大斎原(おおゆのはら)前にて ※境内は撮影禁止
【動画編】熊野古道 中辺路ルート、こんどこそ完結!前回までの中辺路ルート 第1回 滝尻王子 → 大坂本王子 (2017.7.16) 第2回 牛馬童子 → 秀衡桜 (2018.1.20) 第3回 小広峠 ← 発心門王子 (2018.3.10) 第4回 発心門王子 → 熊野本宮大社 (2018.12.1) 前回で完結したかのように思っていた熊野古道 中辺路ルート。
発心門王子からのもう一つのルートである赤木越えルートが、
前回歩く予定だったが通行止めによりあえなく断念。
スタンプ帳は、赤木越えルート上のというか、正確には
大日越えのスタート地点にある湯峯王子のスタンプだけを残していた。
あれから七ヶ月も経過しての再訪である。
ヤマレコなどでも赤木越えレポートをチラホラ見かけるようになり
熊野の公式ページでも通行止めのような記載も見当たらなかったので
通れるようになったんだと思い、こんどこそ完結編にとやってきた。
ところが発心門王子バス停に着いてみると、
やはり赤木越えルートはまだ通行止めとなっていた。
ここまで来てプランBは考えてなかったので途方に暮れていると、
同じバスから降りた女性から、土日は復旧工事をしてないので
通れるはずだとのこと。
さらには、最近ツアーで赤木越えを歩いたともおっしゃってたので
その助言を信じ、それならばと恐る恐る進出。
結果的には、
前回は通過した赤木越えへの分岐ポイントが、
昨年の台風水害で橋ごとごっそりと流されてすっかり形を変えていた箇所があったが
復旧工事をしているようで、仮設の橋もできていたので難なく通過。
その後も最後まで難所と思われる箇所は無し。
それにしても道中は蒸し暑く、じっとりと不快な汗をかきながらではあったが、
それでも南側から吹く風が当たる稜線は涼しく、
日陰でしばらく休憩しているとしっかり汗は引いた。
赤木越えは稜線に上がってしまえばほとんどアップダウンの無い水平移動で、
また特筆すべき核心部もなかった。
途中、目立ったオブジェといえば、
鍋割地蔵と廃屋となっている茶屋が一軒あっただけ。
大休憩できそうな広場もなく淡々と続く一本道。
朝はバナナしか食べてこなかったので空腹の絶頂でもあり
鍋割峠の三角点付近の日陰で昼寝をむさぼりながら大休憩。
風があったせいか、刺すような虫もおらず快適だった。
それにしても思っていたより距離があって時間がかかった。
湯の峰温泉に下りてきたのは16時にもなっていたので、
蕎麦屋さんでじゃばらサイダーだけを飲んだらすぐに行動再開。
残す中大日越えルートのスタンプポイントである湯峯王子跡に行き、
最後は所要時間一時間と少しかかるという山越えとなった。
期待はしていなかったが、ピークにはまさかの磨崖仏や700年前に彫られた石版。
下山途中には月見ヶ丘神社があった。
集落に着地後、大斎原(おおゆのはら)を通り抜けて駐車地に戻った。
欧米系外国人には何組か遭遇。
その誰もがにこやかだったのが印象的だった。
その他の写真は以下より。
山と高原地図2018年版+Geographica(iPhoneX)ログ
バスまで時間があったので熊野川堤防を歩く。
すでに暑い。。
暑いからか、だれも歩いていない。
第一回目に道の駅「熊野古道 中辺路」で購入した木札キーホルダーをぶら下げてきた。
バスの車窓より
発心門王子バス停(終点)に到着。
発心門王子にて
赤木越えへの分岐ポイント
前回、橋を渡らず通過したときは
こんな様子だった。
いよいよ赤木越えだ。
何やら見慣れぬ石柱に「一坪」と書いているように読める。
今度は「一日前」と彫られていた。
なんとも平和な未舗装林道。
赤木越え分岐ポイントの橋が流されてるので車両はここまで来れないはず。
お次は「榊阪」?
爽やかな林道であるが汗だくで歩いている。。
こんどは「追分」?
いったいこれらは何なんだ?
そして「赤木越1」というのが登場。
このときにこれが11番まで?続くとは想像すらできなかった。
枝打ちされていない植林帯になった。
スポットライトポイント
林道はここまで。
まだあった「献丈」?
松の木だらけ。
もしかしてこれは○松ではないか。
ってことは・・
「赤木越1」から相当離れてやっと2番が登場。
「この道は熊野古道ではありません」とある。
シダ類の下に道が付いているのか?
