2023年10月13日 (金) | 編集 |
富士見公園猫里親募集
日曜日は 里親会へ!
川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録を、3回に分けて連載してきました。本日最終回
外に暮らす猫の世話をされているボランティアの皆様のお役に立てばと思い、長い文章を3回にわたり綴ってまいりました。
いよいよ、本日、掲載最終です。お読みいただき、ありがとうございました。
なお、1回目~3回目までの全てをPDFにまとめ後日、掲載いたします。
皆様の活動の何かの時にお役に立てましたら幸いです。 犬猫救済の輪 結
連載(①~③) その ③
川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録
大規模な工事が始まる現場、そこに猫達がいた!
③川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録
猫のお世話をされるボランティアさんへ。 富士見公園 新シェルター写真集、 新シェルター展開図、平面・立面図。
3回目の内容
4) 外に暮らす猫達の世話をされているボランティアさんへ
5)富士見公園 新シェルター写真集、 新シェルター展開図、平面・立面図
4)外に暮らす猫達の世話をされているボランティアさんへ
外に暮らす猫達のお世話は本当に大変です。毎日の給餌給水、健康チェック、投薬、そして不幸な命が産まれないようにと不妊去勢手術のための捕獲、通院等、心も休まるときがありません。今でこそ、野良猫も法の「愛護動物」であるという理解が進んできましたが、私達は長年「餌やり禁止」と言われながらも猫達を見捨てることなく守ってきました。2012年、地域猫発祥の地、横浜市で「餌やり禁止」看板が全ての公園から抜かれたのを皮切りに全国でも、餌やりは基本的人権に基づく当然の権利として認められ地域猫という言葉も全国に当たり前に聞かれるようになりました。
けれども、ある日、猫達の暮らしている場所が、給餌場所が工事現場となることがわかったら私達はどうしたらよいのでしょうか。その日は突然やってきます。
今回、犬猫救済の輪が経験した富士見公園再整備工事から猫達を守った経過や法律について書き残しました。少しでも参考にしていただければと思います。
それ以外に私達の方で留意しておいた方が良いと思われることを、順を追っていくつか書き留めておきます。
1. 猫達の一覧表を写真入りで作成しておく
名前、分布、特徴を記録しておきます。特徴がわかる写真も撮っておきます。いざというときに役立つように、時間の余裕があるときに写真を撮っておくとよいと思います。
例
トイレ脇
1 カトチャン 白+グレー
2 グレ 白+グレー
工事現場になる場所のどこにどんな猫がいるのか、保護の対象をはっきりさせるためです。同時に、名前も明記し写真もつけることで、猫達という漠然としたものではなく、それぞれが血の通ったかけがえのない存在であることを伝えることが出来ます。動物愛護法は一匹一匹に光をあてる法律ですので、法で守られるべき対象を明確にしておく必要があるのです。
また、富士見公園のように土地が広大でご自分が世話をしている以外にも猫がいることが予想されるならば、市役所や工事会社に猫の生息状況がわかる分布図を作成してもらう必要があります。これは工事の事前調査として、本来なら、すべての工事現場で調査し作成しなければならないものです。特に公共事業である場合は、自治体は事前に調査会社に莫大な税金を払っていろいろなことを調査させていますので、調査項目の中に飼い主のいない猫の生息状況を欠かしてはいけないと思います。
例、川崎市役所作成「富士見公園における猫の生息、給餌などの状況
2. 工事の情報を集める
工事のうわさを聞いたら、役所や業者にいつからどんな範囲で工事が始まるのか。いつまで続くのか等の情報を集めます。いつ立ち入り禁止になるのかを忘れずに聞いておきます。その結果、工事開始までに給餌場所や猫の居場所がうまく移動できそうだったり、この際、ボランティアさん側で保護することができそうならば、あまり問題はないと思いますが、そうでない場合は、役所や工事会社と交渉をすることになります。
