うちむら‐かんぞう〔‐カンザウ〕【内村鑑三】
内村鑑三 うちむら かんぞう
東京生まれ。宗教家、思想家。父は高崎藩士。札幌農学校卒業後、農商務省等を経て米国へ留学。帰国後の明治23年(1890)第一高等中学校嘱託教員となる。24年(1891)教育勅語奉戴式で拝礼を拒んだ行為が不敬事件として非難され退職。以後著述を中心に活動した。33年(1900)「聖書之研究」を創刊し、聖書研究を柱に既存の教派によらない無教会主義を唱える。日露戦争時には非戦論を主張した。主な著作は『日本及び日本人』(1894 後の『代表的日本人』)、『余は如何にして基督信徒となりし乎』(1895)等。
キーワード | 宗教家 |
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- 著作等(近代デジタルライブラリー収載)
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- 未来観念の現世に於ける事業に及ぼす勢力 / 内村鑑三著 警醒社, 明25.10 <YDM21304>
- 求安録 / 内村鑑三著 福音社〔ほか〕, 明26.8 <YDM20369>
- 基督信徒の慰 / 内村鑑三著 警醒社, 明26.2 <YDM20544>
- コロムブス伝 / 内村鑑三編 福永文之助, 明26.2 <YDM7672>
- 路得記 / 内村鑑三著 福音社, 明26.12 <YDM21807>
- 地理学考 / 内村鑑三著 警醒社書店, 1894 <YDM22137>
- 伝道の精神 / 内村鑑三著 警醒社, 明27.2 <YDM21048>
- 警世雑著 / 内村鑑三著 民友社, 明29.12 <YDM20611>
- 後世への最大遺物 / 内村鑑三述 便利堂, 明30.7 <YDM20631>
- 地人論 / 内村鑑三著 . 訂正版2版 警醒社書店, 1897 <YDM22105>
- 月曜講演 / 内村鑑三著 警醒社, 明31.4 <YDM102095>
- 小憤慨録. [1], [2] / 内村鑑三著 少年園営業部, 明31 <YDM20748>
- 英和時事会話 / 内村鑑三編 東京独立雑誌社, 明32.11 <YDM84151>
- 外国語の研究 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明32.5 <YDM76603>
- 後世への最大遺物 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明32.12 <YDM20630>
- 偉人と読書 / 内村鑑三編 山県図書館, 明33.9 <YDM101459>
- 警世雑著 / 内村鑑三著 . 改版 東京独立雑誌社, 明33.5 <YDM20612>
- 興国史談 / 内村鑑三著 警醒社書店, 1900 <YDM23>
- 宗教座談 / 内村鑑三著 東京独立雑誌社, 明33.4 <YDM20707>
- 独立雑談 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明34.6 (独立叢書 ; 第1編) <YDM21070>
- 基督信徒の特徴 / 内村鑑三著 . 2版 日本学生基督教青年会同盟, 明35.2 <YDM20543>
- 独立清興 / 内村鑑三著 警醒社, 明35.5 (独立叢書 ; 第2編) <YDM21071>
- 基督教講演集 第1集 / 内村鑑三述 警醒社, 明36.12 <YDM20442>
- 約百記 従第一章至第七章 / 内村鑑三注 聖書研究社, 明37.8 (角筈聖書 ; 巻之1) <YDM21800>
- 基督教問答 / 内村鑑三述 聖書研究社, 明38.2 (角筈雑書 ; 巻之1) <YDM20517>
- 保羅の復活論 / 内村鑑三編 聖書研究社, 明40.9 (聖書短篇 ; 第1) <YDM21151>
- よろづ短言 / 内村鑑三著 警醒社, 明41.6 <YDM21422>
- 櫟林集 第1輯 / 内村鑑三編 聖書研究社, 明42.1 <YDM102461>
- 近代に於ける科学的思想の変遷 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明43.3 <YDM202036>
- 洪水以前記 / 内村鑑三著 聖書研究社, 明44.7 <YDM21587>
- 独立短言 / 内村鑑三著 警醒社, 明45.7 (独立叢書 ; 第3編) <YDM21072>
(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております。掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)
内村鑑三
内村 鑑三 (うちむら かんぞう)
1861〜1930 (文久元年〜昭和5年) |
【宗教家】 日本人にとってのキリスト教を追求。門下生からは人材が排出した。 |
明治・大正期のキリスト教伝道者。高崎藩士の子として江戸小石川に生まれる。官費生として札幌農学校在学中に受洗、以後キリスト教伝道に尽くす。1884年(明治17)渡米。88年に帰国した後、第一高等中学校嘱託教員の時に、教育勅語奉読式での態度を不敬と非難され依願解職。妻も亡くし、困窮の中「余は如何にして基督教徒となりしか」などの著作を著わす。97年「万朝報」記者となり、日露戦争や、渡良瀬川鉱毒事件を批判。翌年「東京独立雑誌」を創刊、無教会主義を唱えて自宅で聖書講読会を開き、会からは多くの人材が輩出した。 |
