fc2ブログ

サラリーマン流浪記(バンコク編)

2006-2014年までのサラリーマン時代の流浪記録です

2013年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年09月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

タイ深南部の真実(16)帰京。。。ドンムアンへ

8月15日(終戦記念日)
 
全てのミッションを終えて、今日は12:30pmのナラティワート⇒ドンムアンで帰京する日。
 
念のため宿の主人に空港までの行き方を聞くと、宿の斜め前にあるエアアジア&タイ航空のオフィスから送迎バンが出るとのことで、徒歩30秒のオフィスへ。
受付の女の子に聞いてみると10:30amにこのオフィスを出発するとのこと。
 
さて、朝飯♪
近くのムスリム系食堂へ。
イメージ 1

やっぱり朝はこれに限りますね~
 
イメージ 2

ムスリム系なので豚は無いと思い、鶏を頼むも「魚」しかないと言われる。。。
魚のジョークは初めてかも?
しかも薬味入りで既に味付け済み。
アイスティーと合わせて40B。
 
イメージ 13
最初店員は50Bと言っていたが、それを聞いた女主人が「40Bちょうど」と言い直してきた。
正直でよろしい♪
 
タイ語の新聞を読む
一面はバドミントンで「中国に勝つ!」の大見出し
イメージ 16
ちなみに左上の黄色い服で横たわっているのは、某高僧のご遺体。。。
遺体の写真を見ながら飯が食えるようになった(笑)
 
帰りに許可を得てパチリ
イメージ 17
宿への帰りに見かけたムスリム系屋台。
ナンみたいなものを焼いていて、カレースープとセットで売っていた。
写真撮ってもイイ?と聞くと恥ずかしそうに微笑みながら・・・
イメージ 18
ほんと、南部の人たちは皆親切で明るくていい人ばかりだ♪
 
荷造りして一階の食堂で時間調整。
イメージ 19

待っている間に宿の主人を待って写真を撮ろうと思ったが結局現れず。
小柄で真っ黒に日焼けしたサッカー好きの華人。
腰が低くて、なんだか日本人みたいな感じ(笑)
 
ほんとお勧めの宿です。
 
さて、10:20amごろ不在の主人以外に挨拶して宿を出る。
また戻ってきたくなる宿。
 
10:30amちょうどにバンが迎えに来る。
4-5人の乗客を乗せて出発。

途中に寄ったホテルの玄関には・・・
 
イメージ 20
ハネムーンのようだな♪
 
空港までの道はほぼ一本道。
途中検問もあるがほぼフリー
何か月か前に空港近くで爆弾攻撃があったとニュースで言っていたのを思い出し、身構えながらの乗車であった。
やっぱり郊外へ出ると緊張する。
イメージ 21
ここナラティワート空港の定期便はドンムアン行の1日一本のみ。
空港の警備もかなり厳重
イメージ 22
待合ベンチで美女発見♪
イメージ 3

顔つきから明らかなアラブ系美少女♪正面写真はありません。。。
 
さて、搭乗口で待つと折り返し便到着
イメージ 4
イメージ 5

降りた客は皆傘をさしていたので雨?と思ったが、どうやら灼熱の滑走路上用の日傘であった。。。
 
イメージ 6
イメージ 7
定刻通り出発♪
イメージ 8
ナラティワートの海岸線
イメージ 9
雲の上を滑走する。
 
定刻通りドンムアン着
おぉ~、ここは旧イミグレだな。
イメージ 10
 
イメージ 11
 
そうそう、ドンムアンってこんな雰囲気だった。
ちょっと空港内を見物でも・・・と思っていたが、タクシー乗り場は長蛇の列。。。
イメージ 12
今日の夕方ブロ友さんと会う約束をしていたので、急いで並ぶ。
 
