安倍家
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「少年陰陽師の登場人物」の記事における「安倍家」の解説
安倍昌浩(あべの まさひろ) 声 - 甲斐田ゆき 本作主人公。安倍晴明の末の孫であり、祖父譲りの強い霊力を持つ安倍晴明の唯一の後継者ではあるが、「晴明の孫」と言われるのが何よりも嫌いで、言われる度に「孫、言うなっ!!」と怒鳴っている。安倍家の中で若菜の面影を強く受け継いでいる。年齢は窮奇編で13歳、風音編で14歳、籠目編で15歳、尸櫻編で17→18歳。 晴明以外で唯一天狐の血が濃く顕れたため、力の強い妖から昌浩を守るため晴明が昌浩の初の妖怪退治までその力を封印していたほどに霊力が強く、その才能は安倍家でも群を抜いている。凶将騰蛇を恐れない数少ない人間で、「誰も傷付けない、誰も犠牲にしない最高の陰陽師」になることを約束し、騰蛇を「紅蓮」の名で呼ぶ権利を持つと同時に、もっくんとは深い絆で結ばれていて大切に想っている。自身の修行を兼ねて都の平安を守るため夜警に出る際には必ず相棒である物の怪のもっくん(紅蓮)を伴っていく。 素直で優しく、負けず嫌いで正義感が強い。いささか天然な面(特に恋愛)もある。生涯をかけて守り通すと彰子と約束し、その通り彼女の危機には必ず駆け、命をも顧みない行動をおこす。彰子のことをとても大切に想っており、彼女のこととなると、後先考えずに突っ走る傾向がある。当初は無自覚であったが、徐々に彰子に対し恋愛感情の自覚を持つようになる。彼女の事でもっくんや成親達にからかわれ、しばしば硬直したり、取り乱したりしている。昌浩が持っている匂い袋は彰子からの贈物で、肌身離さず常に持ち歩き、大事にしている。「来年絶対、蛍を見に行こう」と約束をしているが、原作ではまだ果たされていない(アニメでは最終回に訪れており、またコミック版でも訪れている)。 風音編において、紅蓮のままで騰蛇を蘇らせるため、自らの命を犠牲にすることを決意し、三途の川へと向かうが、祖母の若菜に諭され生き返ることができた。だがその代償として、見鬼の才を失う(『視』えないだけで、声を聞いたり気配を感じることは出来る)。現在は、晴明が道反の大神に請い手に入れた道反の丸玉のおかげで『視』えるようになっている。 天狐編では天命ではない死を遂げようとする晴明に誰よりも祖父の延命を願うなど、普段は憎まれ口をたたきつつも、祖父に対する深い想いを見せた。彰子の異母姉妹であり彰子と瓜二つの章子に想いを寄せられるが、彰子への想いを言い募り「彼女(彰子)でなければ駄目なんです…!」と発言する。 珂神編では命の危機にさらされている彰子を見て、人に術を向け自らの誓いを犯してしまう。さらに彰子が昌浩を庇い傷ついたため心に深い傷を負い、危うい精神状態に陥っていた。玉依編で、玉依姫の助けにより心の傷を癒した後は、地御柱(つちのみはしら)を覆う黒い縄を断ち切り、国を守る。 颯峰編では、颯峰に外法師と誤解され命を狙われるも、疾風の救命に尽力する。 籠目編では播磨から約定を果たしに来た螢が曾祖父の決めた許嫁だと知り、困惑する。同じころ藤原公任を刺し、皇后定子を呪詛したという濡れ衣を着せられ、あやうく処刑されかかるが螢や車之輔の尽力で都を脱出。公任が目覚め、帝が真実を知って疑いが晴れるまで播磨に滞在する。嫌疑が晴れた後帝の勅命で陰陽生になり、ただちの参内が命じられるが、その数カ月の間に自らの未熟さを知り、しばらく播磨に滞在して夕霧に叩き直してもらうことにした。 尸櫻編では17歳になり、道長と帝の計らいで播磨国郡衙として都から派遣されたことになっていた。成親からの文で帰京。その後年が明けたので18歳になった。成長して悩みの種だった背が伸び(藤原敏次や長兄の成親、十二神将の勾陳、若晴明よりも身長が高くなった)、声も父の吉昌に似てきた。