川柳(俳句)の評価、添削お願いします。感想だけでも構いません 夕立や おもい心は もう嫌い 失恋がテーマです。想い心と重い心を掛けており、夕立で失恋を匂わせています。もう恋心なんて抱きたくないという主人公？の気持ちをストレートに「もう嫌い」と表現しました。 なんかもっと別の良い表現があるような気がしますが、自分ではこれが限界でした…

夕立や おもい心は もう嫌い 拝読しました 「想い心と重い心を掛けて」と気づける読者は多くないかも知れないです 「想い心」とは言わないからです また、中七下五が文章として流れに違和感があるように読めました 「嫌い」ではなく「嫌だ（いや・だ）」ならまだわかるのですが 自覚されているようですけど下五が感想になっているので、俳句なら直接的に想いを書かずに伝わる表現を探りたいです 夕立やおもい心を引きずって 原句の眼目である「おもい心」を用い、中七末の助詞と下五を変えて、作ってみました 引きずるは、もう恋なんてしないとは反対に受け取れる言葉ですけど、もう恋なんてしない想いの核には「やっぱり恋をしたい」想いがあるだろうと思えたので採用しています そして、引きずるは想い心と重い心の、どちらでも意味の通じる動詞になっていることもあります 夕立を引きずるおもき心かな という句も思いつきました 想いを諦め重いだけの意味を持たせた句です しかし提示させていただいた2句には共通の「問題点」があります それは「夕立」と「おもい（重い）」は距離が近いことです 夕立を降らせる雲は黒く重く見えることと、場面的に涙を想起しやすいこともあってイメージが近く、イメージが近いとどうしても句の奥行きが物足りなくなってしまいます なのでできれば他の季語を用いて、例えば「夏の日やおもい心を引きずって」「夏の日を（あるいは「の」）引きずるおもき心かな」などとした方が、距離を取れるとは思います もっといい季語がありそうですけど 眼目である「おもい」を諦めるなら、また異なる展開の句を作れそうです 俳句として意見を書かせていただきましたが、いかがでしょうか 何か参考になれば幸いです