20分くらい並んでようやく乗車。
 
前方には珍しく?クラウン。。。あんまり見ないな。。。
イメージ 14
 
土砂降りのなかsoi2の宿へ向けてタクシーは進む。。。
わずか3泊4日の深南部への旅
 
あっという間に現実の世界へ戻ってきてしまいました。
 
おしまい・・・
 
次回は最終話。今回の旅の総括です。
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 15
 

| タイ2013 | 11:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(15)独り占めの風景

 
今回ナラティワートで宿泊したナラティワートホテル
ここの最大の売りはこの眺めと川から流れてくる涼しい風
イメージ 1
 
テラスに出て右を見ると・・・
イメージ 2
 
左を見ると・・・
イメージ 6
 
夕暮れの時・・・
イメージ 7
旅に出るとなぜか早起きできる(笑)6:30am
イメージ 8
 
イメージ 9
イメージ 10
客室は全6室だが、オレ以外に客はおらず、この景色と涼しい風を独り占め♪
 
夕方になると、ボートの練習をしている・・・
 
この動画では違う掛け声だが、全速で漕ぐときに「ソーロイ、ソーロイ」と言っている様に聞こえたので、一階の女性に「なんて言っているのか?どういう意味か?」を聞いてみたところ、やっぱり特に意味のない掛け声とのことだった。。。
 
どうも9月にはボート競走大会があるような事を言っていたな~
 
それ以降、この女性の部屋を通るたびに微笑みながら見つめられるようになったのは、チト困ったな~(笑)
 
最終日の夜は宿の食堂で夕食を取り、食後は2階の共有スペースで昨日の残りのレージェンシーをちびりちびり。。。
イメージ 11
 
お友達は・・・ここにも・・・
イメージ 12
イメージ 13
あっちにも・・・(笑)
 
テーブルの上はいつの間にか虫だらけ・・・(笑)
イメージ 3
 
こうして今日も夜が明けてきました♪5:58am
イメージ 5
 
さば~い、サバーイ♪な宿です。
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 4

| タイ2013 | 10:43 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(14)ナラティワート、平和で極楽♪

8月14日
感動的なナラティワート県庁訪問を終えて、一旦宿に戻る。
まだ、9:30am前。。。

ミッション完了して放心状態だが、街歩きでもするか~と、宿の共有スペースに貼ってあった地図を見ると、西の方にナラティワート・ビーチなる物があることを知り、早速出発。
 
イメージ 5
これは銀行の前のバリケード。
銀行は特に襲撃されやすいのだろう。。。
遠方から撮った街を警備する兵士。ヘルメットは着用していないので臨戦態勢って訳ではなさそうだ。。。
イメージ 4
日なたは結構暑い。。。30分くらい歩いただろうか?川べりに漁村らしきものが見える。
イメージ 1

この手前の橋を渡り川の対岸へ。。。
日本の海岸と同じように防風林が見える。
イメージ 2

この先は海だ♪
アンタラーイ(危険)の看板。
要するに「絶対に海に入って遊ばない事!」
イメージ 7
波打ち際にボートがあるように、急に深くなっている
イメージ 8
イメージ 9

海水浴客は全くおらず。。。まあ平日の真昼間だからね・・・
あ~平和だな~
 
日なたは暑いので、海の家でコーラを飲んで休憩
イメージ 10

昼前には宿に戻り、食堂でネットやりながら原稿の書き溜め
イメージ 11
そういえば、朝食も食べていなかったけ・・・
イメージ 12
イメージ 3
南部風の料理。カレーっぽい黄色が多い。
ちなみに左下の緑の物体はインゲンではなく唐辛子ですので念のため(笑)
 
あとは2階のテラスから川を眺めて一日を過ごす。。。
涼しくて、平和で極楽極楽~♪
 
次回はテラスからの風景特集、最終回は帰郷編です。
本編はあと2回で終了。
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 6
 
 
 

| タイ2013 | 12:48 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

No,32-2 ナラティワート県 จังหวัดนราธิวาส/嗚呼!感動巨編♪

さあ、これからが本当のナラティワート県庁訪問です。
 
モーターサイの運ちゃんに「この先の県庁へ行ってくれ」というと何やらモゴモゴ言っているが良く分からない、どうもあまり行きたくないらしく「何の目的で行くのか?」を盛んに聞いてきた。どこの部署に行くのか?知り合いがいるのか?

