ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2023年06月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

我々はずっと騙されている

我々庶民は、ずっと騙され続けている。
どう騙されているのかというと、嘘の信念を叩き込まれている。
その嘘を、もう見事なまでに、固く信じている。
なぜ騙すのかというと、一通りの理由ではないのかもしれないが、まあ、我々を奴隷にしたいのだろう。
幸せな奴隷であれば良いのだが、奴隷が幸せであるはずがなく、実際、我々は不幸に耐えるだけの人生を送り、不幸な意識のまま死ぬ。
そして、どうやら、我々奴隷が増え過ぎたらしく、もう削減が行われ始めているのだろう。

さて、我々が信じ込まされている飛び切りの嘘は何だろう?
しかし、そんなこと「こうです!」と言っても誰も信じない。
だって、その嘘を固く信じるよう騙されてきたのだから。
試しに言ってみようか?
その嘘とは、「思考に力がある」ということだ。

我々に思考が重要だと思わせるのは、ちょうど、鷲にトウモロコシが必要だと信じさせるようなものだ。
鷲にトウモロコシなど必要ない。
しかし、トウモロコシが何より重要だと騙され、信じ込まされた鷲は、トウモロコシがないと不安で寂しくて自分は不幸だと思い込む。
そんな滑稽な鷲が我々なのである。
この鷲とトウモロコシの譬えは、ヴァーノン・ハワードの本に書かれていたが、なぜかハワードは重要な点や解決策を書いていなかった。
本が改変でもされたのか、本人も生半可にしか分かっていなかったのか・・・それは分からない。

飾らない
AIアート220
「飾らない」
Kay


2400年ほど前に、思考が不要なものであることを直接的に書いたのは荘子で、その前の老子は間接的に書いていた。
よって、荘子を読めば分かるが、荘子の解説者は全員が騙されている人達なので、解説は全部間違いだ。
荘子は、ただ、思考は不要だから消せと言っただけだ。
その方法も一応は書いている。
そして、20世紀になって、ラマナ・マハルシが、思考は不要だと言ったが、なぜか彼はコミュ障で、うまく伝えなかった。
だが、彼は「私は誰か?」と自分に問うか、自分に「私」と呼びかけ続ければ良いと、良い方法を教えた。
ただし、それらは、起きている間、ずっとやらないといけない。
それは難しいので、私は、呼吸だけはずっとしているのだから、その呼吸を静かでゆっくりしたものにすれば思考は消えると教えているのである。
他にも方法があるのかもしれないが、私は見たことがないし、嘘の方法ならいくらでも見た。
これまでは、思考を消さないと一生不幸な奴隷であったが、これからは、生きてもいられず、もしかしたら、食用にされるかもしれない(これは主に子供であるが)。
一方、思考を消せば全知全能であり、パラレルワールドを移動するなり、タイムリープするなり、あるいは、この世界でのんびりするか、好きなようにすれば良い。








既に願いが叶っているという意味

何か願いがあるとする。
発想貧困で申し訳ないが、その願いとは、ある男子がある可愛い女子を彼女にすることとする。
願いを叶えるために、その男子には、次のような道がある。

(1)現実的に行動する。たとえば、彼女に親切にし、プレゼントをあげ、頃合いを見計らって告白するなど。
(2)引き寄せを行う。アファーメーションやイメージングなど。
(3)神に願う。イエス様が言った通り、「既に叶った」と思う。
(4)(1)~(3)を適当に組み合わせる。
(5)一切をなりゆきにまかせる。あるいは、神にまかせる。
(6)諦める。
(7)無になる。

どの方法が一番叶い易いだろうか?
どれも同じだ。
その女子がその男子の彼女になるかどうかは既に決まっており、その運命に干渉することはどうやっても出来ない。
ある世界的に有名な成功プログラムでは、「叶うからその願望が起こるのである。叶わない願いは起こらない」と言っていた。
これは全くの嘘である。
この成功プログラムを製作・販売する者の目的は、人々を幸せにすることではなく、人々にこの成功プログラムを売ることだ。
では、運命は絶対に変わらないのかというと、仮に変わるとしても、個人の願望は全く関係ない。

夏への扉
AIアート219
「夏への扉」
Kay


だが、ニーチェがそうだったが、稀に、確実に叶えてしまう方法が分かる人がいる。
例えば、この男子が1月1日に、その女子を彼女にしたいと思う。
・1月20日
全くうまくいかない。男子は「予定通り」と言う。
・1月25日
その女子に彼氏が出来る。男子は「予定通り」と言う。
・3月10日
その女子、彼氏と結婚。男子は「僕が決めた通りになった」と言う。

つまり、何が起きても、それは自分の意志とするのである。
それは、自分が神になることである。
神であることに慣れると、ものごとは、異なる状態が同時に存在することが分かってくる。
上の例で言えば、その女子がその男子の彼女である状態と、そうではない状態だ。
どちらもあるのだ。
これは、科学の世界でも、量子力学の「重ね合わせの原理」として解明され、量子コンピューターで実用している。

