
2010年06月01日 (火) | 編集 |
大仏君、今日もいっぱい食べています。でもお腹は大きく膨らんでいます。
辛くなくて美味しく食べられる日が続きますように。
大仏君は、駐車場あたりを住処にしていました。付近に何匹も野良猫がいました。
10匹ほどの数でしたので保護する事はできずTNRする事にしました。ある時、大仏君が捕獲器に入りTNR。
その駐車場に留まったままの大きな車の下で子育てをしていたケイちゃんという名前を付けた野良猫がいました。
最初は2匹の子猫を捕獲して、あまりなついていなかったのですが一緒に里親にもらっていただく事ができました。
ケイちゃんは、何度捕獲器をかけても入らず、また、次のシーズンに子猫を産みました。その時は3匹の子猫を見つけ捕獲しようと試みました。子猫を捕獲するために深夜に駐車場の隅に餌を置きました。深夜に戻ってきた車にみつかったようで、朝には猫に餌をやるなと大きな貼り紙がされていました。一匹の子猫だけ捕獲できたのですが、それから、子猫は消えました。
相変らず餌やり場所に苦労しながら深夜の給食が続きました。
更に次に生んだ子は育たなかったようです。
家から離れた場所の餌やりで三日に一度しか行けない場所で待っている子達を思うとかわいそうでなりませんでした。二年ほど経過してそれでもケイちゃんの不妊手術をするために何度も捕獲器をかけていました。
そうこうしているうちに野良猫たちは減ってケイちゃんと大仏君だけになりました。
二年もやって捕獲できないほどの猫ですから、だめもとでやっていました。
そんなある明け方、ケイちゃんが捕獲器に入ったのです。
ところが、ケイちゃんはヨダレダラダラのもうこのまま行き倒れになりそうなほどのボロボロの姿で、とてもリリースできるような状態ではありませんでした。いつも深夜で遠くからしか見えないのでよくわからなかったのですがずっと痩せた体で子育ての繰り返しだったケイちゃん、余生せめて美味しい物をお腹いっぱい食べさせてあげたい、保護する事にしました。
その近くの田島公園も20匹いた野良猫をTNRして、順番に保護して里親探しをし、数年かけてやっとゼロになったところ。この近くに残ったのは大仏君だけ。保護を試みました。けれど、一度TNRで捕獲器に入った大仏君はどんなにお腹が空いても入りません。またまた、何ヶ月もして諦め気味でしたがどうしたことか突然捕獲器に入っていたのでこちらがびっくり。
こんなにまでしなければ捕獲もできない子もいます。無理はありません。人間は恐いと思っているのですから。そういう境遇で懸命に生き延びてきたのですから。
それでもこうして保護できる数はその確立は野良猫の数の1パーセントにも満たないのです。保護できるボランティアさんの数は数えるほどしかいないのです。
餌を与えられる許可してもらえる場所などないに等しいほどである事も、自費で不妊手術や世話をしてくれるボランティアさんはほんのわづかしかいないことも、野良猫の数がどれほど多いかも知っていながら、責任の全てをボランティアさんに負わせているのは、行政の不作為であり無責任なのは捨てる飼い主と放置している行政の遅れです。
のらねこ (野良にゃん写真集)
センターに持ち込まれる命。その多くは子猫です。
生まれてしまったと困る前に、どうか不妊手術をしてください。
不妊手術は、動物愛護の第一歩です!

