私の人生は、シンクロニシティ(共時性。意味のある偶然の一致)とかセレンディピティ(幸運な偶然)に満ちている。
それら(シンクロニシティ)の出来事を具体的に話すと、「それ、夢で見ただけじゃない?」と言われるに違いない。
それほど、荒唐無稽、奇想天外な話だ。
だから、面と向かっては言わないのだが、ふと気付く。
比喩でもSFでもなく、まさしく、世界は夢なのだと。
前にも紹介したが、2ちゃんねる掲示板の投稿を動画にしただけのYouTube動画で、こんなことが言われていた。
「お前ら、あの子とエッチしたいだろ?だが、他のパラレルワールド(並行宇宙)のお前はあの子とエッチしているから安心しろ」
まさしく、これが神髄だと思う。
1億円欲しいなら、別のパラレルワールドの自分は1億円持っているから安心して良い。
だが、これに納得しない人が多い。
『列子』に、こんな話がある。
ある奴隷は、夢の中で王様になるので満足していた。
では、この奴隷は、現実でも王様になりたくないのだろうか?
なりたくないと思う。
なぜって、王様になったら面倒じゃん(笑)。
アランの『幸福論』に、まさにそのことが書かれている。
どんな願いでも叶うのだが、叶うと面倒だから叶えないだけなんだって。
確かに、私が起こした無数の奇跡も、起こったとしても、あまり面倒にならないことばかりだ。
だから、富豪にも英雄にもなっていない。
大成功者や英雄とは、面倒を背負い込む気概(困難に屈しない心意気)がある者なのだ。
結婚しない人が増えているのも、結婚は必ず面倒を背負い込むことが分かっていて、それが嫌だからだろう?
結婚出来ない人というのも、本当は同じなのだ。
つまり、本当に上級の引き寄せとは、面倒ごとを回避しつつ願望を叶えることだ。
対して、低級の引き寄せとは、犠牲を払って願望を叶えることだ。それこそ、「魂と引き換え」なんてね。
私は、多少は上級引き寄せを使う。
嫌なやつを消したり(笑)、仕事もせずに高収入などだ。
それには、面倒を免除される対価を支払うことだ。
そのやり方は、ゲーテの『ファウスト』に書かれている(多分)。
ファウストという老博士は、若くなり、15歳の美少女を恋人にし、王様になり、やりたい放題だ。
だが、彼は何を犠牲にしたのだろう?
私も、思い出すために『ファウスト』を読もう。もちろん、高橋健二訳で(皆さまはお好きなので)。
人間には2種類しかいない。
『ファウスト』を読んだ者と読んでいない者だ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ファウスト(第一部)(ゲーテ。高橋健二訳)
(2)ファウスト(一)(ゲーテ。高橋義孝訳)
(3)中国の思想(6) 老子・列子(改訂版) (徳間文庫)
(4)アラン 幸福論 (岩波文庫)
AIアート1393
「木漏れ日の逆光」
Kay
それら(シンクロニシティ)の出来事を具体的に話すと、「それ、夢で見ただけじゃない?」と言われるに違いない。
それほど、荒唐無稽、奇想天外な話だ。
だから、面と向かっては言わないのだが、ふと気付く。
比喩でもSFでもなく、まさしく、世界は夢なのだと。
前にも紹介したが、2ちゃんねる掲示板の投稿を動画にしただけのYouTube動画で、こんなことが言われていた。
「お前ら、あの子とエッチしたいだろ?だが、他のパラレルワールド(並行宇宙)のお前はあの子とエッチしているから安心しろ」
まさしく、これが神髄だと思う。
1億円欲しいなら、別のパラレルワールドの自分は1億円持っているから安心して良い。
だが、これに納得しない人が多い。
『列子』に、こんな話がある。
ある奴隷は、夢の中で王様になるので満足していた。
では、この奴隷は、現実でも王様になりたくないのだろうか?
なりたくないと思う。
なぜって、王様になったら面倒じゃん(笑)。
アランの『幸福論』に、まさにそのことが書かれている。
どんな願いでも叶うのだが、叶うと面倒だから叶えないだけなんだって。
確かに、私が起こした無数の奇跡も、起こったとしても、あまり面倒にならないことばかりだ。
だから、富豪にも英雄にもなっていない。
大成功者や英雄とは、面倒を背負い込む気概(困難に屈しない心意気)がある者なのだ。
結婚しない人が増えているのも、結婚は必ず面倒を背負い込むことが分かっていて、それが嫌だからだろう?
結婚出来ない人というのも、本当は同じなのだ。
つまり、本当に上級の引き寄せとは、面倒ごとを回避しつつ願望を叶えることだ。
対して、低級の引き寄せとは、犠牲を払って願望を叶えることだ。それこそ、「魂と引き換え」なんてね。
私は、多少は上級引き寄せを使う。
嫌なやつを消したり(笑)、仕事もせずに高収入などだ。
それには、面倒を免除される対価を支払うことだ。
そのやり方は、ゲーテの『ファウスト』に書かれている(多分)。
ファウストという老博士は、若くなり、15歳の美少女を恋人にし、王様になり、やりたい放題だ。
だが、彼は何を犠牲にしたのだろう?
私も、思い出すために『ファウスト』を読もう。もちろん、高橋健二訳で(皆さまはお好きなので)。
人間には2種類しかいない。
『ファウスト』を読んだ者と読んでいない者だ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ファウスト(第一部)(ゲーテ。高橋健二訳)
(2)ファウスト(一)(ゲーテ。高橋義孝訳)
(3)中国の思想(6) 老子・列子(改訂版) (徳間文庫)
(4)アラン 幸福論 (岩波文庫)
AIアート1393
「木漏れ日の逆光」
Kay
人気ランキング参加中です |