年(和暦) | ||
●1862年 (文久2年) | ■生麦事件 | 1才 |
●1863年 (文久3年) | ■薩英戦争 | 2才 |
●1867年 (慶応3年) | ■大政奉還 | 6才 |
●1868年 (明治元年) | ■鳥羽・伏見の戦い | 7才 |
●1869年 (明治2年) | ■版籍奉還 | 8才 |
●1871年 (明治4年) | ■廃藩置県 | 10才 |
●1871年 (明治4年) | ■解放令 | 10才 |
●1873年 (明治6年) | ■徴兵制布告 | 12才 |
●1876年 (明治9年) | ■廃刀令 | 15才 |
●1877年 (明治10年) | ■西南戦争 | 16才 |
●1877年 (明治10年) | ■東京大学設立 | 16才 |
●1882年 (明治15年) | ■上野動物園開園 | 21才 |
●1883年 (明治16年) | ■鹿鳴館完成 | 22才 |
●1889年 (明治22年) | ■大日本帝国憲法発布 | 28才 |
●1894年 (明治27年) | ■日清戦争 | 33才 |
●1903年 (明治36年) | ■江戸開府300年 | 42才 |
●1904年 (明治37年) | ■日露戦争 | 43才 |
●1907年 (明治40年) | ■足尾銅山で暴動 | 46才 |
●1910年 (明治43年) | ■韓国併合 | 49才 |
●1918年 (大正7年) | ■米騒動 | 57才 |
●1923年 (大正12年) | ■関東大震災 | 62才 |
●1928年 (昭和3年) | ■初の普通選挙実施 | 67才 |
・田口 卯吉 | 1855年〜1905年 (安政2年〜明治38年) | +6 |
・浅井 忠 | 1856年〜1907年 (安政3年〜明治40年) | +5 |
・高木 正年 | 1856年〜1934年 (安政3年〜昭和9年) | +5 |
・快楽亭 ブラック | 1858年〜1923年 (安政5年〜大正12年) | +3 |
・田中 長兵衛 | 1858年〜1924年 (安政5年〜大正13年) | +3 |
・妻木 頼黄 | 1859年〜1916年 (安政6年〜大正5年) | +2 |
・Bigot G. | 1860年〜1927年 (万延元年〜昭和2年) | +1 |
・二葉亭 四迷 | 1864年〜1909年 (元治元年〜明治42年) | -3 |
・津田 梅子 | 1864年〜1929年 (元治元年〜昭和4年) | -3 |
・夏目 漱石 | 1867年〜1916年 (慶応3年〜大正5年) | -6 |
・幸田 露伴 | 1867年〜1947年 (慶応3年〜昭和22年) | -6 |
内村鑑三
内村鑑三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 05:50 UTC 版)
無教会派の内村鑑三は、1912年(明治45年)1月に娘ルツ子死去したことをきっかけに、1918年(大正7年)頃から再臨を確信するようになった。
※この「内村鑑三」の解説は、「再臨運動」の解説の一部です。
「内村鑑三」を含む「再臨運動」の記事については、「再臨運動」の概要を参照ください。
「内村 鑑三」の例文・使い方・用例・文例
- 非戦論を唱える者は自分ひとり, 内村は四面楚歌の中にある思いがした.
- その人物とは,王(ウォン)凱(カイ)歌(コー)(内村光(てる)良(よし))。
- 内村選手は昨年の北京五輪で個人総合の銀メダルを獲得した。
- 北京五輪の金メダリストであった中国の楊(ヤン)威(・ウェイ)選手が引退したため,内村選手は今年の世界選手権で金メダル獲得の可能性が最も高いとみなされていた。
- 内村選手の総合スコアは91.500点で,銀メダリストのスコアを2.575点上回っていた。
- 内村選手は3年後にそこで再び成功を収めることをめざすだろう。
- 内村選手は6種目中4種目で最高点を挙げ,強さを見せた。
- 日本男子チームの立(たち)花(ばな)泰(やす)則(のり)監督は内村選手の総合での優勝を喜び,「内村選手の演技はほぼ完ぺきで,世界選手権3連覇にふさわしいものだった。彼が粘り強く努力した結果だ。」と語った。
- 内村選手はまた,男子ゆかで金メダル,男子鉄棒で銅メダルを獲得した。
- 鉄棒では,内村選手はできばえと芸術性を評価するEスコアで10点満点中9点以上を獲得した唯一の選手だった。
- 内村選手はさらに男子団体種目で銀メダルを獲得した。
- 男子体操では,内村航(こう)平(へい)選手(23)が個人総合決勝で金メダルを獲得した。
- 内村選手は全6種目の間ずっと集中を保った。
- 内村選手は団体と個人ゆかでも銀メダルを獲得した。
- 内村航(こう)平(へい)選手(体操競技)
- 内村航平選手はロンドン五輪の金メダル最有力候補と考えられていた。
- ロンドンでは,内村選手は予選と団体決勝で苦戦した。
- 女子レスリングの金メダリスト,吉田沙(さ)保(お)里(り)選手や男子体操の金メダリスト,内村航(こう)平(へい)選手など,活躍が目立ったオリンピック選手何人かが今年の羽子板に描かれている。
- 10月3日の総合決勝で,内村選手は6種目中,ゆか,つり輪,跳馬の3種目で最高得点をあげた。
- 内村選手は最高難度の技に挑戦しなかったが,ミスなく種目を行うことに集中した。
内村鑑三と同じ種類の言葉
思想家に関連する言葉 | 何晏 公孫竜 内村鑑三 列子 劉伶 |
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