便石山 象の背にて ※クリックで拡大可
まるで空を飛んでいるんじゃないかと錯覚する光景だった【ルート】
種まき権兵衛の里-キャンプinn海山-便石山登山口駐車場-馬越峠分岐-
便石山山頂-小僧の背-像の背-山頂-展望ポイント(休憩)-馬越峠分岐-
林道へエスケープ-種まき権兵衛の里
熊野古道の新ルートで続編を始めようかと思いきや
目的地までのアクセスの遠さに、泊まらないと無理と断念。
5時に出たら遅かったし、さらには国道169号線がいつの災害の復旧なのか
川上村役場や道の駅の前は通れなくて大きく迂回、しかも交互通行で足止め。
その先も交互通行2箇所に通行止めなどなど遅々として進まず
行き先を同じく熊野古道伊勢路も歩く便石山に変更。
結果的には熊野古道を通らないルートでの周回となってしまった。
それにしても遠いわ。。
熊野古道側とキャンプ場側の少なくとも2箇所ある登山口には
それぞれ車が数台駐車できるが、ピストンになりそうなので
その中間である種まき権兵衛の駐車場に駐めさせていただく。
準備完了したらもう10時だ。
朝4時に起きたのに。。(≧∇≦)
最高の青空の下、のどかな風景を眺めながら、
かなり広い川幅の銚子川を吊橋で渡る。
めちゃ人気の海山キャンプ場を通り抜けて・・
うわっ、グランピングかと思うような高級そうなテント・・
ようやく登山口に到着。
そこからは石を並べた階段の登りとなる。
かなりの量の石を並べてあるわけだが、周りをよく観察すると
大小さまざまな岩がゴロゴロしている。
大きいものだと家くらいのサイズ。
まるでブクブクと湧いているかのような量の岩だ。
熊野古道の石畳はこの山の岩が使われているのではないか?
基本的に植林帯中心であるが岩群があるだけでなんだか新鮮である。
唯一の鉄塔を過ぎてからはプラッチック丸太階段が
延々と頂上まで続いた。
あまりにも長く続くのでさすがに「よ~並べたなぁ」と関心した。
金剛山の千早本道もコレにすれば耐久性ありそう?!
馬越峠への分岐を過ぎるとほどなくして西側ルートへの分岐と山頂。
そして少し奥へ行くと小僧の背があった。
そこから少し下ると、ついにあのインスタ映えスポットの
「象の背」が目の前に現れた。
想像を越えるものではないなと写真でよく見る光景の背中の上を
歩いて前へ前へと出てみると、思わず「おおお・・す、すごい。。」
まるで空を飛んでるのではないかと錯覚するほど、
空中にポンと放り出されたような光景に言葉を失った。。
そんなこんなでひとしきり撮影をして山頂へ戻ったが、
フラットは場所はあるのだが日陰で寒そうなので他に無いかと探したら
西側へ下るルートの途中から分岐すると展望ポイントあった。
尾鷲の街を見下ろしながら昼食。
そういえば前向きの写真を撮るのを忘れたと再出発後に再び象の背へ。
午後も14時を過ぎていたので急いで下山。
馬越峠(まごせとうげ)から登山口に下山する予定であったが、
途中で林道へのエスケープを発見したので、
林道を使ってショートカット下山することにした。
この林道がやたらと長く、その途中にもまだ3箇所ほど登山道から
エスケープできる取り付きがあった。
馬越峠まで行かなかったので、熊野古道伊勢路を歩けなかったことが
今回のいちばんの心残りとなった。
その他の写真は以下より。