久々に、のどかな夢を見た。
「世界五分前仮説」を明白に現わしたような夢だ。
「世界五分前仮説」とは、バートラント・ラッセル(1872~1970)というイギリス人が提唱したものだ。
バートラント・ラッセルのことを、単にイギリス人だなんて言うのは、随分畏れ多い。
彼は、アリストテレス以来の大論理学者で、数学者で哲学者であり、それらの全ての分野で人類史上に残る業績を上げている。
ノーベル賞に数学賞がないことはご存じかもしれないが、数学者であるラッセルは1950年にノーベル賞を受賞している。
なんと文学賞であるが、ラッセルは小説なんか書いていないし、特に、どの著作が受賞の決め手というわけでもない。彼の一連の哲学的、批評的エッセイが、あまりに価値があったのだ。
それで「世界五分前仮説」に戻るが、ご存じかもしれないが、これは、世界は実は5分前に出来たと考える思考実験で、実際に「世界は5分前に出来た」と主張するわけではない。
1年前、5年前、10年前・・・それ以前の記憶を持っている人は多い。
しかし、5分以上前の記憶は、全部、捏造・・・嘘で、その記憶が示す事実が本当にあったのではない。
そして、本当にそうだとしても、特に不思議ではない。
私は今朝の夢で、大きな町1つを所有する超大地主だった。もちろん、今は全くそんなことはない(笑)。
しかし、夢の中で、私は、昔からそうなのであることを疑ってもいない。
私は、パジャマで街を歩いていた。
人はほとんどいなかったが、少しはいて、向こうに、若奥さん風の人が歩いている。
私は、大地主とはいえ、誰でも私の顔を知っているというほどの有名人ではないので、変な人だと思われないよう、今後はパジャマで出歩くのはやめようと反省した。
そして、畑の中の道を歩いて家に向かった。
道は幅4メートルほどで、道の両端は、崖というほどではないが、見ると、2メートルほどの高さで、落ちたら大怪我をしかねない。
子供だって沢山いるのに・・・と思って、道をよく見たら、道の両端近くに、道沿いにロープが張ってあり、注意を促すようにはしてある。
そのロープは、私が見た瞬間に現れたに違いないが、それほど驚かなかった。そんな世界なのだという想いがあったからだ。そして、子供達のことを考えると、この程度では安全とは言えないので、対策しなければと思った。きっと、もっと思念をこらせば柵でも現れるはずだ。
私は、大地主とはいえ、町の人達を無理に従わせたり、まして、蹂躙しているようではなかった。ひっそりと平和的に統治する良い地主で、おそらく、実際の統治は誰かにやらせているのだろう。
ところで、本場イタリアのマフィア(コーザ・ノストラ)は、地主である貴族が、農民の生活に興味を持たず、統治は金を払って人にまかせていたが、その統治をまかされた者達が傲慢になって圧制を行うようになったのが起源だ・・・と『NOIR(ノワール)』というアニメで私は覚えた(笑)。本当かどうかは知らないが、私はマフィアを作るつもりも、自分がなるつもりもない。
その都度、自分が考えたように世界が変わる、あるいは、新しい世界が生まれる。
そんな「やわらかい」世界が存在しても不思議はない。
世界は、コンピューターが作り出したVR(仮想世界)であるという、「シミュレーション仮説」というものがある。
世界一の大富豪で、電気自動車会社テスラ(自動車会社としては時価総額世界一)や、民間宇宙船会社スペースX、その他多くの最先端企業のCEOを務めるイーロン・マスクは、世界がシミュレーション仮説の通りの「シミュレーテッド・リアリティ」ではない可能性は、ほぼ全くないと言い、同様な見解を示す知識人は少なくない。
つまり、私が今朝見た夢も、ある意味、それが現実であり、私は、こことは別の現実世界にいたのである。
(『涼宮ハルヒの憂鬱』を見れば感じが掴めるかもしれない)
この世界は、世界一の大国の大統領が不正で選ばれたり、人工ウイルスを利用して、闇の支配者が不要な人類を排除しようとしている嫌な世界であるという噂がある(笑)。
それなら、別の、もっと楽しい世界に行ってしまえば良い。
まあ、これはやや極端な話かもしれないが、そんなことは、間違いなく可能である。
念仏を唱えれば、極楽浄土に行けるという、仏教の経典である『観無量寿経』(『浄土三部経』の中の1つ)は、そんなことが書かれていて、世界は無限に存在するとされている。
この『観無量寿経』は、凡人にも分かるよう脚色されているが、宇宙人の科学が垣間見えるようにも感じる。
「シミュレーション仮説」のメカニズムに関しては、時々ぼんやり述べているが、重要なことは、真言を唱えることで、世界を移動する、もしくは、新たに作ることが出来るということだ。世界は一瞬で「みだりに」作ってしまえる。それが量子物理学の多世界解釈(多世界解釈では真言のことは扱われていないが)で、支持者も多いし、おそらく、事実だ。
あなたも、たゆまず真言を唱え、新しい世界を創ると良い。
マジカルミライ2018のテーマソング『グリーンライツ・セレナーデ』で、
言葉は時に無力でなかなか
この世界は変わらないけど
もしキミが持ってるその魔法で
新しい世界を作れるとしたら?
なんてね 言ってみただけ
そんなの本当は 出来る訳ない
ワケがないでしょ!