晴明と陰陽寮の当てもの勝負の第三試合で、成親の手助けをして陰陽寮の実力を見せつけることに陰ながら活躍。それを唯一見抜いた脩子に専属の陰陽師になることを請われ、数日置きに竹三条宮に通うようになった。 藤原彰子(ふじわらの あきこ) 声 - 小林沙苗 本作のヒロイン。藤原道長の一の姫。 歳は昌浩より1歳下の13歳(満12歳)で身長は130cmである。優しく温厚な性格で誰にでも好かれ、その人柄は十二神将達にも好意的に取られ認められている。常に自分にできることはないかと考えており、それが彼女の美徳である。貴船の祭神も認めるほどの美貌の持ち主。弟の鶴君(たづぎみ)を「ちょっと乱暴だけど根はいい子」と評する。 晴明や昌浩をも超える当代一の見鬼の才を持ち、神将が穏形していても居場所を感知できる。そのすさまじい見鬼に紅蓮を初め、六合や玄武などの神将が感嘆していた。だが、その高い霊力のせいで度々敵に狙われる。 妖怪・窮奇に狙われた際、一生消えない呪詛を負い、入内せず安倍家に半永久的に滞在することとなった(異母姉妹の章子が代わりに入内することになる)。そのため素姓を知られてはいけない。名を伏せているため、事情を知っている者からは「藤花」と呼ばれることがある。安部家に来て間もない頃、その順応性の高さをもっくんに好評された。安倍家での生活に馴染んでおり、雑鬼たちと仲良くしたり、露樹に頼まれよく市に買出しに行ったりする。その際、天一や玄武などが護衛についていく。昌浩の出迎えなどをした際は、その姿が妻のようだと雑鬼達に冷やかされることもある。昌浩に憑依した高.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}龗神に遭遇した後は、もっくんより神様講座を受けたりしている。彰子が愛用している瑪瑙の腕飾りは昌浩の贈物で大切にしている。 貴船で鶚と鵔に操られて昌浩を懐剣で刺したことを深く悔やんでおり、そのことが心の傷となっていた。 天狐編では、神将でさえ容易に近づけない瘴気を放ち、天狐の血の暴走に苦しむ昌浩に近づき、その血の暴走を止め、救った。 玉依編では、心の傷から抜け出そうともがく昌浩を見て、「自分は昌浩のそばにいないほうがいいのではないか」と思い、今上の帝の強い希望により、内親王脩子とともに伊勢に向かう。その中でいままで誰にも見せなかった自分の弱音を太陰に打ち明ける。後に風音に「大切なのは、今あなたはどうしたいのか」と諭されたことで昌浩に会いたいという答えを見つけ、会う決意をする。 颯峰編では、晴明とともに伊勢から帰ってないため、文(ふみ)だけの登場となる。 籠目編では、定子の病気は治ると軽々しく言ってしまい、のちに定子の死を知った脩子からうそつきと責められてしまう。その後脩子は黄泉の行列に囚われかけたが、魔除けである瑪瑙の腕飾りを投げつけたことで風音と太陰が脩子を救う隙を作る。昏睡状態に陥った脩子に付き添い、助けてと昌浩に助けを求め続けていたところ、脩子が目を覚まし、離れていても心は繋がっていることに気づき、帰京後は安部邸に戻らないと決意。引き続き脩子の女房・藤花として竹三条宮で仕えている。 安倍晴明(あべの せいめい) 声 - 麦人(じい様)、石田彰(青年) 稀代の大陰陽師で昌浩の祖父。齢80間近だが、とても元気である。神に通ずる天狐・葛の葉(晶霞)を母に持ち、稀に見る霊力の強さを誇る。配下の十二神将を朋友(とも)と呼ぶ。一度決めたらてこでも動かず、十二神将たちがどれだけ反対しても我を通す。昔は昌浩のように夜にひっそりと抜け出したこともあった。 末孫の昌浩を大事に思っていて、可愛がりながらもおちょくりすぎたせいか、怒らせたり「古だぬき」・「たぬき爺」と呼ばれたりする。しかし大切な時には頼りになる存在。