東北大学農学部のAOⅢ期を受ける予定の高校3年です。下書きをしたので添削して欲しいですm(_ _)m できれば厳しめでお願いします。 私は、農業の現場を支えるだけでなく、観光や教育の分野に農業技術を応用させ、人と自然の関わりを多角的に深めることができる研究をしたいと考えています。さらに、昔から続く農業の形を保全し、その価値や魅力を広く伝えることも、将来取り組みたい課題の一つです。そのために、貴学の農学部で「環境DNAを用いた自然空間の分布マッピング」の研究、実用化を目指し、幅広い活用の可能性を探っていきたいと考えています。 この関心の原点は、幼少期から祖父母の農作業を手伝い、自然と共にある暮らしを体験したことにあります。また、横浜市青葉区の寺家ふるさと村における、自然の中の散策やワークショップなどの活動では、農業が人と自然のつながりを形作る大切な営みであると感じました。それと同時に、獣害を初めとする人間の活動と自然が衝突する現実にも直面し、そのつながりの維持が決して容易ではないことも学びました。高校からは、人と自然の共生について自分で探究学習を行い、その過程で多様な用途が期待される環境DNA技術に出会いました。今までの経験を見直し、自分にできることを考え「白神山地におけるニホンジカの環境DNAマッピング」に挑戦し、慶應義塾大学主催のバイオサミットでは、選考を経て、研究計画を発表する機会をいただきました。また、千葉大学のAscentプログラムでは生物・化学分野を中心に大学レベルの学びに触れ、研究への視野を広げることができました。 貴学を志望する理由は2つあります。第一に、豊かな自然環境を有する東北の地で、実際のフィールドワークを重視した研究ができる点です。白神山地をはじめとする多様な自然環境は、学習、研究に理想的な場だと考えています。第二に、二年次からのコース分けにおける資源環境経済コースで、農業経営や地域資源の活用まで含めた実学的な研究が可能である点です。環境DNAの応用と伝統的農業の保全、さらにはその他産業への応用を考える上で、経済的な視点を学べることは大きな強みになると考えています。 私は科学的アプローチを通じて、人と自然が持続的に共生する仕組みを明らかにし、それを農業の発展や教育・観光の分野に応用していきたいと考えています。今までやこれからの経験を社会に還元し、農業の価値を次世代につなげることが私の目標です。そのために、実学を重視し、フィールドと研究の双方から学びを深められる貴学農学部での学びが不可欠です。 以上が貴学を志望した理由です。