思考があると、偏見によっていずれか一方しか見えない。
しかし、思考を消すと、両方あることが分かる。
よって、思考を消すのが一番である。
そのためには「私は誰か?」と自分に問うか、静かな呼吸をすることである。








ビギナーズ・マインド

ビギナーズラックという言葉がある。
賭け事に使う場合が多いらしいが、初心者が意外な好成績を上げることがよくあるという意味だ。
しかし、ビギナーズラックが統計的に言って本当かは疑わしい。
初心者が良い成果を上げると、印象深いので記憶されてしまい、ビギナーズラックがよくあることだと勘違いされていることが多いのだと思う。
たとえば、「ピンチの後にチャンスが来るものだ」とか「養子をもらった後に子供が出来るものだ」というのは、やはり印象深いので記憶されてしまい、よくあることと思われているかもしれないが、統計的には否定されている。

ただ、ビギナーズラックという言い方は適切ではないと思うが、最初ほどうまくいくというパターンはあると思う。
たとえば、野球などのスポーツ選手が1年目とか、ごく初期に選手生活の中で最高の成績を上げるようなことがあるのは偶然ではない。
これは、天才的な選手が最初に良い成績を上げてチヤホヤされて天狗になってしまい、努力をしなくなるというパターンも確かにあるのだが、それはさして多くないと思う。
それよりも、経験がないことで、一般的な固定観念もないことが良い方に作用する場合があるのだろう。
別のいい方をすれば、無知なせいで余計なことを考えずにやるから良いのである。
いや、ベテランだって、「考えないことこそ秘訣」と悟り、キャリアを積むごとに無心で挑むことで、全盛期の成績を超えるという例もあると思う。

引き寄せこそ、ビギナーズラックと思えるほど、最初がうまくいくことが多いと思う。
やはり、先入観がなく、何も考えずにやるからだ。
私がまさにそうで、19歳の時、ジョセフ・マーフィーの『あなたも幸せになれる』(文庫版は『努力嫌いの成功法』)を少し読み、実践したら、振り返ると、全く漫画のように状況を自在にコントロールしていた。
その後、次々に引き寄せの本を読むことで、なかなかうまくいかなくなったと思う。
引き寄せの本は世界的なベストセラーであれば、どれも同じなので、1冊を暗記するまで読んだ方が良い。
超大手の教育企業のマネージャーに聞いたが、ある優秀な東大生に東大に合格する秘訣を尋ねたら、
「簡単です。どれも同じなので、参考書を1冊丸暗記すれば受かります」
と言われたと言う。無論、良書の定評のある参考書という意味だろうが、その通りと思う。

床に座る少女
AIアート218
「床に座る少女」
Kay


引き寄せ書を読むことも、私がいつも言う「素振り」に該当し、暗記するほど読んで引き寄せが出来ないはずがない。
ただ、肝心なことは、必死で苦しんで読んでいては長続きしないので、楽に読めるよう工夫することだ。
読み難かったら読まなくていいから、常に持ち歩くことである。それだけで立派に引き寄せが出来る。

フランスの世界的なパントマイム・アーチストだったマルセル・マルソーは、「常にビギナーであることを大切にしている」と言っていたが、楽に素振りをすることがビギナーズ・マインドに近いと思う。
ビギナーの頃は無心で素振りをするので辛さを感じないのだ。
ビギナーであること、楽であること、思考を消すこと。
これらは同じであり、やはり、ここでいつも言う通り、思考を消すことが究極の秘訣なのである。








学校は馬鹿製造所

いかなることも、うまくいかない理由は「素振りの数が少ない」からだ。
プログラミングをマスター出来ないなら、プログラミングの本を読んだり、良いプログラムを書き写したり、自分で作る時間が少な過ぎるのだ。
ダイエットが出来ないなら運動が少な過ぎるのだし、楽器演奏が下手なのは練習時間が少な過ぎる。
引き寄せでは「神様の奇跡が起こる」と唱えれば幸運がやってくるが、そうならないのは唱える数が少な過ぎるからである。

ただし、あくまで「素振り」の数であり、鉄のバットを振る数ではない。
たとえば運動と言ったら、スクワットとか腹筋運動とか腕立て伏せとか、ジョギングやウォーキング、あるいは、筋トレの話をしたがる者が多いが、そんな運動を続けられるはずがないし、無理に続けたらストレスがたまって、かえって心身を損ねたり、何より運動嫌いになる。
プロスポーツ選手ならお金のために無理な運動をする必要もあるが、彼らが健康であることは滅多になく、ほとんどの選手が、身体も心もボロボロである。

