ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2022年03月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

日本の滅亡を食い止める鍵

私は、ある言葉に、人生最大の衝撃的な納得感を感じた。
「ああ!知りたかったのはこれだ」というものだ。
それは、元KGB(ソ連国家保安委員会)のスパイであったユーリ・ベズメノフが、1984年のアメリカのテレビだろうか・・・とにかく、インタビューを受けた際に語ったことだ。
それは、
「モラルを失った人間は正しい判断が出来ない」
というものだ。
国を侵略しようと思ったら、その国の国民の判断力を失わせれば、たやすく誘導出来る。
そのためには、国民のモラルを崩壊させれば良いわけである。
そして、それを実現するには、学校でモラルを失わせる教育が行われるようにすれば良いと、ベズメノフは言う。
それには15年から20年かかるが、そのインタビューが行われた1984年のアメリカでは、既に、ソ連によって完了していたということだ。

細かいことはさておき、重要なことは、
「モラルを失うと正しい判断が出来ない」
ということだ。
そして、アメリカがどうかはともかく、日本では、もうモラルが崩壊している。

ベズメノフは、モラル崩壊の教育に15年から20年かかるように、モラル回復の教育にも、同じくらいかかると述べている。
だが、私はそうは思わない。
私も、今までモラルを失っていたが、即座に回復した・・・と思う。
一説では、ベズメノフは、ビートルズのメンバーも学んだ、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギのTM(超越瞑想)を行ったそうだ。
正直、私は、TMも、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギも、別に疑ってはいないが信用もしていない。
しかし、マハリシは、こんな良いことも言っている。
サダム・フセインを改心させるのに、どのくらいの時間がかかるかということについて、マハリシは、
「沸騰したミルクに少量の冷たい水を加えれば静まるように、一瞬だ」
と述べている。
教育ではなく、心を動かす何かでモラルを回復することが出来ると思う。

テレビ番組やテレビCM、そして、YouTubeやTwitterなどのSNSで、人間として、やってはいけないこと、言ってはいけないことを、平気で、あるいは、得意げに、やったり言ったりしているものがいくらでもあり、それを見ている人達も、それをただ面白がり、拍手することさえある。
YouTubeやTwitterなどでは、そんなものに、何万もの「いいね」が付き、褒めそやすコメントも付く。
完全にモラルが崩壊していることが分かる。

モラルがなくても、学校で良い成績が取れる。
モラルがなくても、数学や物理学は理解出来るのである。
だが、数学や物理学が出来ても、モラルがなければ、正しい判断は出来ないのだ。
日本では、試験の成績が良いだけで、高い地位につけることが多い。
だが、今や、そんな者達の多くにはモラルがなく、正しい判断が出来ない。
それが、日本がディストピア化していっている理由と思える。
そして、これは、誰かが意図したことであるかもしれない。
ベズメノフが述べたように、ソ連がアメリカをそうしたように。
日本の滅亡を食い止めるには、まず、モラルの回復が必要である。

ベズメノフの字幕付きインタビューを、Harano Timesさんが作成し、YouTubeで公開されている。
【日本語字幕】貴重なインタビュー(説明欄に訂正があります)~YouTube~








断言する。これで引き寄せは出来る(超自信作)

よく、「引き寄せはない」と言う人がいる。
引き寄せとは、願望を心の力で現実化することである。
だが、引き寄せがないどころか、この世に引き寄せ以外に何があるだろう?