川崎市平成22年度ねこの不妊及び去勢手術補助のご案内
全国犬猫助成金リスト
TNR日本動物福祉病院ボランティア事業部で、お掃除や猫のお世話などに協力していただけますボランティアさんを募集しております。只今、離乳前の子猫の飼育に大忙しです。週一程度、手を貸してくださいませんか。


殺処分ゼロの実現を願って一日一回クイックをお願い致します。
シェルターのボランティアさん達のブログ
●猫トモへの道 ●こにゃんこにゃんこ ●シェルターの猫たち ●うめばち日記
★次回里親会 ★『犬猫救済の輪』 ★ 犬猫救済の輪@mixi

殺処分ゼロへの道!この病院は、不幸な動物達を救うため、私達ひとりひとりの力を出し合ってつくりあげる動物たちのための病院です。2010年、開業届け提出、不妊手術と動物センター引取りの猫の譲渡事業を推進します。
目標額10,000,000円達成で設備を整え、一般診療等を充実していきます。
目標額10,000,000円 3月24日現在合計額6,581,383円
辛くなくて美味しく食べられる日が続きますように。
大仏君は、駐車場あたりを住処にしていました。付近に何匹も野良猫がいました。
10匹ほどの数でしたので保護する事はできずTNRする事にしました。ある時、大仏君が捕獲器に入りTNR。
その駐車場に留まったままの大きな車の下で子育てをしていたケイちゃんという名前を付けた野良猫がいました。
最初は2匹の子猫を捕獲して、あまりなついていなかったのですが一緒に里親にもらっていただく事ができました。
ケイちゃんは、何度捕獲器をかけても入らず、また、次のシーズンに子猫を産みました。その時は3匹の子猫を見つけ捕獲しようと試みました。子猫を捕獲するために深夜に駐車場の隅に餌を置きました。深夜に戻ってきた車にみつかったようで、朝には猫に餌をやるなと大きな貼り紙がされていました。一匹の子猫だけ捕獲できたのですが、それから、子猫は消えました。
相変らず餌やり場所に苦労しながら深夜の給食が続きました。
更に次に生んだ子は育たなかったようです。
家から離れた場所の餌やりで三日に一度しか行けない場所で待っている子達を思うとかわいそうでなりませんでした。二年ほど経過してそれでもケイちゃんの不妊手術をするために何度も捕獲器をかけていました。
そうこうしているうちに野良猫たちは減ってケイちゃんと大仏君だけになりました。
二年もやって捕獲できないほどの猫ですから、だめもとでやっていました。
そんなある明け方、ケイちゃんが捕獲器に入ったのです。
ところが、ケイちゃんはヨダレダラダラのもうこのまま行き倒れになりそうなほどのボロボロの姿で、とてもリリースできるような状態ではありませんでした。いつも深夜で遠くからしか見えないのでよくわからなかったのですがずっと痩せた体で子育ての繰り返しだったケイちゃん、余生せめて美味しい物をお腹いっぱい食べさせてあげたい、保護する事にしました。
その近くの田島公園も20匹いた野良猫をTNRして、順番に保護して里親探しをし、数年かけてやっとゼロになったところ。この近くに残ったのは大仏君だけ。保護を試みました。けれど、一度TNRで捕獲器に入った大仏君はどんなにお腹が空いても入りません。またまた、何ヶ月もして諦め気味でしたがどうしたことか突然捕獲器に入っていたのでこちらがびっくり。
こんなにまでしなければ捕獲もできない子もいます。無理はありません。人間は恐いと思っているのですから。そういう境遇で懸命に生き延びてきたのですから。
それでもこうして保護できる数はその確立は野良猫の数の1パーセントにも満たないのです。保護できるボランティアさんの数は数えるほどしかいないのです。
餌を与えられる許可してもらえる場所などないに等しいほどである事も、自費で不妊手術や世話をしてくれるボランティアさんはほんのわづかしかいないことも、野良猫の数がどれほど多いかも知っていながら、責任の全てをボランティアさんに負わせているのは、行政の不作為であり無責任なのは捨てる飼い主と放置している行政の遅れです。
のらねこ (野良にゃん写真集)
センターに持ち込まれる命。その多くは子猫です。
生まれてしまったと困る前に、どうか不妊手術をしてください。
不妊手術は、動物愛護の第一歩です!

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目標額10,000,000円達成で設備を整え、一般診療等を充実していきます。
目標額10,000,000円 3月24日現在合計額6,581,383円
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