6/10にWEB漫画連載スタート予定の宇宙戦艦ヤマトNEXT『スターブレイザーズλ(ラムダ)』ですが、
その前に、
シド・ミードヤマトで有名な
『YAMATO2520』(1995年/OVA/未完)を観てみました!
※入手・レンタルは困難ですがyoutube等でバッチリ視聴できます^^
***(wikiより抜粋)
●概要:初代ヤマトの時代から約300年後の宇宙を舞台に、モノポールおよび超古代異星人の科学文明(ゴーダ文明)の技術を巡る地球連邦とセイレーン連邦の星間戦争に巻き込まれながらも逞しく生きる若者達の冒険を描いた作品。新ヤマトのデザイナーには、シド・ミードを起用。
ヤマトシリーズ第1作(宇宙戦艦ヤマト)の世界観を継承してはいるが、ガミラス帝国をはじめとするシリーズ第1作から完結編までに登場した異星人の星間国家・勢力は登場せず、共に地球を起源とする地球連邦とセイレーン連邦の対立を主として描いている。
・監督 :西崎義展、影山楙倫
・脚本 :平野靖士、山本暎一、西崎義展
・キャラクターデザイン :窪岡俊之、北爪宏幸、つなきあき、長野伸明、宇田川一彦
・メカニックデザイン:小林誠、竹内敦志、橋本敬史
・音楽 :デビッド・マシューズ(作曲・編曲)羽田健太郎(音楽監督)
・アニメーション制作 :スタジオ テイク・オフ、STUDIO YAMATO
・製作 :ボイジャーエンターテインメント
・発売日 :1995年2月21日
話数:未完結のまま第4巻以降製作中止
(全7ないし9巻の予定だった) ***
↓以下ネタバレ含む感想ですので畳みます。
宣伝ビデオのvol.0からvol.3まで・・・計4時間!
良く頑張った私・・・というか普通にSFアニメとしては悪くなかったです。
音楽、声優(永井一郎、神谷明、麻上洋子、伊武雅刀&少年隊の錦織君が主人公!)、作画とスタッフは非常に豪華ですし。
導入部はナレーション(←広川さんw)長っ!やっと始まったと思ったらバイク乗り回して『AKIRA』かよ!1980年代後半?
(※むらかわさんもラジオでAKIRA的ヤンキーが世界を救う冒険物と仰っておられてましたー^^;)
・・・と、かなり苦しい立ち上がりだったのですが、話が進むにつれキャラクターに魅力を感じ、続きどうなるのかな?と思ったり、お!?ここの音楽いいね!と思ったり、予想以上に楽しめました。嫌いじゃないです。はい。
<『2520』と『スターブレーザーズλ』>
・・・ヤマトシードを作るべきという関係者一丸の願い(byヤママガ7福井さん談)の結実なるか!?・敵のネーミング・・・セイレーン連邦(2520):巨大生命体セイレーネス(λ)
・λのヤマトのデザインがシド・ミード感あり。
<2520→復活篇→2202>・共通するスタッフは小林誠さんだけなのですが、小林さん色の濃さでいうと復活篇→2202→2520ですね。
ちなみにvol.3ではいつのまにか助監督になっていらっしゃいます。
2202の銀河のデザインがシド・ミードのパクリとか言われていましたが、彼の草案をアニメに落とし込む仕事はしたんだろうし・・・2202で変な紋様入れたりしないで、悪役メカ・美術設定に徹していればなぁ。ブルーノアもいました^^
ロココ文明が残した次元運河も2199の亜空間ゲートみたいですね~。
・2520の敵ボス(セイレーン連邦皇帝ブローネ/cv伊武)の設定が2202の大帝と似ている。
先ずはアオリの顔が似ているんだけど(湖川さんオマージュ?)、クローニングを重ねて若さを保っていたり(長寿人間/あと1000年~という台詞もあり)、150人目の末娘(アメシス少尉/cv麻上/気の強い悪女)の存在が透子さんを彷彿とさせたり。あと、驚いたのは玉座の周りの壁面で水が下から上へ流れている描写(vol.2の20分あたり)。昔からあったんだ。。。(画質悪いので気のせいだったらゴメンナサイ)
<好きなキャラ&作画>あーこれが何と素晴らしいことに主要キャラ全員好きなのですが、無理に選ぶならリキヤード(親切な敵/cv.神谷明)からレノン・オサリバン(途中参加のイケメン/cv.子安武人)にスイッチか?と思った所で終了~でした。
キャラデは全然好みじゃないのですが、脚本・演出・声優さんがいいのかな…。
人としての芯が皆しっかりしているというか。2199や2202では感じられなかったものがちゃんとある。
作画は古き良き手書き時代・・・喧嘩のシーンとかキッチリ描けてるなぁと。
タイツな衣装はここまでならギリギリ許せるライン。復活篇はNGです(オッサンのピチムチは駄目・笑)
<音楽>「古代宇宙人のスキャット」・・・OPで毎回流れます。神秘的で悪くはないけどやっぱ元祖「宇宙のお葬式」には及ばず。
主題歌『明日の君を守りたい』TOKIO!・・・そうなの!?宣伝ビデオvol.0の彼らが若すぎて笑いました。
ヤマトらしい旋律はなしでデビット・マシュー様と羽田健太郎様の新曲ばかり!?と思ったら、途中から少し入ります。
「え?結局使うの?」でしたが、やっぱり嬉しいヤマトファン^^;
後半へ進むにつれ音楽の使い方が良く(ヤマトらしく)なって、戦闘曲で好きなものもありました。
vol.3のラストでかかる『「YAMATO2520」のためのロック』(←ヤマト音楽集様のデータを参照。こういう時は有難いです。)
・・・第4回ラジオスイーツがあったら、リクエストしてみよう♪
<こんなのヤマトじゃない>後発作品には「ヤマトという冠を被った別作品!」という批判が必ずあって、確かに別作品だよなぁ~とは思うのですが、全く同じ要素がないとも思えませんで、私はソコソコ楽しんで観ております。(ライトファンなのは自認しています)
λの吾嬬さんは、「慈愛」を旧作ヤマトとの共通テーマにしているとの事で、楽しみにしたいと思います。
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2520いいですよね。
(あ、お久しぶりです)汗
大注目して観ていました、、、途中終了で残念。
新たな御船の可能性があった作品でした。
λ?そんなの始まっているのですね、、、
(前作のあまりの惨劇にもはや沈没戦艦となったワタクシw
アニメではなく?
F氏やK氏が絡んでないのであれば観ようかな、、、、、
【2020/06/24 23:01】
URL | 勘助 #- [
編集]
勘助様ご無沙汰しています^^
大ヤマト零号と2520がず~っと課題だったのですが、ついに2520を観ることに。
公開当時は結構期待して観ていた方が多く、動画へのコメントも好意的だったのが意外でした。
シド・ミード展に行かなかったのが悔やまれます。
λ(角川のweb無料漫画→
https://comic.webnewtype.com/contents/starblazers/)は彰司さんとの絡みはあるようですが、内容にはそれほど影響なさそうなのでまずは読んで見られるのもいいと思います。勘助さんの感想も是非聞いてみたいです^^
あ、それとラーメン頼んだらちゃんぽん~の話の元ネタ会話を発見してしまいました...匿名掲示板は不愉快な人も多いですが時々面白いのもありますね。
【2020/06/25 19:11】
URL | ようこん #- [
編集]
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