3.役所や工事業者とのやりとりは全てメールやファックス、文書で
電話は便利ですが、役所や会社は担当者が途中でかわることもあり、最悪なケースではお約束が守っていただけない場合も出てきます。先方の回答を正確に記録に残しておくには、大事なやり取りは、メール、ファックス、文書で行い、回答は必ず口頭ではなくメールなどでもらってください。役所は市民からの問い合わせに返信する義務があります。
4.猫の保護を役所に要望する
工事の内容がわかり保護が必要だと判断したら、すぐに役所に保護を依頼します。
この時、猫の写真付き一覧表を添付して下さい。通常事業者には役所から連絡が行くと思われます。
参考文例 役所あて
・・・・・役所
御担当課御中
・・・・(公園名等の地名)にいる猫保護のお願い
私達は・・・・(地名)で飼い主のいない猫達の世話をしているボランティアです。
この度、・・・・・(地名)が工事現場になることを知りました。
・・・・・(地名)には、当方が確認しているだけで、現在・・・・匹の猫が暮らしています(別紙の一覧表参照)。
給餌場所の移動やボランティアによる保護が難しいため、これらの猫達が工事によって怪我をしたり、近隣に逃げて行方不明にならないよう保護していただきますようお願いいたします。
なお、猫の保護をお願いする法的な根拠は以下の通りです。
動物の愛護と管理に関する法律35条、44条の1項、2項、
環境省告示 平成18年告示第26号(最終改正:令和4年告示第54号)
これらによると、役所は工事等で、猫の健康や安全が脅かされる場所から保護することが求められています。規定から、目的はあくまで殺処分ではなく保護です。
なお、2023年に川崎市の富士見公園整備事業の折は、川崎市がこれらの規定に基づいて、36匹の猫を公園内にシェルターを設置して保護した実例があります。
猫達の保護についてどの様にご対応下さるか、ご回答を文書またはメールにて賜りますようお願い申し上げます。
年 月 日
ボランティア名(団体や個人)・・・・・・・・・・
連絡先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.確認書を市役所と取り交わす
シェルター設置が決まったら、役所とシェルター使用のルールの確認書を取り交わします。原案はどちらが用意しても良いと思います。参考までに富士見公園シェルターの確認書を掲載します。工事終了後もシェルターを残して使用する場合は、そのことも明記しておきます。
6.工事業者(ゼネコン、建築会社等)への要望
交渉しても役所が工事業者に遠慮してシェルター設置、保護に踏み切らない場合があります。その場合は、実際に工事を行う会社に直接、要望書を出してみるとよいと思います。
参考文例
工事会社にシェルター設置を要望
……(会社)
社長・・・・・様
貴社、ますます盛栄のこととお慶び申し上げます。
私達は御社が工事を請け負われた・・・・・(地名)で飼い主のいない猫達の世話をしているボランティアです。
・・・・・には現在・・・匹前後の飼い主のいない猫が生活しています。貴社の工事が始まるにあたり、猫達を安全に保護していただきたいと役所にもお願いしているところでございます。
私達の要望は以下の通りです。近隣住民からも要望が出ていると聞き及びます。
1) 工事が始まるまで・・・で生活している猫全頭を「屋内」保護収容スペース一か所に収容していただきたいと思います。屋外ではありません。給餌給水の為だけではありません。工事から猫の安全を守り、近隣への移動を避けるためです。捕獲の協力は致します。
2) 工事中、ボランティアが猫の世話のために、安全に屋内保護収容スペースに出入りできるようにしてください。
3) シェルターとしては川崎市富士見公園内シェルターのように、ユニットハウスが適していると思います
なお、この要望は動物愛護法35条、44条および環境省告示に基づいたものです。
法で「愛護動物」に決められている猫達が御社の工事で安全を損なわれることのないよう、また私達市民の公益的活動をお支えいただきたくお願い申し上げます。
お返事をお待ちしております。
年 月 日
ボランティア氏名・・・・・・・・・・・・・・