引き寄せはないという人とじっくり話せば、その人が完全に引き寄せを行っていることが分かる。
そりゃ、その人が男であれば、例えばだが、100億円は欲しいし、若くて美人で清純な彼女は欲しいし、格好良い肉体と健康も欲しいとは思っているだろう。
しかし、話してみれば、彼が、安月給、モテない、肥満を引き寄せていることは明らかなのだ。
引き寄せは、精神性・・・つまり、精神の成熟に応じたものを引き寄せるのである。
100億円持っている者と話せば、その者が100億円に相応しい精神性を持っていることは明らかである。

ロンダ・バーンの有名な引き寄せの本『ザ・シークレット』では、とかく、「望みはでっかく」といった感じの話が多いが、でっかい望みを実現するには、でっかい精神性が必要である。
仮の「100万ドルの小切手」を作って100万ドルを引き寄せるなんて話もあったが、100万ドルの精神性がない者が100万ドルを引き寄せるはずがないじゃないか?
作家のジャック・キャンフィールドが、数十万円くらいの年収しかなかったのに、年収を約一千万円にしたのは、年収数十万円の精神性が一千万円の精神性に変わっただけだし、それから彼は、年収1憶円の精神性になったので、100万ドルの小切手を得たのである。
『ザ・シークレット』は、意図的かどうかは知らないが、その一番肝心で、一番読者受けしないところを書いてないのである。

精神性って、別に修行して得られるものではない。
むしろ、欲望の成就を目指して修行すると(下心があれば、誰でも、結構、厳しい修行が出来るものだ)、変なものを引き寄せるのである。
コリン・ウィルソンは、『右脳の冒険』の中で、引き寄せとは書いていないが、右脳の使い方をうまく書いている。そして、引き寄せって、つまるところ、右脳を使うことなのだ。
そして、ただの少年が右脳を使った話をしているが、その「ただの少年」って、ウィルソン自身の子供時代のことだ。
ウィルソンは、この経験から、右脳を使うのに・・・つまり、引き寄せを行うのに一番大切なことは、「シャンとすること」と見事に書いている。
つまりだね、「引き寄せはない」という話をする人は、ちっとも「シャンと」していないのである。
「シャンと」するって、どういうことか分かるだろうか?
「泣き言を言わない」ってことだ。
「僕は引き寄せが出来なかったんです」なんて泣き言を言っている者に、好みの引き寄せが出来るはずがないじゃないか?

私だって、何度も書いたが、子供の時から、誰も信じられないような奇跡を沢山起こした。
もちろん、泣き言を言わずにシャンとしていた。
だが、泣き言を言う時は、あまり嬉しくないというか、ロクでもないことしか引き寄せなかった。
言い換えれば、泣き言を言えば、嫌なものを引き寄せるのである。

ところで、母親や教師は、子供や生徒に泣き言を言わせるのが大好きだから気をつけないといけない。
そんな精神性の低い、未熟な親や教師と関わると、好みの引き寄せが出来なくなるのである。
だからって、「ママが悪いんです」「あんな教師に当たりさえしなければ」なんて文句や泣き言を言ってはならないよ(笑)。

つまり、好みの引き寄せを行うために、言ってはならないことは3つだ。
それは、「いいわけ」「文句」「泣き言」だ。
引き寄せが出来ない人は、この3つをよく言う(あるいは思う)はずだ。
いいわけしない、文句を言わない、泣き言を言わない人が、引き寄せが出来ないなんて話は聞いたことがない。

作詞家の阿久悠さんなんて、息を吸って止めて願うだけで、曲のヒットを引き寄せた。
たとえ曲がヒットしなくても、彼は、いいわけしないし、文句を言わないし、泣き言も言わないからだ。
だから、我々も、いいわけせず、文句を言わず、泣き言を言わない範囲のことを望めば、息を吸って止めて望めば叶うのである。

私が知る範囲で、最も「いいわけしない」「文句を言わない」「泣き言を言わない」を実践していたのは、笹沢佐保氏の時代劇小説『木枯らし紋次郎』のヒーロー、紋次郎である。
小説とはいえ、彼の引き寄せのパワーは半端ないが、それが実に自然であったと思う。
世界的ベストセラー小説『アルケミスト』で、たった一人で異国に来た少年が持ち金を盗まれた時、彼が、文句を言うことも泣き言を言うこともやめた時、即座に引き寄せが起こったではないか?
良い小説とは、全くの現実なのである。








