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走るBigSmile

鈍足ランナーの走ったり登ったりするブログです。膠原病マラソン部部長もやってるよ!

激戦の翌日。
疲れすぎたのか、まだ興奮状態なのか4時半に目が覚めてしまいました。
(それともおばあちゃんなのか)
温泉に入ると日焼けした身体がひりひり。
昨日より痛い。

でも日焼け以外は、未体験レベルの筋肉痛という感じでもなく
割と動けるしひどいむくみとか、そんなものもありませんでした。
意外。
故障どころかマメやどっか擦れたりなんてことも皆無。
良かった良かった。

お風呂上がり朝日を浴びながらの飛騨牛乳を味わう。
最高。

レースの後にこうやって昨日のデータを見て悦に入るのは私だけではないはず。
ああ何度見てもいいわ~♥

朝食の後は昨日100キロを完走されたのりさんと合流して高山デートです。
朝一で向かったのは千光寺。

ここは100キロコース60キロ過ぎにやってくる、通称ラスボス峠。
senkouji.jpg
ここがどんなものか見たくて、でもさすがに悪いかなと迷っていたら
のりさんもレース中無銭参拝したし、お礼参りをしたいとのこと。
余裕~。

この千光寺というのが、山の上にありまして。
この日は車で行ったんだけど、舗装こそされてますが
…あれ山ですよね?
ここを100キロの皆さんは走った(歩いた)のかと驚きしかありませんでした。

たどり着いてからの108段。
煩悩の数だけ。

結構上れるもんです。
大丈夫大丈夫♪

しかし上りきったところで御朱印帳を車に忘れてきたことに気づき
もう一往復(´Д`*)

私たち以外にも、明らかにランナーという人が何人かおられました。
お代わりなんて変態ね(敬意をこめて)

当日の写真や動画があったので見てみましたが
は、走ってる…。

その後高山の町へ戻り、もう一つ昨日の振り返りで「古い街並み」へ。
写真は割と人が入らず撮れているけど、月曜の午前中とは思えない賑わいでした。
昨日ここを声援を受けながら駆け抜けたんだなぁ(しみじみ)

高山の町でもランナーと思われる、少しぎこちない歩き方の人を何人も見かけました。
みんなお疲れ様\(^o^)/

そして「ふりだしに戻る」かのように土曜日満席で入れなかった弱尊へ。

お店の人が私たちを覚えててくれました。
レース走られたんですか?なんていわれてちょっと得意になったりして。
(メダルもらってないけどね)

お店の雰囲気も、カレーも個性的。
サラダは甘いドレッシングでした。
私は好きですが好みが分かれそうです。
あと量が多かった(女性はごはん小盛りがおすすめです)

ほかにも行ったところもあるし御朱印なんかもあるんで
それはまた別のところで。

さて、振り返りついでに今回準備したものの使用状況。
----------------------
マトイ(ベスト)  → すごくよかった。擦れたり揺れたりもなし!
マイカップ    → ほとんど使わなかった。
マイボトル   → ほとんど必要なかったけど、あったほうが心強い
ボトルキャップ → なくてもいいけどあったら便利
ジェル      → 4個(すぐお腹が空いたので)
アミノ酸     → 3個(途中で飲むのが面倒になった)
ようかん    → 食べなかった(固形物はエイドに十分ありました)
----------------------
あと、メイタン(カフェイン)も後半、多分長い下りの後摂ったと思うけど
特に変化なかったな。
それとも摂ってなかったらもっとヨレヨレだったのかな?

まだまだ書き足りないけどやっぱりまとまらないや。
あ、完走率です。
kansouritsu.png
完走率、下げちゃってすみません。

応援してくださった方、いろいろお世話になった方
本当にありがとうございました。
来年はメダルもらいに行くからね!

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長々とお読みいただきありがとうございました(´ω`人)
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飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~私は小石 目指せ飛騨牛
からの続きです。

57.2キロの第三関門を抜けたら、次の目標は60キロ地点。
みんな、待っていてくれるのかな…。
暑いし、時間も経ってるし、もう撤収しちゃってても仕方ないな…。

少し走って前を見ると、バットマンのTシャツを着た人が見える。
…ピロさんだ!!!

あれ?ここ60キロ??
「みんな待ってるから行こう」
「あと1キロくらい」
(いやんすてき♡迎えに来てくれたんだ!)