しょうがないの77県庁制覇の野望を説明すると、なにやら言いたげだったが渋々とスタートした。
 
郊外にでて10分以上走ったか?
途中で検問所もあったが特に止められず。
 
ここナラティワート県庁も無駄にドデカイ敷地にどど~んと建っていた。
 
正門で止められ、ここでも女性警備員2人に目的を尋ねられたので、繰り返し77県庁制覇の野望を説明するも、今までと違った反応であった。

身分証明書の提示を求められ、何やら長々と説明し始める。理解率2-3割。
「チャン・ソーン(2階)に行け」と言っていることは分かったのだが、なぜ2階に行かなければならないのか?が全く分からない。

「写真を撮るのはダメなのか?」と聞いても長々と同じような話を繰り返すばかり。。。
 
そのうち、奥から武装した警備員(兵士?)もでてきて同じような問答を繰り返す。
警備員は「分かったか?」と言ってくるが「2階に行け」ということしか分からない。。。

なので「50%くらいは分かった」答えたが、渋い顔。。。だが、どうにか門は通してくれた。
 
果たしてどうなるのか?2階ってどういう意味???
 
モータサイが庁舎の前に着くと、運ちゃんが「入り口の守衛のところへ行け。オレはバイクを駐車場に入れて待っている」ってなことを言い、オレを置いて走り去ってしまった。

この後の展開が全く読めず、すごい不安に陥る。
 
言葉が分からず、不審者として尋問されるのか?もしかしてこの庁舎内に拷問部屋でも???(笑)
と、建物の玄関にいrた守衛が出てきてまた目的を尋ねてくるので、同じ言葉を繰り返す。

この守衛は英語も出来るようだが、オレはタイ語で通す。
パスポートを取り上げられ、職員に促され庁舎の中へ入る。
そのままエレベーターに乗せられ2階へ。。。
この瞬間全てが分かった♪

そうなのだ、写真を撮るにはお偉いさんの許可が必要で、その許可を得るため2階に通されたのだ。
 
長い廊下の先のベンチでタバコをすいながらスマホをいじっている、如何にもエラそうなおっさんがいた。
同行の職員からオレの身柄とパスポートを引き渡されて、職員から簡単な説明を受ける県幹部職員
幹部職員から促され横に座るオレ。。。

オレのパスポートをペラペラめくりながら、何度か繰り返された質疑応答。。。
オレはデジカメの今までの県庁の写真を見せながら「ただただ、こういった写真が撮りたいだけで、他意はまったくありませんと」力説する。

結構ひやひやしながら、でもここで引けるか!って思いで力説した。
途中、オレの旅歴なんかを聞きながら終始和やかな雰囲気ではあったが、油断は禁物!
 
幹部職員は突然「写真は何枚撮るつもりだ?」と言ってきた。。。
「う~ん、2枚、いや3枚撮らせてください!」とお願いすると「OK!」と快諾してくれた♪
やった~♪♪♪
 
立ち上がってふっと顔を上げると、我々が座っていた箇所はオフィスの入り口付近で中が丸見え。。。
中の職員の注目を一斉に浴びていたことが分かり、幹部職員と共にオフィス内の職員にもワイで御礼(笑)
幹部職員から呼びつけられた若い職員が監視役となって建物の外へ。
 
こうして苦労の末に撮った3枚がこれ!
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
撮影後デジカメで3枚の写真を確認してもらい、監視役にもワイで御礼。
この若い職員に「次はどこの県庁に行くのか?」と聞かれたので、「今回はこれで終わり。次は年末ぐらいに来ますがどこに行くかはまだ決まっていません」と正直に話す。
 
皆様、ありがとうございました♪
 
モーターサイに再び乗って正門へ。
さっきの女警備員2人が笑顔で「どうだった?」って感じで聞いてきたので「ありがとう!写真撮れたよ~」とここでも再びワイ♪
 
ほんと、みなさんありがとう♪

危険を顧みず厳しい現状に立ち向かっている皆様に、こんな軽薄な目的だけで無理を言ってスミマセンでした。
何度でも言います。
皆さんほんと~~~~~~~にありがとう♪
 
2013年8月14日
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 4
 

 

| タイ77県庁制覇! | 12:34 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

No,32-1 ナラティワート県 จังหวัดนราธิวาส

8月14日
 
今回最後の県庁訪問はタイ最南部の県、ナラティワート県です。
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後かと思ったんですが、意外な展開に・・・。
 
気持ちよい風で6:00am前に目覚める。
テラスに出て風に当たる。あ~極楽極楽♪
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 5
8:00am、シャワーを浴びた後にいざ県庁訪問
場所は宿の共有スペースにあった地図で確認。意外に近い。
 