小休止
松、松・・
向こうの尾根に見えるアレは何だ??
スーパーズームしてみると、何やら隔離された廃集落のような?
さらにズームしてみると打ち棄てられた廃屋に見える。
いったいなんだろう??
帰ってきてから調べてみたら、
なんだ
前回すぐそばを歩いた水呑王子のスタンプポイントのところではないか。
廃プールも見える。
まさかあそこの校舎裏があんなことになっていたなんて。。
鍋割地蔵(なべわれじぞう)1803年に作られたようだ。
鍋割峠三角点
柿原茶屋跡
1855年に作られた道標
苔むした岩がツルツル滑るので要注意
いよいよ湯の峰温泉へ着地だ。
冷たいシュワシュワ飲みたくて立ち寄る。
原材料にこだわっていた「じゃばらサイダー」(330円)
「つぼ湯」の裏から大日越えへ
湯峯王子社跡(最後のスタンプポイント)
磨崖仏の鼻欠地蔵
1342年に彫られた文字が残る「六字名号碑」
月見ヶ丘神社
いよいよ大日越えの着地だ。
熊野本宮大社旧本殿があった大斎原を通り抜ける(中は撮影禁止)
これにて中辺路ルート完踏なり。
車で再び湯の峰温泉に戻ってきて公衆浴場(250円)で汗を流し、
食堂で「かき揚げうどん」と・・・
「焼飯」と・・・
だし巻きたまご。。(^^ゞ
美味しかった。
山と高原地図2018年版+Geographica(iPhoneX)ログ
バスまで時間があったので熊野川堤防を歩く。
すでに暑い。。
暑いからか、だれも歩いていない。
第一回目に道の駅「熊野古道 中辺路」で購入した木札キーホルダーをぶら下げてきた。
バスの車窓より
発心門王子バス停(終点)に到着。
発心門王子にて
赤木越えへの分岐ポイント
前回、橋を渡らず通過したときは
こんな様子だった。
いよいよ赤木越えだ。
何やら見慣れぬ石柱に「一坪」と書いているように読める。
今度は「一日前」と彫られていた。
なんとも平和な未舗装林道。
赤木越え分岐ポイントの橋が流されてるので車両はここまで来れないはず。
お次は「榊阪」?
爽やかな林道であるが汗だくで歩いている。。
こんどは「追分」?
いったいこれらは何なんだ?
そして「赤木越1」というのが登場。
このときにこれが11番まで?続くとは想像すらできなかった。
枝打ちされていない植林帯になった。
スポットライトポイント
林道はここまで。
まだあった「献丈」?
松の木だらけ。
もしかしてこれは○松ではないか。
ってことは・・
「赤木越1」から相当離れてやっと2番が登場。
「この道は熊野古道ではありません」とある。
シダ類の下に道が付いているのか?
小休止
松、松・・
向こうの尾根に見えるアレは何だ??
スーパーズームしてみると、何やら隔離された廃集落のような?
さらにズームしてみると打ち棄てられた廃屋に見える。
いったいなんだろう??
帰ってきてから調べてみたら、
なんだ
前回すぐそばを歩いた水呑王子のスタンプポイントのところではないか。
廃プールも見える。
まさかあそこの校舎裏があんなことになっていたなんて。。
鍋割地蔵(なべわれじぞう)1803年に作られたようだ。
鍋割峠三角点
柿原茶屋跡
1855年に作られた道標
苔むした岩がツルツル滑るので要注意
いよいよ湯の峰温泉へ着地だ。
冷たいシュワシュワ飲みたくて立ち寄る。
原材料にこだわっていた「じゃばらサイダー」(330円)
「つぼ湯」の裏から大日越えへ
湯峯王子社跡(最後のスタンプポイント)
磨崖仏の鼻欠地蔵
1342年に彫られた文字が残る「六字名号碑」
月見ヶ丘神社
いよいよ大日越えの着地だ。
熊野本宮大社旧本殿があった大斎原を通り抜ける(中は撮影禁止)
これにて中辺路ルート完踏なり。
車で再び湯の峰温泉に戻ってきて公衆浴場(250円)で汗を流し、
食堂で「かき揚げうどん」と・・・
「焼飯」と・・・
だし巻きたまご。。(^^ゞ
美味しかった。
今回も素晴らしい映像と沢山の写真に見入ってしまいました。
整備された道にあるいくつかの物に、とても歴史を感じます。
いつかは熊野古道と思っているのですが、なかなか計画が立てれません。行程はとても参考になります。
p.sそろそろプー機の出番ですね。