たまより‐ひめ【玉依姫】
タマヨリビメ
(玉依姫 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動タマヨリビメ(タマヨリヒメ、玉依毘売、玉依姫、玉依媛)とは、日本神話・神道の女神である。
タマとは霊(神霊、霊魂)のことで、ヨリとは憑りつくことを指す。すなわち、タマヨリビメとは「神霊の依り代となるヒメ(巫女)」を意味する。この名を持つ神は複数存在する[1]。
- 玉依姫命 - 『日本書紀』第9段の第7の一書にのみ登場。高皇産霊尊の娘万幡姫の娘。天忍骨命の妃で、天之杵火々置瀬尊の母。
- タマヨリビメ (日向神話) - 海童の娘。彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊の妻で、神武天皇の母。
- 玉櫛媛 - 玉依日売、活玉依媛とも。三島溝橛耳神(陶津耳)の娘。事代主神(大物主大神)の妻で、鴨王(三輪氏の祖)・媛蹈鞴五十鈴媛命(神武天皇の皇后)・五十鈴依媛命(綏靖天皇の皇后)の母。また、火雷神の妻で、賀茂別雷命の母。
脚注
- ^ 石田英一郎 『一寸法師』アテネ文庫、1948年、P.25頁。
関連項目
玉依姫(たまよりひめ)
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「神の時空シリーズ」の記事における「玉依姫(たまよりひめ)」の解説
「貴船の沢鬼」に登場。賀茂御祖神社の祭神で、貴船神社の高龗神や橋姫神社に祀られる祓戸大神の一柱瀬織津姫とも同一視される神。夫と引き離されて閉じ込められたうえで会えないように呪をかけられ、貴族たちの罪をかぶせられた怨霊。
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