離魂術で一番霊力が高かった頃の姿をとることが可能だが、大量の霊力を消耗し心身に負担をかけるため、十二神将たち(特に青龍と天后)には怒られている。彰子には客人というより孫娘に近い感情を抱いており、雑鬼に臆することもなく他愛もなく話しかけ、礼に菓子を振舞う彰子に実に面白い姫君と評して温かく見守る。優しい眼差しで、昌浩と彰子の幸せを願っている。 天狐編で天命を待たずに命が尽きかけたが、母が遺した天珠によって延命することになった。 十二神将を式に下した直後、冥府の官吏・小野篁と最初にして最悪の邂逅をした。その当時は血気盛んな20代の若造だったので激昂したものだが、今では「どう転んでもかなわない相手」だと素直に受け止め比較的穏やかに会話ができる。が、神将たちは自分の制止さえ蹴飛ばして一触即発となるので困っている。 伊勢に滞在中に都では思いも寄らぬ出来事が起こる。成親と吉平が相次いで襲われて重体となり、更には播磨陰陽師「神祓衆(かんばらしゅう)」の長の家の娘で、冥官の血を引く小野螢(おののほたる)が昌浩の許婚として安倍家にやって来たのだった。かつて亡き父・益材(ますき)が晶霞を娶る際に「神祓衆」と揉めに揉め、長の血筋に天狐の血を引く子を娶わせるという約定を交わしていた。安倍家は数代前まで播磨にいたが遷都に伴って「神祓衆」から枝分かれし、都の鬼門鎮めの為に移り住んだ家柄であり、益材はさして能力は無かったが血筋自体は強い霊力を持つ者を輩出する家系であった。 尸櫻編では、帰京後ひっきりなしに貴族たちの依頼が立て込み、律儀に受けていた結果何度も床に臥せていた。その上帝に連日呼び出されていたが、それに吉平と吉昌が父親の体を気遣ったうえでもう少し仕事を減らすように言われ、年寄扱いするなと言い返した結果、陰陽寮と帝を巻き込んだ壮大な親子喧嘩に発展してしまう。帝や貴族に陰陽寮の実力を認めさせるために御前で行った当てもの勝負では1勝1敗1分で、十分陰陽寮の実力は見せつけられた。しかし、依然貴族の依頼は減らず、貴族があきらめるまで都から追い出そうという成親主導の計画により、吉野にある成親の義父の別邸に向かうが、途中で行方不明になってしまう。 安倍吉昌(あべの よしまさ) 声 - 新垣樽助 晴明の次男。晴明に似ず真面目な性格で、成親・昌親・昌浩たち三兄弟を父親として、優しく案じている。当初、紅蓮(騰蛇)が昌浩につくことに反対していたが、どのように昌浩についているのかを対面して知って言葉を失う程の衝撃を受けた。 陰陽寮における地位は天文博士で、子供たちを特別扱いしないように心がけている。が、晴明の命で隠密行動を取ると周囲の風評が悪くなる昌浩を案じ、陰陽頭を目指そうかと思っている。このあたり、吉昌は昌浩にかなり甘いのだが、本人に自覚はない。 尸櫻編で、帰京してからひっきりなしに舞い込む依頼を受けて何度も倒れた晴明を気遣い、吉平とともにもう少し休んでほしいと頼むも、晴明が年寄扱いするなと言い返したことと、陰陽寮がもっと頼ってほしいと懇願したものの帝がわかってくれないということで、陰陽寮と帝を巻き込んだ壮大な親子喧嘩になる。陰陽寮の実力を見せつけるための当てもの勝負では、第二試合で晴明に中身を変えられたために敗北した。勝負後も依頼が絶えない晴明を、成親とともに吉野へ追い出した。 安倍露樹(あべの つゆき) 声 - 重松朋 いつでも昌浩たち三兄弟を温かく見守る母親で、吉昌の妻。見鬼の才は無い。夫である吉昌とは幼馴染の間柄で不可思議な事柄には耐性があり、多少のことでは動じない女性である。彼女の方が2歳年上だが、吉昌は彼女と結婚できて幸せなんだろうな、と昌浩が思うくらいに夫婦仲は大変良い。彰子の高い身分にもなんとなく気づいているが、何も言わずに縫い物などを教える。 籠目編では、安部邸が騒がしく落ち着かないため実家に帰っていた。 アニメでは昌浩が夜に抜け出していることを知っている。 