連絡先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. ボランテイアとしての役割
シェルターが無事に設置されたら、工事期間中、猫達の世話をすることはもちろんですが、工事が終わるまでに、できれば里親探しをしてあげたいものです。地域猫、公園猫と呼び方は様々ですが、厳しい外暮らしは猫にとって最終的な幸せとは言えないとお考えのボランティアさんがほとんどだと思います。役所と協力して、捕獲時に健康チェックをして病気があれば治療し、未避妊であれば不妊手術を行うのが良いと思います。自治体によっては助成金制度があったり、あるいは全額無料で愛護センター等で手術をする場合もあります。負傷、傷病猫治療に予算を採っている自治体もあります。基本、行政による保護事業ですので、不妊手術や当座の医療費などは役所が負担するのが筋かと思います。また、人馴れしていない猫はこの際、人馴れトレーニングをして、一般家庭にもらわれる可能性を高めてあげたいと思います。工事が終了するまでに里親にもらわれず、残ってしまった猫についても、シェルターが引き続き利用できるのであれば、再び屋外に放り出すことの無いように役所と交渉するか、それが叶わないのであれば工事終了の前に、外暮らしに徐々に慣れさせることが必要となります。
TNR日本動物福祉病院での検査と治療
5) 富士見公園シェルター写真集
外観
4坪タイプのユニットハウス全体を猫の脱走防止のネットで覆っている
外囲いからシェルター建物入口に至るスロープ
「川崎福祉のまちづくり条例」、「障害者差別撤廃法」に準じたスロープと手すりを設置
高齢者にも車椅子のボランティアにも優しい
シェルター内部の造作作成
奥行45cmの棚を取り付け、入口は猫の脱走防止のため二重ドアに。ドアの上も居場所に。
材料レシート
シェルター内部完成
くつろぐ猫達
人馴れ修行中
新シェルター展開図、平面・立面図
2003年8月の富士見公園工事の様子
猫達はここではとても生きていけませんでした。
全頭保護出来て本当に良かったと思います。
ご協力いただきました皆様に、重ねて感謝いたします。
殺処分ゼロの実現を願って一日一回クリックをお願い致します。
日曜日は 里親会へ!
川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録を、3回に分けて連載してきました。本日最終回
外に暮らす猫の世話をされているボランティアの皆様のお役に立てばと思い、長い文章を3回にわたり綴ってまいりました。
いよいよ、本日、掲載最終です。お読みいただき、ありがとうございました。
なお、1回目~3回目までの全てをPDFにまとめ後日、掲載いたします。
皆様の活動の何かの時にお役に立てましたら幸いです。 犬猫救済の輪 結
連載(①~③) その ③
川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録
大規模な工事が始まる現場、そこに猫達がいた!
③川崎市富士見公園・工事から猫達を守った記録
猫のお世話をされるボランティアさんへ。 富士見公園 新シェルター写真集、 新シェルター展開図、平面・立面図。
3回目の内容
4) 外に暮らす猫達の世話をされているボランティアさんへ
5)富士見公園 新シェルター写真集、 新シェルター展開図、平面・立面図
4)外に暮らす猫達の世話をされているボランティアさんへ
外に暮らす猫達のお世話は本当に大変です。毎日の給餌給水、健康チェック、投薬、そして不幸な命が産まれないようにと不妊去勢手術のための捕獲、通院等、心も休まるときがありません。今でこそ、野良猫も法の「愛護動物」であるという理解が進んできましたが、私達は長年「餌やり禁止」と言われながらも猫達を見捨てることなく守ってきました。2012年、地域猫発祥の地、横浜市で「餌やり禁止」看板が全ての公園から抜かれたのを皮切りに全国でも、餌やりは基本的人権に基づく当然の権利として認められ地域猫という言葉も全国に当たり前に聞かれるようになりました。
けれども、ある日、猫達の暮らしている場所が、給餌場所が工事現場となることがわかったら私達はどうしたらよいのでしょうか。その日は突然やってきます。
今回、犬猫救済の輪が経験した富士見公園再整備工事から猫達を守った経過や法律について書き残しました。少しでも参考にしていただければと思います。