武装警官に見つめられ、完全武装の兵士に不審の目を向けられながら約10分ほどで到着。
 
入り口の守衛にタイ77県庁完全制覇の野望を語り入れてもらう。

おっと、番犬の有無を確認するのを怠ってはいけないな(笑)
守衛に「実はソンクラー県庁で番犬に襲われて怖い思いをした。ここに番犬はいないですよね?」と。。。
守衛は笑いながら「いない、いない。大丈夫だ」と。。。
 
安心して県庁舎に進んで、前庭の芝生に入りパチリ
イメージ 6
イメージ 7
エピローグでも紹介したが、県庁舎の前にはเมืองนรา น่าอยู่
イメージ 8

つまり「居心地(住み心地)の良い地ナラティワート」と。。。
これは県民の思いが込められた重たい言葉だな。。。

現在の独立派武装勢力と軍・警察の壮絶な戦いから解放されて、自他共に認める「居心地の良い県」になれるよう是非ともがんばってもらいたい!
 
さて、既に8:00amにもかかわらず何故か扉が閉まっている県庁舎。。。
確かに不思議ではあった。。。
イメージ 9
ありがとう!と守衛所を通って3人の守衛に挨拶すると、一人から意外な言葉が。。。
「ここは県庁じゃあないよ!」
 
へっ?
だって、ちゃんと建物にศาลากลางจังหวัด(県庁)と書いてあったし、門の外にもこんな立派な。。
イメージ 4
今撮影したデジカメ映像を見せながら「ほらちゃんとศาลากลางจังหวัดって表示されているじゃない?県庁でしょ?」

「違う!」

「じゃあここは何?」

「博物館だよ」
 
へっ?
そ、そういえば門の横にピピッタパン(博物館)って表示もあったな~
イメージ 10

それに平日なのに8:00AM近くになって建物の扉が閉まっていたし、警備もゆるゆる。。。
「じゃあ県庁はどこ?」と聞くと「ここをず~っと行った先にあるよ」とのことで、モーターサイか何かじゃないと行けない距離らしい。。。
 
なんだよ~入ったときに言ってくれれば・・・でも、教えてくれて助かった。
ここは旧県庁舎を博物館にしたところだったというのが真相のようだ。

もう一度お礼を言って大通りでモーターサイを捕まえる。
 
ここからは初めての体験、県庁舎で尋問を受けることになろうとは。。。
 
2013年8月14日
 
ぽちっとお願いいたします♪
イメージ 11

| タイ77県庁制覇! | 12:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(13)ナラティワートで深夜の妄想・・・

8月13日
 
日が落ちてから晩飯へ
1階の食堂も良いけど、せっかくだから外へ。

この宿の入り口は食堂しかなく、食堂にはシャッターがあったので「この店は何時に閉まります?」と聞くと、確かに「3トゥーム=9:00pm」と言った。
 
さて、まだ7:00pmくらいだが開いている店がほとんどない。
ナイトマーケットと称する場所に行ったが、ここもほとんどが店じまいをしている。
夜は極端に人通りが少なくなるとは聞いていたが、7:00pm時点でも人が少ない。。。
ぐるっと回って宿の近くまで来たが何もない。。。
 
やっぱり宿の食堂か~と思ったら、宿の近くで高そうな大型バイクが一杯駐車している。
イメージ 1

そこにはこの町に不釣り合いな高級そうなレストランが。。。
イメージ 2
มันตรา(マントラー)

もう選択の余地なく店に入る。
店内はこんな感じ
イメージ 4
イメージ 5

一番奥には川にせり出したオープンテラスがあり、ここも風が気持ちい♪
ナラティワートには「風の街」という称号がふさわしいな~
かなりしっかりしたメニューだった。
イメージ 3

選択肢が多くて迷うが結局この3品をオーダー
イメージ 6
イメージ 7

特にこのラープ・プラームック(ナマズのラープ)が美味しかった♪
この店、店構えと客層の割には料理の単価は100B以下とそう高くはないが、多分この地の値段としては別格なのかもね?

客は多分外の高級大型バイクのオーナーなのだろう、でっぷり太った偉そうな男や、上品な服を着た女性が多かった。
ビール一本では足りずリージェンシー(ウイスキーの小瓶350B)をもらう。
あとソーダもと頼むと、ソーダーと水割でいいですね?と。。。
???