こき下ろす者はこき下ろされる

「馬鹿と言う者が馬鹿」という言葉は、誰でも幼い時に親から教わるはずだと思っていたが、そういうわけでもないらしい。
だが、これほど重要な言葉はないので、必ず教えるべきと思う。
ちなみに、私は教わらなかったが、おかげでロクな目に遭わなかった(笑)。

「馬鹿と言う者が馬鹿」と、家では教わらなかった私だが、小学校の時から、友達が言うのを何度か聞いた。
その度、「なんでだよ!」という反感の気持ちと共に、胸の内では、初めて「サンタクロースは本当はいない」と聞いた時のような、隠された真実を聞かされたショックを感じていた。
しかし、それ(「馬鹿と言う者が馬鹿」)を聞いた時は、ある程度、分別がある年頃だったので、しっかり身につかなかった。

別に、「馬鹿」だけではなく、誰かに言った言葉は全て自分に返って来る。
他人に対し、否定的に考えると、それは自分の身に起こる。
ある女性は、松葉づえを使わないと歩けず、しかも、脚はどんどん悪くなりつつあった。彼女は、そうなったのは母親のせいであると思って恨んでいた。
しかし、彼女は、「お母さまは、したいことを好きなようになさってください」と言うようにしたら、数週間で正常に歩けるようになった。
(『トーチェ氏の心の法則より』)
人に、「したいことを好きなようにしろ」と言うのもまた、自分に返って来る。それで、彼女は、自由に歩き、したことを好きなように出来るようになったのだ。
つまり、返ってくるのは、否定的な言葉だけでなく、肯定的な言葉もである。

別に、嫌いな相手を好きになる必要はない。
しかし、嫌いな相手こそ、自分の反映なのだから、その者を押さえつけようとすると自分が押さえつけられるし、殺そうとしたら、自分が誰かから殺される。
上の女性のように、「好きなことをしろ」と言えば良い。もし、そいつが本当に悪いやつなら、そいつは遠からず自滅するだけだが、「自滅しろ」とか思うと、自分が自滅する。
だから、相手にしないことだ。
「そうは言っても、あいつだけは許せない」と言う者は多い。それなら、その者もまた、世の中から許されないだろう。
あるいは、
「あいつは、こっちが何もしなくても迷惑をかけてくるんだ。気にせずにいられるか!」と言う者もいる。
確かに、実際に戦うことが必要なこともある。
私だって、若い時は、会社の中で、わけのわからない難癖をつけてくる、私よりずっと強い立場の上司や先輩はいたものだ。
浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)にとっての吉良上野介(きらこうずけのすけ)のようなもので、非常に面倒だった。
しかし、そんな者達は、すぐに消えてなくなった。
私が、あまり相手にしなかったからだ。
どうしても必要なら、頭を使って解決することである。やりようはいくらでもあるはずだ。

繰り返しだが、誰かに言った言葉、誰かについて考えたことは、全部、自分に返って来る。
それが確実な真実だと分かれば、他人の悪口を言うことほど、割に合わないことはないことが理解出来るだろう。
目の前の人が嫌なことをしてくるのだって、おそらくは、誰か別の人に、悪いことを言ったり、考えたりしたからではないかと思う。
私は、とにかく、今後は、人の悪口は、心の中でも決して言うまい。まあ、そう決意しても、なかなかうまくいかないのだが(笑)。

バイデンは、「プーチンは権力の座にいるべきでない」と言った。
それは、アメリカ国民がバイデンに対して思っていることであるように思える。
そして、バイデンのこの発言に対しては、批判が広がり、バイデン本人やバイデンを補佐する人が釈明をする必要に迫られた。
バイデンは、プーチンの人となりなど放っておいて、やるべきことを粛々とやれば良いのであるが、そちらは非常に素晴らしい手腕とは見なされていない。
いずれにしろ、バイデンは、「私は権力の座にいるべきではない」と言ったのと同じなのである。








