日曜に「選挙の日に思うこと・・・ 」という題でタイの社会というか、子供の役割についてちょっと書いた。
ちょうど、いまヒアリングで聞いていたタイ語読本に「タイの家族」という章があったので一部抜粋してみた。興味深いです。。。
สมัยก่อนครอบครัวไทยเป็นครอบครัวเกษตร
พ่อเป็นใหญ่ในบาน สมาชิกในบ้านต้องเชื่อฟัง
สามีอาจจะมีภรรยาหลายคน
ญาติพี่น้องอยู่ด้วยกันเป็นครอบครัวใหญ่
นอกจากพ่อแม่ลูกแล้วยังมีปู่ย่าหรือตายายและบางทีก็มีลูง ป้า น้า อา อาสัยอยู่ด้วย
【訳】
昔、タイの家族は農家でした。
家の中では父親が一番偉く、家族は(父親に)従わなければなりませんでした。
夫は何人もの妻を持つこともありました。
大家族として親類兄弟が一緒に住んでいました。
両親と子供意外に祖父母やおじおばも一緒に住んでいることもありました。
【コメント】
ここで言う昔とはいつの時代のことかは分かりませんが、一般人も一夫多妻だったんですね~。
その名残なのでしょうか?タイの男のはやたらに愛人を作りたがりますね(笑)これはタイの伝統なのでしょうね(笑)
ในสังคมชนบทไทยทุกคนในครอบครัวเป็นแรงงานสำคัญของครอบครัว
ทุกคนมีหน้าที่ประจำในบ้าน
ผู้ใหญ่ออกไปทำไร่ทำนา เด็กโตช่วยทำไร่ไถนา
คนแก่อยู่บ้านทำงานเล็กๆน้อยๆหรือดูแลเด็กเล็ก
ลูกชายลูกสาวที่แต่งงานแล้ว แยกออกไปสร้างบ้านอยู่ต่างหาก
แต่ลูกสาวเล็กกับลูกเขยคนเล็กมักจะอยู่กับพ่อแม่ และดูแลพ่อแม่ตอนแก่
【訳】
タイの地方の社会では、家族全員が家族の重要な労働力でした。
全員が家の中での義務がありました。
大人は外で田んぼや畑仕事を、子供は成長すると農作業を手伝います。
老人は家に居て少しだけ仕事をしたり、小さな子供の世話をします。
子供たちは結婚すると家を出て別に家を建てます。
しかし、たいてい一番下の娘とその婿は両親と同居して、両親の老後の面倒をみます。
【コメント】
赤字の箇所が日本と一番違うところでしょうね?
つまり、家は末っ子の娘夫婦が継ぐのです。
日本では(最近はそうでもないかもしれないが)基本は長男が家を継ぐので全く反対ですね?
ここが「タイは女系家族」と言われるところなのでしょう。。。
自給自足生活の時代はこれで済んだのでしょうが、現在ではそうも言ってられなくなり、現金を稼ぐために子供達が出稼ぎに出て両親を養う、出稼ぎの仕事内容は千差万別ですが、皆良い暮らしをしたいさせたいがために相当無理をしているように思えます。
ただ、これはそういう習慣のない外人(日本人)から見たらそう思えるだけで、当の本人たちは「当然のこと」と思っているようですね。。。
思想は良いのですが、う~ん。。。現実の世界を目の当たりにすると、もうちょっとそういった環境を整備してやらないと。。。と考えてしまうのです。。。
よく「楽して稼げる場所がある方が良い」「本人たちはあっけらかんとしている」といった無責任な言葉を聞くこともありますが、各個人に深~く深~く聞いてみると「倫理観は日本人と全く変わらない」事が分かります。当然ですよね?
中略
ญาติพี่น้องในครอบครัวไทยสนิทสนมกัน ไปมาหาสู่กันบ่อย
ถึงแม้ว่ามีน้อยลงบ้างในสมัยนี้ แต่ก็ยังบ่อยกว่าสังคมตะวันตก
การไปเยี่ยมเคารพพ่อแม่ปู่ย่าตายายและญาติผู้ใหญ่ในโอกาสพิเศษถือว่าเป็นเรื่องสำคัญ
การไปไหว้ขอพรจากญาติผู้ใหญ่ในวันขึ้นปีใหม่หรือในเทศกาลสงกรานต์เป็นประเพณีที่คนไทยสว่นใหญ่ปฏิบัติกันทุกปี
【訳】
タイの家族内の親族兄弟は親しく、頻繁に行き来しています。
最近では少なくなってきたとはいえ、西洋(欧米)の社会よりは頻繁です。
特別な時に両親・祖父母・親族・年長者を訪問し、敬意を表することは大切なことと思われて(信じられれて)います。元旦やソンクラーに親族や年長者にあいさつに行って祝福を求めることは、多くのタイ人にとって伝統的な事なのです。
【コメント】
タイの家族の絆はかなり強いです。
日本もかつてはそうだったのでしょうが、タイでは今でもその伝統を引き継いでいます。
こうして、親族で守り守られているから、日本人の目には「ずいぶんお気楽」に見えてしまうのかもしれませんね?
いかがでしたか?
少しはタイの家族について理解を深めていただけたでしょうか?
この文自体は、毎日読んでいる「タイ小学1年生の教科書」より断然読みやすく、理解が容易でした。
つまり、この文章が読めたとしても1年生レベルには程遠いという事なのでしょう。。。
タイ語マスターへの道は厳しい~
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