
フォークグループ「アリス」のメンバーとして人気を博し、ソロでもヒット曲「昴―すばる―」を発表するなど日本の歌謡界をけん引した歌手で作詞、作曲家の谷村新司(たにむら・しんじ)さんが8日、死去した。74歳。葬儀は近親者で営んだ。
大阪府出身。高校時代からアマチュアバンドで活動し、桃山学院大に入学したが中退。71年、堀内孝雄さんと共に「アリス」を結成し、ボーカル、ギターを担当した。翌72年にデビュー曲「走っておいで恋人よ」を発表後、矢沢透さんが加入。「今はもうだれも」「帰らざる日々」「冬の稲妻」「涙の誓い」などのヒット曲を放った。
「チャンピオン」は79年、第21回日本レコード大賞作詩賞を受賞。谷村さんは「チンペイ」、堀内さんと矢沢さんはそれぞれ「べーやん」「キンちゃん」の愛称で親しまれた。「アリス」は81年に活動を停止後、幾度かの再始動と停止を経て、昨年に活動50年の節目を迎えていた。
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