ジブリパーク

5エリアに作品の世界 愛知に22年度開業

スタジオジブリが描いたデザイン画。「ハウルの動く城」や「耳をすませば」の建物をイメージしたメインゲート=愛知県提供
スタジオジブリが描いたデザイン画。「ハウルの動く城」や「耳をすませば」の建物をイメージしたメインゲート=愛知県提供

 愛知県は25日、同県長久手市の愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」について、2022年度中の開業を目指すことでスタジオジブリ(東京都小金井市)と合意したと発表した。基本デザインも明らかにし、メインゲートとして現在のエレベーター棟を映画「ハウルの動く城」をイメージした西洋建築風の建物に改装するほか、周辺に「耳をすませば」に登場する骨董(こっとう)品店「地球屋」を再現した建物を造る。

 県によると、約200ヘクタールの公園全体を五つのエリアに分けて整備する。「となりのトトロ」の主人公が住む家を再現した既存の「サツキとメイの家」があるエリアでは裏山の散策路を再整備し、「もののけ姫」をイメージしたエリアには現在使われている田畑にキャラクターのオブジェを配置するなどして、現状の公園環境を生かす。

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