埼玉県議会は9日から、新年度当初予算案を審議する予算特別委員会で、答弁者から上田清司知事を外す異例の措置を取った。知事と対立する最大会派・自民が主導し委員会のルールを変更した。専門家からは「県民を無視した議会運営」との批判も上がる。委員会は22日まで開かれる。
初日の9日の委員会では6会派の県議が質問に立ち、県側に各事業の成果目標などをただした。答弁は企画財政部長らが行い、予算の執行責任者である知事は出席せず、別の公務をこなした。
議会側が「知事の発言封鎖」に踏み切った原因は、昨年8月の埼玉県知事選。上田氏は1期目に自ら提案して定めた「4選自粛条例」に反する形で立候補し、自民県連が推薦した候補らを破って4選を果たした。
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