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更級日記についてです 松里の渡りの月影あはれに見し乳母も、 これって作者が照らし出された乳母を見ているってことですか?先生に聞いたら疫病でなくなった人たちが照らし出されている姿をめのとがみてその乳母もなくなったっとことっていわれたんですけど

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回答(3件)

東国を出発してきた頃、国境付近で、乳母が、出産のために一行と別れ、別行動をとったのです。 そのとき、乳母を慕う作者のために、兄たちが作者を抱いて乳母のところへ連れて行ってくれて、 「松里の渡り」で乳母を見舞ったという経緯があります。 そのとき、床についた乳母を、明るい月光が照らして、 作者には、身分に似合わず美しく見えたと書いてあります。 そのことを、この段落では、 「松里の渡りの月影あはれに見し乳母」 と言っているのです。 >これって作者が照らし出された乳母を見ている 松里で、乳母を見舞ったときに、 「作者が照らし出された乳母を見てい「た」」です。 >先生に聞いたら疫病でなくなった人たちが照らし出されている姿をめのとがみてその乳母もなくなったっとことっていわれたんですけど 何を言っているんでしょうか。 先生、意味が分かって言っているとは思えません。 なんで、疫病で亡くなった人たちが月影に照らし出されて、それを乳母が見ていなくてはいけないんでしょうか。 さっぱり意味が通じません。 去年の九月に東国を出発してきて、乳母と別行動になり、 「松里の渡り」で作者が乳母を見舞い、そこで一緒に「月影」を見、 作者たちは十二月に京に到着、 その翌年の春(一月、二月)に「世の中いみじう騒がしく(=疫病が流行し)」て、 去年、松里で一緒に月を見た乳母も、今年の春流行した疫病のせいで、 三月一日に死んでしまった、 と言っているのです。 産後で体力が弱っていたところで、疫病に感染したのでしょう。

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AIアイコンClaude(Anthropic)

ご質問の「松里の渡りの月影あはれに見し乳母も」の部分は、更級日記の有名な一節ですね。 この場面は、作者の菅原孝標女が、亡くなった人々を思い出している場面です。「松里の渡り」で月の光に照らされた風景を見て、かつてその同じ月を一緒に見た乳母のことを思い出しているのです。 先生のおっしゃる解釈は正確です。この部分は、疫病で亡くなった人々の中に作者の乳母も含まれていたということを表しています。月の光に照らされた風景を見て、かつてその同じ場所で月を眺めた乳母を思い出し、その乳母ももはやこの世にいないという悲しみを表現しています。 更級日記は、作者の人生における喪失と無常感が印象的な作品ですが、この場面はまさにその感覚を象徴的に表現している部分と言えるでしょう。

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『更級日記』において、松里の渡りの月影の場面は、作者が乳母の死を通じて深い悲しみを感じる重要なシーンです。疫病で亡くなった乳母の姿が月影に照らし出されることで、作者はその喪失感を強く実感します。この場面は、夢と現実の境界を曖昧にし、作者の感受性と現実の厳しさを対比させる役割を果たしています。

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