2010年06月30日 (水) | 編集 |
★里親会 子猫30匹 里親様大募集!!
☆7月3日(土) 13時~17時 雨天決行
▼ TNR日本動物福祉病院内
川崎市川崎区大島4-23-13
☆7月4日(日) 12時~17時 雨天決行
▼ ペットスマイル 蒲田店
東京都大田区西蒲田7-66-12
蒲田西口1分 サンロード商店街
リンクご協力お願い致します。
ドイツ殺処分ゼロの理由 速報@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/item/detail/da-20100413-62794612/1.htm
現在ドイツの動物保護法では動物の殺行為について以下のように明確に定められている。
§4(1)Ein Wirbeltier darf nur unter Betubung oder sonst, soweit nach den gegebenen Umstnden zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen gettet werden.
(脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする)
この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる。また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は安楽死の対象にはならないため仲介に出される。収容日数によって殺されることは決してない。
別の例では「人を噛む凶暴な犬」という理由で殺処分を要求された犬には、犬の行動療法の専門家の見解をも要求され、その場ですぐに殺されるということがない。噛み癖のある犬の背景を専門家が見て、それが軌道修正可能なものかどうかを判断し、修正可能な犬の行動ならば殺さず時間をかけてでもリハビリしてその犬に普通の犬の暮らしを与えることができるように試みる。
それでも、やむを得ず動物を殺す際はかならず安楽死でなくてはならない。現在ドイツの動物保護法から読み取ると安楽死とは「痛みと苦しみを伴わない死」のことであり、家畜の堵殺のみならず犬の場合も麻酔薬を用い痛みと苦しみを回避することでのみ殺すことが許される。
ちなみに日本でも『動物の殺処分方法に関する指針』で「その動物に苦痛を与えない方法によるよう努める」とあるものの、現在多くの殺処分場で行われているガス室での二酸化炭素による「麻酔」はかかるまで早くて1-2分。いくら二酸化炭素が麻酔効果を持っていても、麻酔効果が現れるまでに痛みや苦しみを伴うのでは意味がない。人間にとっては短いほんの1-2分かもしれないが、狭い金属製の檻に閉じ込められる時点からだんだんと酸素が減ることによる窒息感を経て麻酔効果が現れるまでの時間に犬が受ける苦しみを考えると、とても安楽死からは程遠い現実である。
そしてドイツでは犬猫を安楽死させるには獣医学的所見を中心とした第三者に証明できる正当な理由が必要であるということと同時に、安楽死を決定する獣医師には動物保護に則ったそれなりの知識と経験が求められる。ただ「頭数が多くて仲介が難しいから」というのは動物保護の視点では正当な理由にはならない。
もちろんそのお陰でどこのティアハイムも多くの犬猫を抱えている現状だ。しかしどこのティアハイムも仲介率は90%以上を保っている。残りの10%は里親が見つからずにティアハイムに長居しているか病気や老衰で死んでゆく動物達で、犬の繁殖管理が厳しく行われペットショップでの仔犬の生体販売がないため、一般市民のティアハイムの利用率はきわめて高く、犬を飼いたいと思ったらまずティアハイムに足を運ぶのがドイツでは普通だ。
はなっから「殺処分ありき」と考えるといかに効率よく処分を行うかばかりが検討され、殺される命についての検討がなされにくくなる。しかし収容動物の「処分」の仕方はなにも殺すことに限らないはずで「殺処分は果たして必要か?」と、回避策を模索することで状況は変わってくる。現在ドイツの殺処分ゼロは国民全体の意識が支えとなって存在しているのだ。
ドイツ人に日本の犬猫の殺処分数の話をすると、これまた誰もが驚く。海外では日本はタイと並んで「優しく穏やかな仏教国」というイメージがあるだけにとても信じ難いらしい。日本のイメージダウンに繋がるからそんなことは言わないほうがいいのだろうが、かといって嘘はつけないから早く状況が改善されるのを願うばかりである。
殺処分をゼロに!1日も早い達成を!
センターに持ち込まれる命。その多くは子猫です。
生まれてしまったと困る前に、どうか不妊手術をしてください。
不妊手術は、動物愛護の第一歩です!