ウイスキーを作ってもらうのを見ていると、ウイスキーを注いだ後ソーダ半分水半分を入れる。。。
他の客を見ても同じように作っている。どうもこれがナラティワート流儀の様だな。
 
ところでオレに付いたちょっと禿げ上がった40代半ばの男のウエイター
イメージ 8
イメージ 9

オレの注文に「カ~♥、カ~♥、カ~♥」・・・・
思わず顔を見上げると「にこっ」・・・
去っていくときの腰の振り方、手・指の使い方・・・
555
タイは本当にオカマが社会的に受け入れらているな~(笑)
 
このオカマ・ウエイターとちょっと話をした。

オレ「料理はどれもおいしいね~それにこのラビアン(テラス)風が気持ちよくてすごくいいよ♪ところで、ここに来るまではナラティーワートって怖いところだって聞いていたけど、全然普通の街じゃない?」

ウエイター「あ・り・が・と・う♥ そうね~、確かに郊外では今まで爆弾事件や殺人が多かったけど、街中は安全なのよ~、みんな怖い怖いって言ってここに来ないから本当のことを知らないだけなのよ~、これからどこに行くの~?バンコクに戻る?そうしたらバンコクの人によ~く言っておいて、ナラティワートは怖いところじゃないって♥」

このウエイター(いやウエイトレス?)すごいおしゃべりで(高級店だけあって礼儀は正しい)ず~っとこんなような事を言っていた(8割ぐらいの理解率)。
 
そうなんだよな~このウエイターの言うとおり♪
うちの会社にもよく貼ってあるトヨタの格言を模した格言「現場・現物・事実」
百聞は一見にしかず
 
連日放送される深南部3県でのテロ
たしかに平均すると2人/日に殺されている事実はあり、実際に住んでいる人は恐怖も感じているのだろうが、これまで見てきた3県の人の表情にはそういった現実は窺えなかった。。。オレはたまたま運が良かっただけなのかもしれないが、、、
 
このオカマのウエイターの言葉を聞いて、今回の深南部3県の旅の題名を「タイ深南部の真実」としたのだ。
 
さて、時計を見るとすでに8:30pm。。。
宿のシャッターが下りるのは9:00pmなので余裕~と思って、徒歩3分ほどの宿の前まで来ると・・・
ん?ん?暗いけど・・・

宿の正面まで来ると・・・
な、なんとシャッターが下りているではないか~
えぇ~~~~!!!
 
この瞬間さっきのウエイターの話など吹っ飛んでしまい
「宿へ入れない」→「どこかで野宿」→「人通りの途絶えた時間にテロリストが出没」→「拉致される」→「目隠しされてテレビカメラの前に」→「オレの後ろで銃を構えた男がテレビカメラに向かって声明を読み上げる」→「ただ今からこの非イスラム教徒である日本人の処刑を開始する」→「生中継でタイ全土に放送される」→「後ろの男が腰の長刀を抜出し」・・・・
 
なんだかタイ南部解放戦線とアルカイダがごっちゃになった妄想で頭がパニック状態に。。。
既に周りには人が歩いていない。。。
 
ちょっと冷静になってシャッターを見てみると、隙間から光が・・・
「ということは従業員はまだ寝ていないってことだな」
と思うとすぐにシャッターをドンドンドン(実際にはガシャガシャガシャ)と叩く。
すると中のシャッターそばから女性の悲鳴が・・・
「あの~オレ今日のゲストなんですけど開けてくれませんか?」と言うと、シャッターの小窓が開き「お~、あなたを待っていましたよ~」との声が。
助かった~♪
 
女性の悲鳴は、ちょうどシャッター近くで食事中だったらしく、いきなりオレがシャッターを叩いたもんだからびっくりしたらしい(笑)
ガラガラ~と開いたシャッター。従業員のアンちゃんがにっこり微笑んでいたがオレは「たしか(シャッターが閉まるのは)9:00pmだったよね?」と聞くと「そうだけど客がいないので一旦閉めた。あとはあなたを待つだけだった」と。。。
 
あ~びっくりした。。。
酔いも吹っ飛んだので、レストランから持ってきた余ったレージェンシーをちびりちびりやりながら、風に吹かれて眠気が来るのを待つ。

そのうちウトウトしてきて、今日の長いなが~い一日が終わったのでした。
 
ぽちっとお願いします♪
 
イメージ 10
 
 

 

| タイ2013 | 12:35 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(12)ナラティワートホテルの真実