おそらく、学校の勉強や運動は、勉強や運動を嫌いになり、勉強や運動をしないようにさせる目的があるのだろう。
予想でしかないが、特に学校の勉強や運動を徹底して叩き込む日本を見れば、日本人を駄目にしたい勢力がいるのだということは容易に想像出来る。
それにより、日本人の実質のIQを下げ、長寿ではあっても有益な活動が出来ない心身にしてしまっているのである。

勉強などの素振りというのは、自分が興味があって面白いと思うことに徹底的に時間を注ぎ込むことであるが、日本の学校では絶対にこれをさせない。
これをやらせたら、優秀になってしまうからだ。日本人は無能バカでないといけないのだろう。

また、素振りと言っても、野球のバットや剣術の木刀の素振りと言ったら、汗がしたたり落ち疲労困憊(ひろうこんぱい)するようにやるのが正しいみたいな変態的な観念を叩き込まれているのも、やはり、正しい素振りが出来ないよう、我々は調教されているのだろう。
素振りというのは、長時間出来るように楽にやるものである。
素振りで大切なことは、とにかく長時間やることである。
それで言えば、腕振り運動は実に良い。
ところが、別に病気でもない人に、「今は100回しか出来ませんが、500回くらい出来るようになりたいです」という馬鹿なことを言われて途方に暮れたことがある。誰だって1000回や2000回出来ないはずがない。
おそらくこの人は、数十回で疲れてしまうほど力を入れてやっているか、腕振り運動が刺激のない単調なものにしか感じられないのだろう。
また、私に「腕振り運動の動画を作って下さい」と言ってくる者もいる。
腕振り運動の動画や解説なんていくらでもあるし、それらを参考に、自分が好きなようにやれば良いのである。
それで、駄目なやり方でやってしまうかもしれないが、もっと楽で気持ちよくやれるよう工夫することに意味があるのである。
この工夫こそが勉強であり訓練であり、IQを高めることであるのに、やはり、学校で「良いことは何もさせない」という教育が徹底しているのだろう。

永遠の閃光
AIアート217
「永遠の閃光」
Kay


古い『愛のほほえみ』というイタリア映画で、9歳くらいの可愛い少女オルガが「あたし、やっちゃいけないって言われることは全部したいの」と言ったのは、愚か者製造所である学校に従わない決意であろう。








偉大な人物に超人になるのは簡単だと言われた

昔、私は、政木和三さんに、超人になる方法を尋ねたことがある。
政木さんは「簡単です」と言われた。
その方法とは、「欲望をぽーんと捨てる」だった。
確かに、あまり親切な言い方ではなかったが、私には非常に適切な答だった。
だが、私はもっと分かり易く言いたい。
欲望を捨てることは、思考を消すことで出来る。
欲望とは思考(=心)が存続するために思考が作り出したものだ。
なら、思考そのものを消せば、欲望は存在出来ない。

思考を消す方法は、いつも言う通り2つだ。
1つは、「私は誰か?」と自分に問うこと、もう1つは、人生を神(のようなもの)に明け渡すこと。
人生を神に明け渡すとは、全てを諦めるということだ。
人生を神に明け渡せば、神が良いものをくれるなんて助平心を持っている間は駄目だ・・・いや、確かにその通り(人生を明け渡せば神が良いものをくれる)なのだが、それを期待しているなら諦めたことにならない・・・つまり、人生を明け渡したことにならない。
実は、政木さんも、人生の明け渡しを勧めたのだし、荘子なんかもそうだ。
その意味で「欲望をぽーんと捨てろ」と言ったのである。
しかし、それは難しいのだ。
諦めたフリをしても、心の中では欲望が(助平心が)渦巻いているものである。

かといって、「私は誰か?」と1日中長期間に渡って問い続けることも難しい。
そこで私は、思考(=心)と実は同じものである呼吸を殺す方法を取るのである。
いや、実際、「息を殺す」とはよく言ったものだ。
「息を潜める」という言い方もあるが、これもとても良い。
息を潜めれば思考が弱くなり、息を殺せば思考が消える。
常に、静かな呼吸、微かな呼吸をすれば、思考はだんだんと消えていき、代わって、超思考とも言える魂の知恵と、それに従うような力が現れる。
たゆみなく続ければ、ついには思考は消え、全知全能になる。
そうなることを、私が政木さんに言った超人と言うのである。

First of May
AIアート216
「First of May」
Kay


政木さんは超人だった。
60歳を過ぎてもゴルフではプロでも出せない飛距離を飛ばし、未来を正確に予測し、1秒で大発明を行い、目の前の人物の前世やIQを知ることが出来た。
それはただ、欲望をぽーんと捨てること・・・微かな呼吸をすることで出来るのである。
政木さんは、小学5年生の時、1分に1回の呼吸をマスターし、それ以来、人生が完全に変わったのである。
常に息を潜める、そして、息を殺す。
それで超人になるのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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