それ以外に私達の方で留意しておいた方が良いと思われることを、順を追っていくつか書き留めておきます。
1. 猫達の一覧表を写真入りで作成しておく
名前、分布、特徴を記録しておきます。特徴がわかる写真も撮っておきます。いざというときに役立つように、時間の余裕があるときに写真を撮っておくとよいと思います。
例
トイレ脇
1 カトチャン 白+グレー
2 グレ 白+グレー
工事現場になる場所のどこにどんな猫がいるのか、保護の対象をはっきりさせるためです。同時に、名前も明記し写真もつけることで、猫達という漠然としたものではなく、それぞれが血の通ったかけがえのない存在であることを伝えることが出来ます。動物愛護法は一匹一匹に光をあてる法律ですので、法で守られるべき対象を明確にしておく必要があるのです。
また、富士見公園のように土地が広大でご自分が世話をしている以外にも猫がいることが予想されるならば、市役所や工事会社に猫の生息状況がわかる分布図を作成してもらう必要があります。これは工事の事前調査として、本来なら、すべての工事現場で調査し作成しなければならないものです。特に公共事業である場合は、自治体は事前に調査会社に莫大な税金を払っていろいろなことを調査させていますので、調査項目の中に飼い主のいない猫の生息状況を欠かしてはいけないと思います。
例、川崎市役所作成「富士見公園における猫の生息、給餌などの状況
2. 工事の情報を集める
工事のうわさを聞いたら、役所や業者にいつからどんな範囲で工事が始まるのか。いつまで続くのか等の情報を集めます。いつ立ち入り禁止になるのかを忘れずに聞いておきます。その結果、工事開始までに給餌場所や猫の居場所がうまく移動できそうだったり、この際、ボランティアさん側で保護することができそうならば、あまり問題はないと思いますが、そうでない場合は、役所や工事会社と交渉をすることになります。
3.役所や工事業者とのやりとりは全てメールやファックス、文書で
電話は便利ですが、役所や会社は担当者が途中でかわることもあり、最悪なケースではお約束が守っていただけない場合も出てきます。先方の回答を正確に記録に残しておくには、大事なやり取りは、メール、ファックス、文書で行い、回答は必ず口頭ではなくメールなどでもらってください。役所は市民からの問い合わせに返信する義務があります。
4.猫の保護を役所に要望する
工事の内容がわかり保護が必要だと判断したら、すぐに役所に保護を依頼します。
この時、猫の写真付き一覧表を添付して下さい。通常事業者には役所から連絡が行くと思われます。
参考文例 役所あて
・・・・・役所
御担当課御中
・・・・(公園名等の地名)にいる猫保護のお願い
私達は・・・・(地名)で飼い主のいない猫達の世話をしているボランティアです。
この度、・・・・・(地名)が工事現場になることを知りました。
・・・・・(地名)には、当方が確認しているだけで、現在・・・・匹の猫が暮らしています(別紙の一覧表参照)。
給餌場所の移動やボランティアによる保護が難しいため、これらの猫達が工事によって怪我をしたり、近隣に逃げて行方不明にならないよう保護していただきますようお願いいたします。
なお、猫の保護をお願いする法的な根拠は以下の通りです。
動物の愛護と管理に関する法律35条、44条の1項、2項、
環境省告示 平成18年告示第26号(最終改正:令和4年告示第54号)
これらによると、役所は工事等で、猫の健康や安全が脅かされる場所から保護することが求められています。規定から、目的はあくまで殺処分ではなく保護です。
なお、2023年に川崎市の富士見公園整備事業の折は、川崎市がこれらの規定に基づいて、36匹の猫を公園内にシェルターを設置して保護した実例があります。
猫達の保護についてどの様にご対応下さるか、ご回答を文書またはメールにて賜りますようお願い申し上げます。
年 月 日
ボランティア名(団体や個人)・・・・・・・・・・
連絡先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.確認書を市役所と取り交わす