8月13日
 
一つ前の記事で書いた通りここはかなり古い木造2階建ての旅社(華人経営の安ホテル)
イメージ 1
イメージ 2
チェックインしようと近づくが、どうみても入り口は食堂。。。???
しかも、食堂に全員がビールを飲んでいるのだが、鋭い目つきの男ばかり。。。
イメージ 5
食堂に入ってすぐの所から奥を撮影。
右奥が台所兼事務所
奥に店員らしき人がいたので「ここってホテルだよね?」と聞くと「そう」との返事。。。
部屋は空いているようで、トイレ(シャワー室兼用)は共同、ファン付きで200B/泊
 
部屋を見せてもらうために店の奥に案内されたのだが、ウナギの寝床のような作り。。。
(上の写真遠くに写っている赤っぽい服を着た女性のいる方向に長い廊下が続く)
奥に部屋らしきスペースがあるのだが、ドアの前にもヤバそうな男がいっぱいいて注目を浴びる。
 
ドアが開いていた部屋をちらっと見た瞬間、「あ~、ここは売春宿だ」と直感。
別に経験は無いんだけど、それ以外考えられない。。。
 
更に奥に進むと川が見え、一番奥にある階段を登って2階が「旅行者用の客室」だった。
イメージ 7
廊下の突き当り回れ右すると2階に上がる階段がある。1階はみな女性の部屋。
営業中は扉が開いている。。。営業終了後に撮影。。。

2階の客室(旅行者用)は全部で6室。今日の宿泊者はオレだけの様だ。
イメージ 6
左右に3室づつ合計6室ある客室
 
部屋を見せてもらったが、部屋を見る前にここに泊まることを即決。
イメージ 8

理由はこの眺め♪
 
イメージ 9
 
すばらしい~
しかも、川からの風がすごく気持ちい~♪
カギを受けとると、早速川べりのラビアン(テラス)に椅子を出して夕涼み
本当に最高の環境だ♪
 
ここからの眺めは別に記事を書く予定。
 
さすが地球の歩き方に載っている宿!共有スペースにはこんな本もあった。
イメージ 10

また、日本人客がが書き残した、この近辺の案内(特にマレーシア国境への行き方や注意事項)をパウチしたものもあった。
 
かなり古い建物で、華人経営の売春宿兼旅社だったようだが、こんな施設を地球の歩き方に載せてよいのだろうか?と最初は思ったが、1階と2階は隔絶しており、別に客引きもない。
しかも、ここの経営者の華人家族がすごく親切丁寧で感動的だった。

主人の写真は撮り損ねたが、これが旅社のスタッフ。
イメージ 11

奥さんは華人系だが、残りの若い二人はちょっと違った顔つきなので、血のつながりはないようだが、皆すごい善人♪右の娘は多分10代後半だろうが、う~ん職場の環境がねぇ~?(笑)

主人は小柄で真っ黒に日焼けした華人。この主人についてはまた別の機会に書いてみよう。
 
女性の一人旅ではあまりお勧めしないが、1階の環境を気にしなければ最高の宿だ。

ふとしたきっかけで、1階の某女性(抜群のスタイルで色白、推定年齢は50半ば過ぎか?(笑))と会話するようになった(別に部屋に入ったわけではありませんので、念のため)が、1階の住人も良い人ばかりだったし、こちらから進んで接触しなければ向こうから接触を求められることもないので、そういう意味では1階の住人も同じ宿泊者だ!と思えばいいだけだ。
 
この某女性、それ以降オレが通るたびに微笑みながらオレを色目で見ていたのは気のせいかしら?(笑)
 
荷物を降ろし、シャワーを浴びた後AISのオフィスに行って戻った後は1階でビールを飲みながら涼む
1階の食堂も風通しが抜群♪
(上から3番目の写真)
 
ほろ酔い気分の後は、2階のテラスから川をず~っと眺めて過ごす。
イメージ 3

今日の日本は40℃超とか、東京の最低気温が30℃超とか暑苦しいニュースを見たが、ここはまさに軽井沢といった別天地だ。
ここで30分川風に吹かれていると、日本に戻る気が完全に失せてしまった♪
 
しばし先生の事も忘れてしまっていたくらい、心地よい風と眺めであった(笑)
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 4
 

| タイ2013 | 13:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(11)3県の携帯電話通話規制②解決編

8月13日
 
たまたま見つけたナラティワートホテル。
実は出発前に図書館で地球の歩き方の古いヤツを立ち読みしていて、名前だけは知っていた旅社。
場所は覚えていなかったのだが、ちょうどいいところにあった~♪
イメージ 2
イメージ 1
イメージ 3
木造2階建て。相当古い旅社。。。築100年???
 
