もみじ谷本流ルートの第六堰堤にて一気に白銀の世界へ。
湿った雪の重みの影響は大きく、想像以上に倒木だらけだった。【ルート】
登り:もみじ谷本流ルート
下山:太尾東尾根ルート
【今日の狙いどころと結果】
・もみじ谷第六堰堤の氷瀑 →まだまだ
・山頂売店の手作りぜんざいを食べる →達成月曜日の成人の日に爆弾低気圧がドカ雪をもたらした。
わずか一日にして降った雪の量は凄まじく、
重く湿った雪があちこちの植林をなぎ倒し、
金剛登山口へのバス路線をも不通にしてしまったほどである。
およそ一週間たった今日、まだまだその傷跡がたくさんあった。
水越峠へ向かう途中、青崩のトイレを過ぎて少し走るとアイスバーン状態。
午前8時ちょうどに水越川公共駐車場を出発。
林道のゲートのところではすでに真っ白であった。
ガンドガコバ林道は所々氷結路面箇所があったがノーアイゼンで十分歩ける。
6本爪のアイゼンは年季が入り、雪だんご防止の底板のギザギザが傷んでしまって
湿った雪だとすぐに雪団子ができてしまう。
越口を過ぎてしばらく行くと倒木が多くなり、太い杉の木が林道を塞いでいる箇所がいくつも。
カヤンボを過ぎて、もみじ谷ルートの取り付きへ。
一旦、沢に下りてすぐに登り返したところには被さるようにして倒木。
これがいちばん邪魔だったかな。
その後も太い木や細い木の倒木はひっきりなし。
進むに連れて雪も深くなって行く。
先行者のツボ足トレースが無かったら大変だったと思う。
いつものルートをロストしかけたりするほど雪が深い。
Vゾーンでは倒木は無かった。
核心部の第六堰堤の氷瀑はというと、連日の氷点下であったにもかかわらずまだまだだ。
やはり2月に入ってからでないとムリかな。
ラストスパートの急登は滑る滑る。
ぜーぜー、ハーハー、時には休みながら一気に高度を100mほど上げて山頂裏に到着。
慣れたルートでも雪がかなりの足かせとなってけっこう体力を使った。
写真撮りながらでありながらも結構なハイペースでがんばって2時間越え。
10時10分に山頂到着。
気温は-3℃と暖かめ。
家で寒い寒いと思っていた時、山なんかもっと寒いんちゃうん。。つらいな。。なんて
思っていたけど、いざ山に来てみたらカラダの内面からの脂肪燃焼エネルギーで暑いくらい。
毎週のことなのでたまには山を休んでもいいかなと思ったりもしたけど
やっぱり山へ来てよかった。
ほっこり、ほこほこ。
山頂の雪景色はいつ見ても美しい。
山頂売店前はそれなりに人は居たが、店内はピーク時間にはまだまだ早いようでガラガラだった。
最近聞いた話で、山頂売店のぜんざいが手作りだという。
それも店内で小豆の豆から炊いて作ってらっしゃるという。
前からぜんざいというメニューがいつでもあるので少しは気になっていたのだ。
これは食べないわけにはいかない、ということでさっそく注文。
550円
焼き目の入った餅はやわらかくて美味しい。
そしてぜんざい、甘くてもちろん美味しい。
自分的には少々甘すぎたけど。(^^ゞ
売店ではあの
オガワさんが入って来られて今年初めての対面だった。
明日は高見山に行かれるとか。あそこだけはかなりさぶそ~。
そんなこんなで売店内でおよそ一時間過ごし、午前11時に下山開始。
山頂広場の裏から一旦青崩道を歩き、登り返して大日岳へ。
そして下山は太尾東尾根ルートにて。
下山完了までの間、けっこうな数の登ってくる登山者とすれ違った。
ざっと50人くらいか?
アイゼンの効かない雪質だったので、ノーアイゼンでグリセードをしながらの下山は楽しかった。
下山完了は12時ちょうどで一時間かかった。
これで今週末の山登りは終わり。
まだまだ登り足らないので明日も登りたいけどちょっと時間無いかなぁ。。
その他の画像は以下より。
ガンドガコバ林道は部分的にアイスバーンだった
越口にて
さっそくの倒木
またまた倒木
さらに倒木 倒れてくるタイミングで歩いてなくて良かった
カヤンボ
もみじ谷にて
高度が増すにつれてどんどん雪深くなってくる
ルートロストしそうになったり
Vゾーン
第六堰堤の氷瀑の状況
もっさもさでわけわかめ
急登を登り切ったところ
転法輪寺前
山頂売店名物「手作りぜんざい」550円
ヒップソリがしてみたいな〜
って持ってませんけど(笑)
やっとシーズンになったって感じです。
第六堰堤の氷瀑は、まだおあずけ状態かぁ...