川崎市平成22年度ねこの不妊及び去勢手術補助のご案内
全国犬猫助成金リスト
川崎市在住、隣接の都県市の方で川崎市動物愛護センター(高津区蟹ヶ谷)収容犬猫の譲渡を希望される方は、センターに電話でお問合せください。
川崎市動物愛護センター 電話 044-766-2237
TNR日本動物福祉病院ボランティア事業部で、お掃除や猫のお世話などに協力していただけますボランティアさんを募集しております。只今、離乳前の子猫の飼育に大忙しです。週一程度、手を貸してくださいませんか。
殺処分ゼロの実現を願って一日一回クイックをお願い致します。
シェルターのボランティアさん達のブログ
●猫トモへの道 ●こにゃんこにゃんこ ●シェルターの猫たち ●うめばち日記
★次回里親会 ★『犬猫救済の輪』 ★ 犬猫救済の輪@mixi
殺処分ゼロへの道!この病院は、不幸な動物達を救うため、私達ひとりひとりの力を出し合ってつくりあげる動物たちのための病院です。2010年、開業届け提出、不妊手術と動物センター引取りの猫の譲渡事業を推進します。
目標額10,000,000円達成で設備を整え、一般診療等を充実していきます。
目標額10,000,000円 3月24日現在合計額6,581,383円
☆7月3日(土) 13時~17時 雨天決行
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☆7月4日(日) 12時~17時 雨天決行
▼ ペットスマイル 蒲田店
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ドイツ殺処分ゼロの理由 速報@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/item/detail/da-20100413-62794612/1.htm
現在ドイツの動物保護法では動物の殺行為について以下のように明確に定められている。
§4(1)Ein Wirbeltier darf nur unter Betubung oder sonst, soweit nach den gegebenen Umstnden zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen gettet werden.
(脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする)
この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる。また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は安楽死の対象にはならないため仲介に出される。収容日数によって殺されることは決してない。
別の例では「人を噛む凶暴な犬」という理由で殺処分を要求された犬には、犬の行動療法の専門家の見解をも要求され、その場ですぐに殺されるということがない。噛み癖のある犬の背景を専門家が見て、それが軌道修正可能なものかどうかを判断し、修正可能な犬の行動ならば殺さず時間をかけてでもリハビリしてその犬に普通の犬の暮らしを与えることができるように試みる。
それでも、やむを得ず動物を殺す際はかならず安楽死でなくてはならない。現在ドイツの動物保護法から読み取ると安楽死とは「痛みと苦しみを伴わない死」のことであり、家畜の堵殺のみならず犬の場合も麻酔薬を用い痛みと苦しみを回避することでのみ殺すことが許される。
ちなみに日本でも『動物の殺処分方法に関する指針』で「その動物に苦痛を与えない方法によるよう努める」とあるものの、現在多くの殺処分場で行われているガス室での二酸化炭素による「麻酔」はかかるまで早くて1-2分。いくら二酸化炭素が麻酔効果を持っていても、麻酔効果が現れるまでに痛みや苦しみを伴うのでは意味がない。人間にとっては短いほんの1-2分かもしれないが、狭い金属製の檻に閉じ込められる時点からだんだんと酸素が減ることによる窒息感を経て麻酔効果が現れるまでの時間に犬が受ける苦しみを考えると、とても安楽死からは程遠い現実である。
そしてドイツでは犬猫を安楽死させるには獣医学的所見を中心とした第三者に証明できる正当な理由が必要であるということと同時に、安楽死を決定する獣医師には動物保護に則ったそれなりの知識と経験が求められる。ただ「頭数が多くて仲介が難しいから」というのは動物保護の視点では正当な理由にはならない。
もちろんそのお陰でどこのティアハイムも多くの犬猫を抱えている現状だ。しかしどこのティアハイムも仲介率は90%以上を保っている。残りの10%は里親が見つからずにティアハイムに長居しているか病気や老衰で死んでゆく動物達で、犬の繁殖管理が厳しく行われペットショップでの仔犬の生体販売がないため、一般市民のティアハイムの利用率はきわめて高く、犬を飼いたいと思ったらまずティアハイムに足を運ぶのがドイツでは普通だ。
はなっから「殺処分ありき」と考えるといかに効率よく処分を行うかばかりが検討され、殺される命についての検討がなされにくくなる。しかし収容動物の「処分」の仕方はなにも殺すことに限らないはずで「殺処分は果たして必要か?」と、回避策を模索することで状況は変わってくる。現在ドイツの殺処分ゼロは国民全体の意識が支えとなって存在しているのだ。
ドイツ人に日本の犬猫の殺処分数の話をすると、これまた誰もが驚く。海外では日本はタイと並んで「優しく穏やかな仏教国」というイメージがあるだけにとても信じ難いらしい。日本のイメージダウンに繋がるからそんなことは言わないほうがいいのだろうが、かといって嘘はつけないから早く状況が改善されるのを願うばかりである。
殺処分をゼロに!1日も早い達成を!
センターに持ち込まれる命。その多くは子猫です。
生まれてしまったと困る前に、どうか不妊手術をしてください。
不妊手術は、動物愛護の第一歩です!
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目標額10,000,000円 3月24日現在合計額6,581,383円
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