放っておくと危ない根深い暗示

もし、知ることが可能なら衝撃を受けるかもしれないが、ある人がどんな人間かは、その人が幼い時、その人の親、あるいは、その人を身近で世話をした人が、その人に言い続けた言葉の通りなのである。
その人の親が、「お前は駄目な子だ」と、その人に言い続けていたら、その人は、その人の知る意味での駄目な人間になるのである。
「お前は馬鹿だ」と言われていれば、やはり、その人が認識する意味で、その人は馬鹿であり、例えば、大事なことを忘れたり、計算を間違えたり、読むのが遅かったり、役立たずだったり、さらには、そういった馬鹿の特徴を沢山持っていたりするのである。
こんな実話がある。
ある女性は、幼い時に、悪気はなかったのかもしれないが、母親に「ブス」と言われ続け、名前の代わりに「ブス」と呼ばれることすらあった。
すると、その女性が大きくなると、ちゃんと見れば別にブスでないのに、なぜかブスの雰囲気があって、他人が、そして、本人も、彼女をブスと思ってしまうのである。
それで、二十歳をずっと過ぎても、全く彼氏も出来ない。
だが、彼女は幸運だった。
彼女が就職した会社が、それほど大きな会社ではなかったので、創業者である社長は、全ての社員と親しく話をすることがよくあった。
そして、この社長は洞察力があり、その彼女と話していて、「これは拙い。この子は一生、嫁に行けない」と感じたのだった。
そこで、この社長は、彼女と会うごとに、「お前は可愛い子だ。いい女だ」と、下手をしたら誤解されかねないと言うか、セクハラと言われる可能性もあることを彼女に言い続けた。
すると、それで彼女は、みるみる魅力的な女性になり、数年後、いい男と恋愛結婚したのである。
彼女が、幼い時に親に刷り込まれた暗示を、その社長が見事に上書きしたのだった。
その社長は、誰に対しても褒めることが多く、とはいえ、社長なのだから時には叱責することもあるが、それで落ち込んでいる相手を特別に褒めてフォローすることも忘れなかった。

幼い時に言われ続けた言葉の影響については、今ではよく知られているが、ほとんどの人には、自分のマイナス暗示を粘り強く書き換えてくれる、上の社長のような人はいない。
そこで、自己暗示でそれをするように教える人が沢山いる。
「私は魅力的だ。私は優秀だ。私は出来る」などといった自己暗示を行うのである。
それで成果が出る人もいるが、それは非常に少ないと思われる。
マイナスの暗示は根深い場合が多く、そっとやそっとの自己暗示では効かないし、それどころか、強いマイナス暗示に反する言葉は、むしろ、心が拒否反応を起こし、かえって、マイナス暗示が深まることさえある。
そこで、催眠術を使い、心の抵抗をなくした上でプラス暗示を与えるというのは、理屈の上では有効なのだが、どうしても、催眠術をかける者の人格の影響が大きく、また、催眠術師が、催眠術が下手だったり、催眠術自体は下手でなくても、心を良い方向に誘導出来るほど優れた催眠術師は滅多にいないので、良い結果になることは少ない。

そこで、効果的と考えられているのが、良い言葉を口癖とか頭の中のつぶやきとして、習慣化して唱えることである。
自己暗示とは違い、さりげなく、「私は優秀だ」「私は豊かだ」「私は魅力的だ」と唱えるのであるが、これらの言葉は、いくらさりげない口ぐせのつもりでも、やはり、心の反発を生むことが多い。
そこで、単語法、あるいは、ボードワン法と呼ばれる、単語だけをつぶやく方法が、究極の方法として、ジョセフ・マーフィーの本などにも、よく紹介されている。
例えば、「成功」「富」「成功、富」「成功、歓喜、富」などといった言葉である。
これなら、心の反発を受けることはない。
ただし、習慣化するまでの粘り強さが必要である。
そこで、息を吸って止めて、そんな言葉を唱えると、その言葉が深く心に刻まれることを利用する手もある。そして、そうやって刻まれた言葉は、唱えることを習慣化し易いのである。
また、腕振り運動をして、体調を良くし、心を安定させると、プラスの暗示を受け入れ易くなると思われる。
尚、「神様の奇跡が起こる」という言葉も、優れた効果のある口ぐせであることが、七田眞氏(教育学博士)の『奇跡の超「右脳」開運法』に書かれている。