安倍成親(あべの なりちか) 声 - 神奈延年 安倍家の長男。昌浩とは14歳の年が離れた兄。その飄々としたたぬきぶりが最も晴明に似ていると言われている。祖父にも劣らぬ言動はときに昌浩を「石化」させる。口が達者で本気になると誰も勝てない。誤魔化しながらも嘘なしに昌浩には見鬼の才があるが不安定だと敏次に告げ、もっくんに「流石は参議の娘婿」と惜しみない賛辞を贈られた。 物心つく頃から、晴明の後継として立派な陰陽師になる努力を重ねてきたため、当代五指に入る実力がそなわっているが、昌浩が持って生まれた祖父の後継としての能力を認めた後は昌浩の将来のため心を砕き、彰子との未来のために着々と根回しをしている。 妻・篤子(すみこ、声:氷上恭子)との間に6歳(満5歳)の長男・国成(声:木村はるか)、5歳(満4歳)の次男・忠基(声:〆野潤子)、2歳(満1歳)の長女・瑛子(てるこ)(声:松山智美)がいる。尸櫻編で国成は10歳(満9歳)、忠基は9歳(満8歳)、瑛子は7歳(満6歳)になった。行成は妻の幼馴染でもあり、彼とは親しく付き合っている。 家族の前であろうと妻を名前ではなく「あれ」とか「北の方」と呼ぶため、昌浩は義姉の名前を知らずにいる(妻との馴れ初めが語られた番外編で太裳の前で呼んだことはある)。 暦博士であるが武術の心得もあり、朱雀と勾陣直伝の剣技を得意とする。 籠目編では、疫鬼に襲われて一時昏睡状態に陥るも、螢のおかげで起き上れるようになる。その後は安部邸で静養し、安部氏に喧嘩を売ったことを後悔させてやると決死の覚悟で呪詛返しを行った。 尸櫻編では陰陽博士に昇進。その前に博士だった伯父吉平は陰陽助になった。祖父と父・伯父兄弟による壮大な親子喧嘩に始まった当てもの勝負では、第三試合で昌浩の助けを得て勝利する。が、それでも晴明の仕事が減らないため、晴明を義父の所有する吉野の別邸に追いやる計画を立てた。 また、尸櫻編で篤子の第四子懐妊が判明したが、体調がすぐれず、臥せりがちである。第四子は男がいいと願っている(神祓衆にとられたくないため)。 安倍昌親(あべの まさちか) 声 - 杉山紀彰 安倍家の次男。真面目な天文学生で、吉昌の血を濃く受け継いでいる。成親同様妻の家に入っており、妻・千鶴との間に2歳(満1歳)の娘・梓がいる。尸櫻編では6歳(満5歳)になっている。 武術の心得があり、太裳直伝の弓を得意とする。退魔術は苦手なため天文生に進んだ。昌浩が生まれるまでは、跡を継ぐであろう長兄成親の助力をするのが自分の役目だと思っていた。昌浩が見鬼の「目」を失ったときには、天文生には無用と「目」を昌浩に移し変えてもらえたら、と悩んでいたほど。 千鶴と結婚する際、千鶴の両親が娘の病弱さから結婚を渋っていたところを、半年も通い詰めて承諾を得た。梓の出産時には、元服前だった昌浩まで安倍家が総動員で祈祷を行っている。その梓は母親の病弱さを受け継いでしまったのかあまり丈夫ではなく、六歳にしては小柄で他家の4、5歳の姫のほうが背もあるほど。しかし両親の長所を受け継いだ、控えめで大人しく、利発で素直な見目良い姫。 玉依編で、帝の勅命により昌浩と共に内親王の一行を追いかける。その途中で益荒たちに連れて行かれた海津見宮で、昌浩の負った心の傷について知った。 籠目編で、疫鬼に倒れた兄成親を看病し、呪詛返しも手伝う。 尸櫻編で、試験に及第して天文得業生となった。 安倍若菜(あべの わかな) 声 - 鈴木菜穂子 晴明の妻で故人。見鬼の才を持っていたが、彰子とは異なり、十二神将や妖たちを見るたびに悲鳴をあげて晴明の後ろに隠れてしまい、そのせいで台所に入れなかったこともある。晴明のことを誰よりも理解し、深く愛し支えていた。泣き虫だが、晴明は彼女に一度も勝てたことはないらしい。 吉昌が3歳(満2歳)の時に病気でこの世を去るが、現在は三途の川を渡らず、冥府の役人に無理を言って川岸に留まり、晴明を見守り待ち続けている。そのため、彼岸の時期にも現世に戻ってくることはできない。橘家出身の姫で、冥府の官吏の親友・橘融の子孫である。昔、鬼人という大陸から来た妖に魅入られ、心を壊されて命を奪われかけたところを晴明に助けられた。それが彼らの馴れ初めである。この事件は晴明が十二神将を従えるきっかけにもなった。