シェルター設置が決まったら、役所とシェルター使用のルールの確認書を取り交わします。原案はどちらが用意しても良いと思います。参考までに富士見公園シェルターの確認書を掲載します。工事終了後もシェルターを残して使用する場合は、そのことも明記しておきます。
6.工事業者(ゼネコン、建築会社等)への要望
交渉しても役所が工事業者に遠慮してシェルター設置、保護に踏み切らない場合があります。その場合は、実際に工事を行う会社に直接、要望書を出してみるとよいと思います。
参考文例
工事会社にシェルター設置を要望
……(会社)
社長・・・・・様
貴社、ますます盛栄のこととお慶び申し上げます。
私達は御社が工事を請け負われた・・・・・(地名)で飼い主のいない猫達の世話をしているボランティアです。
・・・・・には現在・・・匹前後の飼い主のいない猫が生活しています。貴社の工事が始まるにあたり、猫達を安全に保護していただきたいと役所にもお願いしているところでございます。
私達の要望は以下の通りです。近隣住民からも要望が出ていると聞き及びます。
1) 工事が始まるまで・・・で生活している猫全頭を「屋内」保護収容スペース一か所に収容していただきたいと思います。屋外ではありません。給餌給水の為だけではありません。工事から猫の安全を守り、近隣への移動を避けるためです。捕獲の協力は致します。
2) 工事中、ボランティアが猫の世話のために、安全に屋内保護収容スペースに出入りできるようにしてください。
3) シェルターとしては川崎市富士見公園内シェルターのように、ユニットハウスが適していると思います
なお、この要望は動物愛護法35条、44条および環境省告示に基づいたものです。
法で「愛護動物」に決められている猫達が御社の工事で安全を損なわれることのないよう、また私達市民の公益的活動をお支えいただきたくお願い申し上げます。
お返事をお待ちしております。
年 月 日
ボランティア氏名・・・・・・・・・・・・・・
連絡先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7. ボランテイアとしての役割
シェルターが無事に設置されたら、工事期間中、猫達の世話をすることはもちろんですが、工事が終わるまでに、できれば里親探しをしてあげたいものです。地域猫、公園猫と呼び方は様々ですが、厳しい外暮らしは猫にとって最終的な幸せとは言えないとお考えのボランティアさんがほとんどだと思います。役所と協力して、捕獲時に健康チェックをして病気があれば治療し、未避妊であれば不妊手術を行うのが良いと思います。自治体によっては助成金制度があったり、あるいは全額無料で愛護センター等で手術をする場合もあります。負傷、傷病猫治療に予算を採っている自治体もあります。基本、行政による保護事業ですので、不妊手術や当座の医療費などは役所が負担するのが筋かと思います。また、人馴れしていない猫はこの際、人馴れトレーニングをして、一般家庭にもらわれる可能性を高めてあげたいと思います。工事が終了するまでに里親にもらわれず、残ってしまった猫についても、シェルターが引き続き利用できるのであれば、再び屋外に放り出すことの無いように役所と交渉するか、それが叶わないのであれば工事終了の前に、外暮らしに徐々に慣れさせることが必要となります。
TNR日本動物福祉病院での検査と治療
5) 富士見公園シェルター写真集
外観
4坪タイプのユニットハウス全体を猫の脱走防止のネットで覆っている
外囲いからシェルター建物入口に至るスロープ
「川崎福祉のまちづくり条例」、「障害者差別撤廃法」に準じたスロープと手すりを設置
高齢者にも車椅子のボランティアにも優しい
シェルター内部の造作作成
奥行45cmの棚を取り付け、入口は猫の脱走防止のため二重ドアに。ドアの上も居場所に。
材料レシート
シェルター内部完成
くつろぐ猫達
人馴れ修行中
新シェルター展開図、平面・立面図
2003年8月の富士見公園工事の様子
猫達はここではとても生きていけませんでした。
全頭保護出来て本当に良かったと思います。
ご協力いただきました皆様に、重ねて感謝いたします。
殺処分ゼロの実現を願って一日一回クリックをお願い致します。
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