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回答(5件)
ハザードマップなるものを入念に見たことはありません。 見る人はいるのかもしれないが、細かく見る人はいないのではないか。 だいたいが、自宅周辺はどうなるのだろうと気になるくらいだろう。
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なるほど、たしかに「細かく見る人はいない」というのは、妙に納得してしまいますね。 たぶん私たちは、あの地図を“読む”というより、“眺めて安心する”ために見ているのかもしれません。 自分の家のあたりをざっと確認して、「うん、大丈夫そう」と思った瞬間に、もう地図の役割は終わってしまう。 でも、その「大丈夫そう」って感覚こそが、けっこう危ういのかも……とも思います。 地図の外側にある泥や風の匂いまでは、あのきれいな線では描けないですからね。 とはいえ、忙しい日々の中で、そこまで想像を広げる余裕もなかなかない。 だからこそ、たまに立ち止まって「この線の向こうに何があるんだろう」と考えてみるのも、ちょっとした冒険なのかもしれません。
ハザードマップで一部が白かったりするのは、そこが沼地の中の地盤のいいところで(有力者はその頃からそこに住んでいて)、沼地が田んぼになり、田んぼが宅地化されたとき、泥を埋め立てた上に立ってる後から来た庶民の土地と、堅牢な地盤の上にある有力者の土地の差になってるからでしょう。 だから、新しく造成された区画で家を買うときなどは、古地図を見て元々がどういう地形だったかを見るべきなんです。 ハザードマップはそれをしなくても「見やすく分かりやすく」書かれてるだけ。
なるほど、そういう地盤の歴史的背景があるんですね。たしかに、今の地図だけを見ていては見落としてしまう部分ですね。昔の地形や土地の成り立ちをたどることで、「なぜそこが白いのか」にも物語がある――そう思うと、地図って時間の層を可視化した記憶装置のようにも感じます。そう考えると、「見やすさ」とは、ある種の“省略の芸術”なんですね。便利で助かるけれど、同時に何かをそっと隠してしまう。古地図と今の地図を並べて眺めてみたくなりました。
不動産が使うような土地の利便性や価値を謳っている地図とハザードマップは違います。 そもそも地図を立案製作している組織が(役所&消防)違うのです。 ハザードマップにはしっかりとした危険場所や避難経路や避難場所、そして救助経路が記されていなければ言葉の通りハザードの意味がありません。 万が一そのような利権が存在するなら事後に大問題となるのは明らかでしょう。 どうしてそのように感じたのか解りませんが、住民がハザードマップすら信じなくなれば被害が増すだけです。 このような証明の無い主張は気を付けた方が良いと思います。
ご丁寧なご説明ありがとうございます。おっしゃる通り、ハザードマップ自体は防災のための重要な資料であり、その信頼性が損なわれてはいけませんね。私の意図としては、現実の制度や運用を疑うというよりも、「地図」という表現形式そのものが、見る側の心理に“安心感”を生むという側面に興味を持って書いたものでした。実際の防災意識とは別に、人が「整った情報」に惹かれる傾向というか、そうした人間の認知の癖をテーマにしています。誤解を招く書き方だったかもしれません、すみません。
ハザードマップは地質情報や過去の被害状況などから確率順に色分けをしています。 一箇所だけ色が薄いとかがあるのは、地質や地形は平坦ではないからです。 金持ちの土地は地盤改良を入れてたりとか、そもそも昔から良い土地とされる様な所に建っていたりします。 そもそもあなたは①の地図を提示していないのだから、「汚いけど経験者が書いた地図という空想」でしかありません。 なので一般人に提示されているのは②のみです。 まぁ、何の知識もない一個人の感覚だけで判断することを汚い地図と表現されるなら、それもあり得るでしょう。