~『グリーンライツ・セレナーデ』(作詞作曲編曲:Omoi、唄:初音ミク)より~
と初音ミクさんが歌った通りである。
【初音ミク公式】「マジカルミライ 2018」ライブ映像 - グリーンライツ・セレナーデ
「世界五分前仮説」を明白に現わしたような夢だ。
「世界五分前仮説」とは、バートラント・ラッセル(1872~1970)というイギリス人が提唱したものだ。
バートラント・ラッセルのことを、単にイギリス人だなんて言うのは、随分畏れ多い。
彼は、アリストテレス以来の大論理学者で、数学者で哲学者であり、それらの全ての分野で人類史上に残る業績を上げている。
ノーベル賞に数学賞がないことはご存じかもしれないが、数学者であるラッセルは1950年にノーベル賞を受賞している。
なんと文学賞であるが、ラッセルは小説なんか書いていないし、特に、どの著作が受賞の決め手というわけでもない。彼の一連の哲学的、批評的エッセイが、あまりに価値があったのだ。
それで「世界五分前仮説」に戻るが、ご存じかもしれないが、これは、世界は実は5分前に出来たと考える思考実験で、実際に「世界は5分前に出来た」と主張するわけではない。
1年前、5年前、10年前・・・それ以前の記憶を持っている人は多い。
しかし、5分以上前の記憶は、全部、捏造・・・嘘で、その記憶が示す事実が本当にあったのではない。
そして、本当にそうだとしても、特に不思議ではない。
私は今朝の夢で、大きな町1つを所有する超大地主だった。もちろん、今は全くそんなことはない(笑)。
しかし、夢の中で、私は、昔からそうなのであることを疑ってもいない。
私は、パジャマで街を歩いていた。
人はほとんどいなかったが、少しはいて、向こうに、若奥さん風の人が歩いている。
私は、大地主とはいえ、誰でも私の顔を知っているというほどの有名人ではないので、変な人だと思われないよう、今後はパジャマで出歩くのはやめようと反省した。
そして、畑の中の道を歩いて家に向かった。
道は幅4メートルほどで、道の両端は、崖というほどではないが、見ると、2メートルほどの高さで、落ちたら大怪我をしかねない。
子供だって沢山いるのに・・・と思って、道をよく見たら、道の両端近くに、道沿いにロープが張ってあり、注意を促すようにはしてある。
そのロープは、私が見た瞬間に現れたに違いないが、それほど驚かなかった。そんな世界なのだという想いがあったからだ。そして、子供達のことを考えると、この程度では安全とは言えないので、対策しなければと思った。きっと、もっと思念をこらせば柵でも現れるはずだ。
私は、大地主とはいえ、町の人達を無理に従わせたり、まして、蹂躙しているようではなかった。ひっそりと平和的に統治する良い地主で、おそらく、実際の統治は誰かにやらせているのだろう。
ところで、本場イタリアのマフィア(コーザ・ノストラ)は、地主である貴族が、農民の生活に興味を持たず、統治は金を払って人にまかせていたが、その統治をまかされた者達が傲慢になって圧制を行うようになったのが起源だ・・・と『NOIR(ノワール)』というアニメで私は覚えた(笑)。本当かどうかは知らないが、私はマフィアを作るつもりも、自分がなるつもりもない。
その都度、自分が考えたように世界が変わる、あるいは、新しい世界が生まれる。
そんな「やわらかい」世界が存在しても不思議はない。
世界は、コンピューターが作り出したVR(仮想世界)であるという、「シミュレーション仮説」というものがある。
世界一の大富豪で、電気自動車会社テスラ(自動車会社としては時価総額世界一)や、民間宇宙船会社スペースX、その他多くの最先端企業のCEOを務めるイーロン・マスクは、世界がシミュレーション仮説の通りの「シミュレーテッド・リアリティ」ではない可能性は、ほぼ全くないと言い、同様な見解を示す知識人は少なくない。
つまり、私が今朝見た夢も、ある意味、それが現実であり、私は、こことは別の現実世界にいたのである。
(『涼宮ハルヒの憂鬱』を見れば感じが掴めるかもしれない)
この世界は、世界一の大国の大統領が不正で選ばれたり、人工ウイルスを利用して、闇の支配者が不要な人類を排除しようとしている嫌な世界であるという噂がある(笑)。
それなら、別の、もっと楽しい世界に行ってしまえば良い。
まあ、これはやや極端な話かもしれないが、そんなことは、間違いなく可能である。
念仏を唱えれば、極楽浄土に行けるという、仏教の経典である『観無量寿経』(『浄土三部経』の中の1つ)は、そんなことが書かれていて、世界は無限に存在するとされている。
この『観無量寿経』は、凡人にも分かるよう脚色されているが、宇宙人の科学が垣間見えるようにも感じる。
「シミュレーション仮説」のメカニズムに関しては、時々ぼんやり述べているが、重要なことは、真言を唱えることで、世界を移動する、もしくは、新たに作ることが出来るということだ。世界は一瞬で「みだりに」作ってしまえる。それが量子物理学の多世界解釈(多世界解釈では真言のことは扱われていないが)で、支持者も多いし、おそらく、事実だ。
あなたも、たゆまず真言を唱え、新しい世界を創ると良い。
マジカルミライ2018のテーマソング『グリーンライツ・セレナーデ』で、
言葉は時に無力でなかなか
この世界は変わらないけど
もしキミが持ってるその魔法で
新しい世界を作れるとしたら?
なんてね 言ってみただけ
そんなの本当は 出来る訳ない
ワケがないでしょ!
~『グリーンライツ・セレナーデ』(作詞作曲編曲:Omoi、唄:初音ミク)より~
と初音ミクさんが歌った通りである。
【初音ミク公式】「マジカルミライ 2018」ライブ映像 - グリーンライツ・セレナーデ
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