名古屋市が映画やドラマなどのロケ地として人気を集めている。首都圏より撮影に協力的な地域性や、高層ビルと商店街が混在する景観などが選ばれやすい理由といい関係者は「ロケ地観光」にも期待を寄せる。【三上剛輝】
映画「三度目の殺人」の公開(9月9日)を前に、主演の福山雅治さんと是枝裕和監督が30日、ロケ地となった名古屋市役所で記者会見した。映画は弁護士役の福山さんが死刑のほぼ確実な殺人事件の弁護を担当し、供述が変遷する被告とのやりとりを通じ、真相が浮かび上がるサスペンス。裁判所のシーンの多くは市役所本庁舎で撮影された。
福山さんは「重厚なたたずまいの建物で、(役に入る)その気にさせてもらえた」と語った。建物は1933年に完成し、鉄筋コンクリート造りで瓦屋根を載せた「帝冠様式」が特徴の歴史的建築物。大理石の玄関ホールや格調高い貴賓室もあり、2014年に国の重要文化財に指定された。是枝監督は「(今も使われている)生きた建物を貸してもらえることはなかなかない。街自体も協力的で撮影がしやすい」と名古屋でロケをした理由を…
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