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安倍家
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(山口県長門市、東京都) 祖父・彪助(椋木家からの婿養子)生年不詳 - 1895年(明治28年)没 祖母・タメ(政治家安倍慎太郎の妹)生年不詳 - 1898年(明治31年)没 父・寛(政治家)1894年(明治27年)4月生 - 1946年(昭和21年)1月没 母・静子(山口県、陸軍軍医監本堂恒次郎の長女、陸軍大将子爵大島義昌の孫娘。出生直後に生別。) 妻・洋子(山口県、官僚でのちの首相岸信介の長女)1928年(昭和3年)6月生 - 長男・寛信(三菱商事パッケージング社長)1952年(昭和27年)5月生 - 同妻・幸子(ウシオ電機社長牛尾治朗の長女) 二男・晋三(政治家、第90・96・97・98代内閣総理大臣)1954年(昭和29年)9月生 - 同妻・昭恵(森永製菓社長松崎昭雄の長女) 1962年(昭和37年)6月生 - 三男・信夫(政治家、岸家へ養子、現防衛大臣)1959年(昭和34年)4月生 - 異父弟・西村正雄(銀行家、日本興業銀行頭取)1932年(昭和7年)11月生 - 2006年(平成18年)8月没
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安倍家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:49 UTC 版)
ルーツは平安時代に陸奥国の奥六郡(現在の岩手県内陸部)を治めた豪族・安倍氏一族にあり、 安倍宗任を祖として晋三で44代目であるとしている。山口県大津郡(現:長門市)の安倍家は、江戸時代には地元の大庄屋を務め、酒や醤油の醸造を営み、やがて大津郡きっての名家と知られるようになった。明治時代になると安倍慎太郎が山口県議会議員に当選し、「安倍家中興の祖」と呼ばれた。慎太郎の妹のタメが郡内で名門として知られる椋木(むくのき)家から婿養子彪助を迎え入れ、その子である安倍寛は山口県議会議員を経て、1937年に衆議院議員に当選して中央政界へ進出、以降安倍家は山口の地盤を世襲する政治家一家となる。岸信介は東条内閣総辞職後に下野して防長尊攘同志会を作った際に安倍寛と親しくなっており、その安倍寛の息子で山口中学と東大の後輩にあたる安倍晋太郎のことをいたく気に入り、娘洋子との結婚を許し、夫妻の次男として生まれたのが晋三である。
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安倍家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:50 UTC 版)
安倍家は江戸時代、毛利家の陪臣であり、半次郎の実家・是非家は大野毛利家では筆頭家老の地位にあった。家老といっても、数ヶ町村を有する小名の家老であるから、侍大将といった程度のものだった。 妻・藤子(外務官僚、学者・法学博士・元法政大学学長 秋山雅之介長女 ) 長男・基雄(大蔵官僚、衆議院議員=民社党→新進党→自由党→保守党)
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