知恵の木の実を得る

信憑性を示し難いが重要な話というものを、頭の良い人は、フィクション(創作話)として書くことがある。
コリン・ウィルソンが小説を書くことは珍しかったが、彼が書いた完全な小説である『賢者の石』が、そのようなものだ。
この小説について、簡単に言えば、脳には、何らかの理由で、潜在能力とか生命力を抑える機能があり、その機能を外してしまえば、知性、若さ、健康、美しさといった、あらゆる好ましいものが手に入ることが書かれている。
これが夢物語かというと、あながち、そうでもない。
ウィルソンは、かなり脳科学を研究した後に、敢えてフィクションとして、この本を書いたのである。

聖書には、知恵の木の実の話があり、もし、それが本当に知性を発達させる木の実であれば、是非、欲しいものであるが、そんなものは実際にはないと思われているだろう。
しかし、実際には、それはある。
ただし、知恵の木の実という特定の果実があるわけではなく、言ってみれば、どんな果実でも良いのである。
具体的な研究者のことは忘れたが(私が子供の時に古い本で見たものだ)、ある小学校で、低学年の子供に「知恵の木の実」と言って、一定期間、子供達に珍しい果物を与え、その後、数年に渡って調査をしたら、その果物を与えられた子供の成績が極端に良くなったという話がある。
もちろん、一種のプラシーボ効果であるが、十分にあり得ることと思う。
また、第二次世界大戦中のことだが、ドイツ(他のヨーロッパの国かもしれない)で、「頭が良くなる機械」が発明され、この装置を使った子供が、驚異的な学習成果を上げたという話がある。
おそらく、この装置の使用にあたり、子供達や、その親に、この装置や、その発明者の権威を信じさせるなどで、一種のマインド・コントロールを行ったのだろう。
この種の事柄の調査記録として有名なものに、哲学者のチャンピオン・トーチェ氏の『トーチェ氏の心の法則』という本がある。

私は、小学校低学年の時、いわゆる「信じやすい子」だったが、友達に巧妙な作り話をする子がいて、ただの紙切れを「パワーが出る紙」、「記憶力が良くなる紙」と言って、友達に配っていたが、見ていると、明らかの効果があるように見えたのである。
その呪術的な紙切れによって、私は、運動が得意な方ではなかったが、走り高跳びで無敵になったり、各種の簡単な(遊戯的な)対戦競技で、一番強いと言われる子に楽勝して驚かれたりした。
また、アフリカ諸国の国と首都の名前を暗記してしまい、今だ覚えている。
しかし、学校の勉強となると、教師の「お前は出来ない子」という決めつけの態度に毒され、やる気をなくして成果が出ないのだった。

そんな、プラシーボ的な力を得るために、具体的にどうすれば良いかというと、簡単過ぎて難しいのだと思う。
要は、子供っぽくなれば良いのであるが、それが出来ない人も多いだろう。
特に、知性派を自認しているような人はそうなのであるが、実のところ、人間の能力とか、世界の成り立ちなんて、案外に緩いと分かることの方が、ずっと知的なのかもしれない。
日本最高の思想家の1人、吉本隆明氏によれば、国家そのものが幻想なのであり、そうであれば、我々の能力や人生なんて、まさに夢のようなものである。
理性を一時的に麻痺させることで、高い学習効果を上げたり、能力を発揮する手法はいろいろあるが、最も簡単には、息を吸って止めることである。
後は、淡々とした繰り返し効果である。
(ブルガリアのロザノフ博士の研究が起源と言われる、スーパーラーニングとか加速学習と呼ばれる超スピード学習法の研究段階で、バロック音楽の単調な繰り返しが、人間の能力を驚異的に高めたことをきっかけに、研究・確認されたと言われる。)
よって、やはり、腕振り運動や、マントラの繰り返しに効果があることは、子供の時からの経験者として、私には信憑性があると思える。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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