
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治との関係は、2022年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに大きな関心を集めた。事件発生から約1年間、自民党は安倍氏の調査など十分な検証を避けてきたが、教団とつながってきた歴史は教祖・文鮮明(ムンソンミョン)氏の発言録全615巻計約20万ページの内容が明らかになったことで解明が進んだ。【田中裕之】
発言録は、文氏が1956年から09年までの約53年間、信者に向けた説教を韓国語で記録した「文鮮明先生マルスム(御言(みことば))選集」。教団系出版社が日本で刊行した書籍には盛り込まれていない政治家や天皇など機微に触れる文氏の発言も収められているが、絶版で入手は困難だ。
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