あと」で帝国を長持ちさせるための骨組みを作った人物である。戦場で剣を振るうのではなく、紙と印と法律で帝国を動かした、とでも言えばいいだろう。
ティム・クックもまた、その意味で徹底した「裏方」から出発した。彼はスティーブ・ジョブズのように新製品発表会でカリスマ的なプレゼンテーションを披露する「表舞台の王」ではなかった。
彼の本領は、サプライチェーン、在庫管理、製造の最適化といった、プロダクトが「ちゃんと世界中に届き、継続的に売れ続ける」ための仕組みを組み上げることにあった。ジョブズが「これは売れる」と確信した製品を、実際に何千万台単位で世界へ送り出せるかどうかは、クックのような男がいるかどうかにかかっていた。
蕭何が劉邦の天下を「制度」で支えたように、クックはジョブズのAppleを「オペレーション」で支えた。
蕭何は劉邦が戦場に出ているあいだ、後方の長安を守り、兵糧と人員を切らさぬよう気を配った。クックもまた、ジョブズが新しい製品のコンセプトや体験を語っているその裏で、部品調達から工場ライン、物流、販売戦略に至るまでを見直し、徹底的に磨き上げていった。
カリスマの輝きはどうしても「表」に集中するが、その光が帝国全体に行き渡るかどうかは、こうした裏方の腕次第である。
では、そんな「蕭何的」な人物を、なぜジョブズは自分の後継者として指名したのか。
ジョブズには、しばしば独裁者めいたイメージがつきまとう。猛烈な完璧主義者で、容赦のないフィードバックを飛ばし、気に入らなければ平気でひっくり返す男。
その一方で、彼は自分にないものを持っている人間を見抜き、その能力を最大限に活かす配置をする才能があった。自分一人のカリスマで永遠に会社を引っ張れるとは(表向きどう言おうと)本気では思っていなかったはずだ。
だからこそ、彼は「ジョブズらしさ」を継いでくれそうなミニ・ジョブズを探すのではなく、「ジョブズがいなくなったあとも会社を回し続け、さらに強くしてくれそうな人」を探したのだろう。
もしジョブズにこう問うことができたなら――
「なぜ、より“クリエイティブ”なタイプではなく、オペレーション出身のクックを選んだのか」と。
彼は、おそらくこう答えるのではないか。「帝国を守るには、武将ではなく宰相がいる」と。
自分がやったのは、プロダクトと体験で世界を驚かせる「天下取り」だ。だが天下を取ったあとの帝国運営は、別種の才能を要する。
現代の蕭何のような男をトップに据えれば、自分が立て直したAppleを守り、さらに成長させてくれる――そう読んだのだと考えると、ジョブズの人を見る目の確かさが、妙にしっくりと胸に落ちてくる。
ジョブズが見込んだ「現代の蕭何」は、ただ期待に応えただけでなく、その期待をはるかに超えてしまった。
Appleはクックの時代に、サービス事業を強化し、ヘルスケアやサブスクリプションへと手を広げ、売上も時価総額も、ジョブズ存命時には想像しづらかった規模へと膨らんでいった。
蕭何が漢帝国の骨組みを整えたように、クックはAppleの事業構造そのものを「帝国仕様」に作り替えていったのである。
その結果として、今、きっと天国でジョブズはこう思っているに違いない。
――あいつは本当によくやってくれた。
自分がこだわり抜いて復活させたAppleを、ここまで巨大で、しかも収益性の高い企業に育て上げてくれたのだから、「ティム、お前は本当にすごい」と素直に称賛しているだろう。
少なくとも「後継者選びは間違っていなかった」と、ほっと胸をなでおろしている姿は容易に想像できる。
…ただ、その一方で、ジョブズは少し苦笑いを浮かべているかもしれない。
ジョブズの頭の中にあったであろうシナリオは、もっと短期のものだった気がする。
「ティムには、立て直したAppleを軌道に乗せ、次の世代にうまくバトンタッチしてもらう」――せいぜいそんなイメージだったのではないか。
「まあ、7年くらいかな。どんなに長くても10年は行かないだろう」と、コーヒーを飲みながらさらっと言っていそうである。
経営の安定と次世代育成、そこまでやってくれれば十分。あとはまた、新しい時代の新しいリーダーが出てくるさ、と。
ところがフタを開けてみれば、ティム・クックは淡々と、しかし着実に役割をこなしていく。
株主も市場も、従業員も顧客も、「このままでいい」と言い続けた結果、気づけば在任期間は15年の大台に乗ってしまった。
むかし、かやのみこと申すみこおはしましけり。そのみこ、女をおぼしめして、いとかしこくめぐみつかうたまひけるを、人なまめきてありけるを、われのみと思けるを、又人きゝつけてふみやる。ほとゝぎすのかたをかきて、
