10日ぶりの記事UP
仕事で疲れています。。。ハイ・・・
いまが一番忙しい時なのでしょうがないんですが・・・
そんなときの気晴らしが読書
先日、新聞広告?で新刊が目に入った
直木賞受賞作「下町ロケット」だ。
作品としてはサラサラ・あっさり味でこれといって特徴はないんだけど、題名が気になったので買ったのだ。
オレは大企業の中の弱小事業部で航空宇宙関連の仕事をしている。
自衛隊向けの航空機部品がメインだが、ロケット関係もそれなりにあり、ロケットエンジンのメイン部品も手掛けている。
この本の帯に書かれている「その部品がなければロケットは飛ばない」を地で行く仕事だ。
ストーリーはロケットエンジンの燃料系バルブシステムの特許を持った下町の弱小企業の社長が夢を追うという内容だが、まさに「メーカーの存在価値はそこにあり!」だ。
オレはエンジニアではないけれど、メーカーに就職したのはまさに「自分たちの作り上げた製品がなければロケットが、飛行機が○○○が飛ばない!」という誇りが持てるからだった。
一枚の板材、一本の棒材、一本のチューブ材が人の手を加えることにより想像もつかない形状に加工されていく様を見ているのも楽しい。
この主人公の佃社長の夢を追う姿はすごく共感できる。
だが、ある時点でオレの会社や仕事に対する熱意はぷっつり切れてしまった。
自分でもその切れた音がハッキリ聞こえた。
まあ、もともとそんなに太い情熱ではなかったので、簡単に切れてしまったのかもね(笑)
作品の中で、社長の夢を追う姿に反発した若手社員が辞めていく場面で、社長のこんなセリフがあった。
「俺はな、仕事っていうのは二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃあつまらない。お前だって、ウチの会社でこうしてやろうとか。そんな夢あったはずだ(後略)」
オレはどうやらこの二階部分を閉め切って、別に家を建ててしまったようだ。。。
今はただただ朝会社に行って、よほどの事情が無ければ定時間ちょっと過ぎに会社を出る生活。
(今は忙しいのでちょっとは遅いけど・・・)
管理職としては失格で、まさに負け犬サラリーマンの典型だ。
退社後はどこかの喫茶店で2時間程度タイ語の勉強をする毎日。
この2時間がオレにとって一番充実していて楽しい時間なのだ。
もう、スポンジのように浸み込む頭はない。覚えてもすぐそばから忘れていく・・・
結構つらいが、その代りタイに行ったとき彼らのしゃべる言葉が少しずつではあるが、だんだんと分かってくる。その進歩が手に取るように分かるので、それがうれしくて楽しくてしょうがない・・・
追いかける具体的な夢はないけれど、やりたいことがいっぱいで、今この瞬間は今までの人生の中でもしかしたら一番充実しているかもしれない!と思うこともある。
どうやらオレの二階部分はタイに作ってしまったらしい。。。
昨日タイ語検定3級の過去問題をやってみた。
う~ん、まだちょっとそのレベルには到達していないかな???
11月の試験まであと2か月ちょっと。。。間に合う自信は正直ないが、とにかく走り続けよう!
会社としても、語学奨励金を出したりしていて、外国語習得にはかなり力を入れている。
それは、これからの超円高対応として、海外生産拠点の稼働率のUPと更なる海外投資を図るつもりで、
その海外要員を作るのがその目的の一つのようだ。
もしタイ語が武器になってその要員になれたら、切れたハズの糸がもう一度つながるかもしれないな~と淡い期待も抱いている。
年齢、スキル、仕事環境等から考えてオレがその対象になる可能性は限りなく低いが、そうならなければそれで当初予定通り早めに会社を辞めて自分で飛び出せばいいだけのこと。。。
さて、これから民主党の党首選挙
誰が当選しても反日思想を持った輩なので、日本がよくなる可能性はゼロ。
国債の各付けは下がり、円高がますます進み日本のメーカーはどんどん海外に進出していく。
空洞化がますます進み、日本は廃退?これが民主党の思想なのだから・・・
早めに国外に出て行ってしまったほうがいいな~(笑)
↓いつの間にか4位に後退(涙)