この旅社については後で詳しくレポートします。
 
まずは店の主人にセブンイレブンの場所とAISのオフィスの場所を確認
AISのオフィスを聞いたのはAISの通話ができるように登録に行かなくてはならないため。
主人に電話の状況を説明するとやはりヤラーのtuk-tukの運ちゃんと同じ事を言っていた。
(一つ前の記事で書いたが、深南部3県では登録(タビアン)しないと電話を掛けることができないため)
歩いて10分ほどのオフィスへ
イメージ 4

受付で「私はAISを使っているのですが、電話が使えなくなりました。AISのオフィスで登録をする必要があると聞いたのでここに来ました(オレの言ったタイ語の直訳)」と申し出ると、
おっちゃんが「AISを契約した時の契約書はあるか?」と聞いてきた。。。
???
「いいえ、持っていません。なぜならばこのシムはセブンイレブンで買ったものだからです(オレの言ったタイ語の直訳)」
多分オレの発音が悪いのだろう。。。おっちゃんは「契約書を・・・」と繰り返すだけだった。
イメージ 5
真ん中の禿げ上がった人のよさそうな人がオレのタイ語を理解してくれなかったおっちゃん・・・

と、隣にいた客(後ろ向きの黒い服の女性)が「
+*?☆@-■%・・・・・」と(多分)マレー語で聞いてきたが全然わからないので「タイ語と英語と日本語ができます」とタイ語で言うと、おっちゃんは英語のできるスタッフを連れてきた。

と、店員が全員注目する中、誰かがその英語が出来るといわれる若い男に「あら、あなた日本語ができるの~?」と茶化して店内大爆笑
若い男は照れまくっていたが(笑)

たどたどしい英語で質問するあんちゃん。英語ができるってレベルでは全然ないな。。。。
オレはあくまでもタイ語で「セブンイレブンで買ったので契約書は持っていません!」と言うと、このあんちゃんは理解してくれたようで、パスポートのコピーを取って、そこにオレの電話番号を書かせ、サインを求められ、更に拇印を捺させた。
 
タイで拇印を要求されるとは、この登録って相当シビアなのね。。。
あんちゃん曰く「30分後に開通します」と。。。
宿に戻って30分後にスマホを見るとちゃんとアンテナが3本立っていて、こんなSMS(下段)が来ていた。
イメージ 6
よしよし♪
ちなみに手続きは以上で費用は無し。
 
深南部3県に出かける方は要注意です。
 
タメになった♪と思った方は、ぽちっとお願いいたします♪
イメージ 7
 

| タイ2013 | 10:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

タイ深南部の真実(10)3県の携帯電話通話規制①事実確認編

2013年8月13日
ヤラー⇒ナラティワート
 
さて、次の目的地ナラティワート
TUK-TUKにナラティワート行きのロットトゥ乗り場まで送ってもらう。
車内ではタイ語の南部方言についての運ちゃんの解説を聞く。
言い回しや声調が微妙に違うようだが、もう忘れた(笑)

また、「南部の人は早口でしゃべるので全然聞き取れないよ」と愚痴をこぼすと「そうそう南部人は早口なんだ」と教えてくれた。
 
そうそう、今朝パッターニに入ったころから携帯電話がつながらなくなった。
オレのBBでは、こんな表示(右上の黄色の輪内にSOS)が出ていて電話が掛けられない。。。
イメージ 1

以前ネットで「深南部3県では登録をしないと電話が使えない」とか書いてあったのを読んだ記憶が薄らとあるのだが、ちょうどいいので運ちゃんに聞いてみると・・・

「深南部3県では登録(タビアン=電話番号と契約者本人との照合)しないと、電話は受け取れるが、こちらからは掛けられない」とのことであった
理由についてもいろいろ言っていたが、早口すぎてよく聞き取れなかった(笑)
おそらく犯罪での使用防止策なんだろうけど。。。
 