ほとゝぎすながなくさとのあまたあれば猶うとまれぬ思ふものから
といへり。この女、けしきをとりて、
名のみたつしでのたおさはけさぞなくいほりあまたとうとまれぬれば
時はさ月になむありける。おとこ、返し、
いほりおほきしでのたおさは猶たのむわがすむさとにこゑしたえずは
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蓬生麻中不扶自直 『荀子』勧学
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南柯之夢 『南柯太守伝』唐 李公佐
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偶来松樹下、高枕石頭眠、山中無暦日、寒尽不知年 『唐詩選・太上隠者作、答人詩』
世の中はなにか常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる 『古今和歌集・雑歌』
飛鳥川の淵瀬常ならぬ世にしあれば、時移り、事去り、楽しび、悲しび行きかひて、はなやかなりしあたりも人住まぬ野らとなり、変らぬ住家は人改まりぬ。桃李もの言はねば、誰とともにか昔を語らん*。まして、見ぬ古のやんごとなかりけん跡のみぞ、いとはかなき。『徒然草』
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鬼が出るか蛇が出るか (傀儡師口上)
古今如一丘之貉 『漢書・楊惲伝』
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爛柯不識残陽景、後葉空逢七袠霜 『述異記』
精誠所至,金石為開『荘子・漁父』
君子之交淡若水,小人之交甘若醴。君子淡以成,小人甘以壞。 『荘子・山木』
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永遠に取っ組み合い出来るはずだった敵が変質して弱ってしまいそうだし
「もっとも強力にフェミに対抗できる専門家」の名声も怪しくなった
そしていまフェミを追い込んでる人達だってフェミがいなくなったらなんもない
結局はフェミという超嫌われもんエネミーが栄養を産み出してる生物圏だった
キモオタ絵画からAVにいたるまで幅広く攻撃する表現規制フェミのエネルギーはなんなのかも
背後の論理やスキームやこの先の目論みが見えてきてなんか全てが明かされてしまった感
この先フェミが衰退してエネミーが人文サヨみたいなのだけになったら場の栄養はかなり落ちる
「嫌われもんと戦う」とこにしか値打ちのない自前の魅力がない人間はしぼむ
俺は小山は買っている
アンフェよりフォロワー減ってもアニメ評論とかやればいいじゃんと思う
あれは実はヌメヌメとしたしぶとさがあって環境変化に耐えられるタイプだと思う
アンフェじゃなくてもなんかおしゃべりしてることが純粋に好きって感じだしね
けどそういう一握りを除くと、どうだろう
楚が健在の頃から結構「やな野郎だな」と思われたりうんざりされたりしてたんだと思ってるんだよな
楚の荘王(3年間愚かなフリをして周囲を油断させたという中国春秋時代の名君)
斉の威王(9年間愚かなフリをして周囲を油断させたという中国戦国時代の名君)
韓信(若い頃は馬鹿にされており仕官しても出世しなかったが漢の大将軍に抜擢されると大活躍した)
陸遜(無名のため侮られていたが夷陵の戦いで劉備の大軍を撃破した)
織田信長(うつけと言われていたが桶狭間の戦いで今川の大軍を撃破した)
長宗我部元親(姫若子と呼ばれていたが初陣で活躍して鬼若子と呼ばれるようになった)
大石内蔵助(平時は凡庸で昼行燈と渾名されていたが赤穂浪士を率いて吉良邸討ち入りを成功させた)
もう思いつかん。
日本は戦前だと現代中国と同じく史記のほうが人気があって三国志なんてマイナー過ぎて関羽以外は知らなかったのに吉川英治の三国志がきっかけで認知されるようになり10年前に出た三国無双から一気に三国志の知名度が上昇してマイナー武将まで知られるようになったから。
一方で日本での史記の人気が無くなり中国では何度も項羽と劉邦をドラマや映画化してる一方で日本では韓信匍匐なんてことわざがドラマに出ただけで何故か韓国を使うなと批判殺到するという。
呂布が強いって言われても項羽の足元すら及ばんし、諸葛亮が天才だって言われても漢中に追いやられたのに中原進出した韓信に及ばんのに…。