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総理大臣の靖国参拝は悪でしょうか? 「君がため世のため何か惜しからん 雲染む屍と散りて甲斐あり」 これは特攻隊として17歳で戦死された荒木幸雄さんと言う方が詠まれた句です。 強い意識を感じると共に、弱冠17歳でこの様な句を詠まれる事の心中を推し測ると非常に胸が苦しくもなります。 私達は、戦争の渦中に生きた彼らの思いに触れられる現代人だからこそ、戦争を否定し続けなければならないと思います。 しかしながら、その様な方々の意思や犠牲があったからこそ現代人がその生を授かっているととも言えます。 それならば、私達が自分なりに人の生や社会の在り方を自分自身に問い、彼らに尊崇の念を絶やさぬ事が重要だと思います。 これは、戦争や戦時下の日本の行いの肯定ではなく、寧ろ現代人が生きられている事への感謝の表明であると思います。 こう考えた時、日本の政治的代表者が靖国神社に慰霊に向かう事は日本国民として当然にするべき事ではないでしょうか?
私の論点を介さず歴史修正主義だなどと的外れな批判をして言い逃げする人も居ますので、一応立場を表明しておきます。 私は戦時下の如何なる武力行使も、自衛を目的とした物以外は否定する立場です。 その意味では、特攻攻撃そのものを美化する意図も無ければ、日本軍が外国人に危害を加えた事を軽視する意図も全く有りません。 しかし、同時に日本軍が武力を以て阻止した当時の敵国作戦があった事で、現代に生を授かった人々が居る事もまた事実です。 ここに道徳的な矛盾がある事で、感情論として話がややこしくなるのは理解できます。 しかしながら、我々が日頃先祖に手を合わせるのが道徳的に正しい行いである様に、我々の命を繋ぐ事の一助となる為に命を賭された方々に尊崇の念を持つ事もまた、現代人として当然ではないかと言う事です。 この日本人としての尊崇の念の表明において、その趣旨を明確にするならば、その個人の肩書きや立場はそれを否定する要素にはならないと言う事です。 靖国参拝が目的であるのではなく、英霊に対する敬意の表明をする為に向かった先が靖国神社と言う場所だった❞だけ❝の事です。
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