ナラティワートで解決したので②解決編で詳しくレポートします。
 
駅近くのロットトゥ乗り場で下される。
ここがナラティワート行ロットトゥのチケット売り場。
イメージ 2

この女の子はすごく愛想がよくて、この表示นราฯ(ナラー)の意味が分からなかった(ナラティワートは略してナラーと言うことをこの時初めて知った)が教えてくれた。
一見堅物そうな雰囲気を漂わせているが、話しかけると皆愛想がよくて親切な人ばかり。
 
南部3県の人たちこそ「微笑みのタイ」の代表だと本当に思ったよ♪
 
さて、すぐに出発。
ヤラー⇒ナラティワートは基本的に山越えルート
山間部を走り抜け、約一時間で街に着く。

皆降りる場所を次々に言って降りていく。
ほんの10m先であろうと、行き止まりの道をほんの数メーター入ったところであろうと、遠慮なく指定していく。
こういう乗り物は日本にあっても良いような気がするね~
特に終電過ぎだったら、引っ張りだこ間違いなしだろうけど、いろいろな規制があって日本では実現しそうにないな。。。
 
さて、残り4人になった時、運ちゃんが「どこで降りる?」と聞いてきたが、全然わからない。。。
と、ちょうど前方に時計台が見えてきたので思わず「ホー・ナリカー(時計台のこと)」と口走る。。。
まあ、時計台も大概は街の中心にあるものだし、今走っている場所は間違いなく市の中心の様相だったから。。。
イメージ 4
 
降ろされた場所はちょうど兵士が完全武装で警戒している場所だった。

ヤバい(兵士を標的にした攻撃を受けた時巻き添えになる)ので足早に歩くと、ちょうど川が見えた。
川沿いの道を歩くと英語でナラティワートホテルの表示を見つける。
 
続く
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 3

 

| タイ2013 | 10:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

No,31 ヤラー県 จังหวัดยะลา

深南部3県で2県庁目はヤラー県です。
イメージ 3
 
wikipediaによると人口密度92人/k㎡
多くが密林、ゴム園なんでしょう。。。。
こういうゴム園でよく他殺体が発見されています。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅前でTUK-TUKの運ちゃんと交渉成立し、県庁めぐりのスタート♪
実はこれが「県庁制覇」を始めてから初めての苦難の道のりだったんですよ。。。
 
駅からの道をまっすぐに行くとやがてロータリーがあり、そこにヤラー県庁はあった。
途中にโรงเรียนสตรียะลา(ローンリアン・サトリー・ヤラー=ヤラー女子学校)と女子校があった。
タイには日本同様男子校・女子校というのがある事はきいていたが、女子校を見たのは初めてのような気がする。
 
さて、運ちゃん曰く「tuk-tukでは中まで入れないのでここで待っている」とゲートから少し離れた場所で下される。
イメージ 4
ゲートを見るとかなり厳重な警備のようだ。
見えないところに重武装の警備員多数。
イメージ 5

郊外にドドーンと立っている県庁とは違い、街中では警備もしづらいのだろうか?かなり厳重。
 
歩調を緩めず、ずんずん進むがゲート横でおばさん警備員に止められる。

もう言うことは決まっていて、オレの77県庁制覇の野望を得々と聞かせる。
が、横で聞いていた怖そうな男警備員は「入るのはダメ!」と言っている。

しょうがないのでデジカメで過去に写した県庁の写真を見せながら、懇願するが「ダメ」
どこから来た?と聞かれたのでパスポートを手渡し「パスポートをここに預けても良いので入らせて」と頼むが首を縦に振らない。
 
「建物には入らない。前の芝生からだけでもいいので写真を撮らせて」とおばさんに懇願。
おばさんは「いいでしょ?それくらい?」ってな顔を男警備員に見せるが「カウ・パイ・マイ・ダイ」を繰り返す。
外からなら写真を撮ってもいいが、中に入るのはダメ!
 
諦める・・・31県庁目にして初めての断念。。。
本当に命を懸けて警備している警備員にこれ以上無理なことは言えない。

しょうがないので柵の外からどうにか撮影したのがこの写真
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 1
う~ん残念だが、ここヤラー県庁に来た記録はこれで残したので、心残りではあるがこれにて終了。
 
いつの日か厳重な警備が解かれ、だれでも自由に入れるヤラー県庁になる日を心待ちにしています♪
 
2013年8月13日
 
ぽちっとお願いします♪
イメージ 2
 

| タイ77県庁制覇! | 09:40 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT