和泉葛城山山頂付近の展望台【動画編】あいにくの天気で山頂は展望なし。。【ルート】
登り:蕎原(そぶら)よりAコース
下山:Bコース今週は四日間の出勤であっという間に週末を迎えることになったが、
数日前から週末の雲の動きを追っていたが芳しくない。
先週末は金剛山にどっぷりだったのでどこか違う山へという思いも虚しく予報は変化なし。
晴れたところでどこの山に行きたいのか考えがあるわけでもなかった。
雨に遭わない山というと岩湧山~和泉葛城山あたりの狭いエリアとなっていた。
仕方がない、食わず嫌いな和泉葛城山にでも行ってみようかと。
和泉葛城山は車やバイクなどの乗り物で過去に何度も走ったことがあるだけに
登る山ではないというイメージを持っていた。
登るにしても林道だらけで、林道を避けたところで植林地帯でだいたい想像がつく。
そんな思いで朝はゆっくり寝て遅めの出発で、登山口のある蕎原(そぶら)の渓流園地へと向かった。
駐車場のある渓流園地の少し手前に、以前来たことがある
そぶら山荘(石窯パン工房 愛のパン)があったので驚いた。
こんなところに和泉葛城山の登山口があったとは。
パン工房は朝8時から開いているようで、通りかかった9時半くらいは他にまだ客はなく、
しかもすべてのパンが焼きたてホヤホヤであった。(うさぎがカワイイ、鶏はタマゴを産む・・)
熟成カレー500円や石窯ピザ、ドリンクバー200円は自家製レモンジュース、みかんジュースなどなど
食欲をそそるものばかり。
こんなことなら朝一にここで朝食を摂ってから山に挑めばよかった。
そぶら山荘についてはもっといろいろ書きたいが長くなるので省略。
昼食を持参してきたが、パンを数個購入して店を出る。
渓流園地のトイレ前にも駐車スペースがあるが、もう少し奥へいくとかなりの台数が駐車できる。
今日は他に駐車している車は無かったが、蕎原のバス停からバスでやってきたと思われる
ハイカー数人と会った。
Aコースとやらは金剛山の念仏坂よろしくひたすら舗装林道であるが、
すぐ脇を渓流が流れていて雰囲気はこちらのほうがはるかに良い。
散った紅葉がアクセントとなって明るい雰囲気を醸しだしていた。
確かな踏み跡のある脇道もあったが今回は忠実にAコースを歩く。
途中、不時着した未確認飛行物体があったり、落差10mほどの滝があったり。
山頂までこのまま舗装林道かと思いきや、終盤は山道へと変化する。
山頂が近づくとあたりはガスに包まれて視界がほとんど無くなった。
山頂直前の鳥居に到着すると雨なのかしずくなのかがパラついてきた。
傘は必要ないほどであったがカメラにポタっと落ちると困るので傘をさす。
そんなこんなでなかなかの登りごたえを感じながら祠のある山頂らしくないピークに到着。
ガスはいよいよ濃くなっていたので展望など望むべくもないが展望台へ行ってみた。
先客がたくさん居たので一旦車道で出てうろちょろ。
槇尾山山頂にあった「ゆたか茶屋」がここ和泉葛城山山頂付近に移転したので
行ってみようかと右往左往したが、ガスのため、以前乗り物で来た自分の記憶の中の
どのあたりにいるのかがよくわからなかった。
「ゆたか茶屋」は粉河ハイランドパークにあることがわかったが、
現在地からそこまでは片道2.8kmもあり、すでに12時半にもなっていたので行くのを断念。
再び展望台まで戻ってきたらもう誰も居なくなっていたのでお昼にした。
展望台は収容力抜群で、テーブルとイスが何組もあったりで今日のような天気の日には
まさに避難小屋みたいなもので快適に過ごせた。
午後から雲が吹っ切れるはずであったが、待てど暮らせど一向にそのような様子が無いので、
午後15時前には下山体制へ。
下山のBコースも整備が行き届いていて快適。途中、一瞬舗装林道を歩く部分もあるが、
大部分は自然林や植林の中を歩く感じで、およそ想像どおりで特筆すべきものは無かった。
蕎原バス停のある塔原(とのはら)と渓流園地の駐車場に近いところに下りる分岐があった。
塔原まで行って戻ってきてもよかったが、時間も時間なので駐車場に近いほうへと下山。
朝、車で通った林道に出た場所はそぶら山荘の1km以上手前だった。
駐車場に向けて林道を歩いていると空はスッキリ青空で山頂付近にもガスが無さそうだった。
そぶら山荘のパン屋目当ての車の往来が何台も。。
店の前を通りかかったときにはもう車は1台くらいしかなく、
裏山のステージからはトランペットの生演奏が聞こえてきて森のライトアップがいい感じだった。
和泉葛城山の別の一面を知ることができたり、けっこうたっぷり歩けた一日だった。
その他の写真は以下より。