緩く下っていたこともあったけど
一緒に走ってくれる人がいるだけで、足が動くのです。
まだ走れる!
(少し歩いたけど)
本当に心強かったしうれしかったです。

そしてそして。

大変ながらくお待たせしました~\(^o^)/
うれしくってみんな一人一人抱きしめてチューしたいくらいでした。
(嫌がらせ)

本当に本当にありがとう(´ω`人)

みんなに力をもらって走り出します。
応援してくれていた地元のおばあさんが
「乗鞍岳がきれいだから見ていってね」
と声をかけてくれました。

正直第三関門へ行くことでだいぶ出し切ってしまっており
平たんなところでも歩き混じりになっていましたが
まだあきらめてません。

十六銀行のエイド。
いつもお世話になってます。

(清流の時もいびがわの時も応援してくれますね)
ポカリとかぶり水だけで先を急ぎます。

65キロ、この時の時間は15:30。

制限時間の16:15まであと45分。
キロ7で行けば間に合う。

普通の足なら余裕だ。
…普通の足なら。

しかしもうこの辺でキロ7の足は残っていませんでした。
このあたりで100キロの82、3キロ?あたりの人たちと合流します。
100キロのランナーが
「71キロのゴール、最終は何時?」
と気にしてくれました。

しばらくして歩き混じりの私の私にその人が言いました。
「キロ6で行けば間に合うよ!」
と…。

ボキッ。
(心が折れた音)

当然そのランナーさんに罪はありません。
ここで私は「もう間に合わないや」と確信したのです…。

でもね。
それでも、歩き混じりでも走るべきだった。
せめて16:15に間に合えば、70キロの記録は残っていたはず。

この写真を撮ったの、16:17…。
目の前でマットを片付けられたこの瞬間は忘れないでいよう。

一緒にダメだった人とおしゃべりしながらビッグアリーナへ向かいます。
彼女は毎年出ていて、毎年ダメなんですって。
でも
「初めて丹生川を通過できたし、初めてここまで来たんです」
とすがすがしい笑顔。
毎年挑戦して、少しずつ先へ進んでいることがすてきだと思いました。
こんな飛騨高山もあるんだ。

ゴール直前で、市長と思しき男性が私たちに気付き
「あらら残念なお二人!一緒に手をつないでゴールしよう」
と三人でゴールじゃないゴールへ。
(71キロのゴールはもうないので)

手はつないでくれませんでしたけどね(恨み節)

帰ってきたら、偶然名古屋のラン仲間の人に会ったり
丸山さんにも会えました。
(ランナーズアップデートを見て心配してくれていたようです)
ほかにも好走したお仲間の方々にも会えました。

メダルがない私は残念タオルをいただきました。

どや!

完走した人はもらえないんだぞ~\(^o^)/

ホテルへ戻り一人0次会。

そして打ち上げ!!

来年も出ますよね!と息巻く私に
男性陣が
「オクムに行きたい…」
と。
(何のことかお知りになりたい方は「オクム ビキニ」で検索してください)
私は一人でも出ますから(`・ω・´)

最後のシューズ円陣!
takayamaenjin.jpg
ランシューが一人しかいないw

この挑戦は決して無駄じゃなかった、たくさんのものを得た充実感。
71キロという距離を自分の足で経験したという事実。
これは間違いなく今後の自信へつながることでしょう。

ランナーの数だけいろんな飛騨高山があったと思います。
お疲れさまでした。

次は多分高山デート&まとめです。
まとまるのか?

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飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~最高地点に向かって
からの続きです。

第二関門を後にしてすぐ、長い下りが始まりました。
約10キロ、高低差にして600mほどを駆け下ります。

下りでは決まってあの言葉をつぶやきます。
いつもトークショーでQちゃんが言っている
「私は小石、私は小石」

小股でちょこちょこ、飛ばしすぎないよう
でも重力に逆らわないよう下っていきます。
向こうに雪をかぶった山がみえます。

このあたりは本当に気持ちよく走れました。

そしてとうとう42.195キロ!!
ここからは一歩一歩が未知の世界。

頭の中では

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてが報われる
今日ですべてが始まるさ

と泉谷しげるが歌いっぱなしてます。

泣いても笑っても、
この数か月間、ここをめざし頑張ってきた。
いままさにその最中にいる。
報われるかどうか知らないけど、新しい私が間違いなく始まってる。
(この歌の本来の解釈とは異なるでしょうが、
ふと頭に浮かんだこの歌詞がぴったりだなと思いました)
(でも走るリズムにはあまり合いませんでした)

しかし感慨に浸っている場合ではありません。
時間がないの。

兎に角、何が何でも飛騨牛…!!!

10%の勾配?
ああん?しらねーよ、飛騨牛だよ!
(これは絶対第三関門突破したいという熱い思い)

小石走法でスピードも出てないけれど、足もさほど重くなっておらず
上手に下れたかも!?
気持ちよく走れた、楽しい!うれしい!
ウキウキでかぶり水。

さっきまで控えめに顔をパシャパシャ濡らす程度でしたが
この辺ではボランティアの人に
「かけちゃってください!」
とかぶり水をお願いするようになっていました。
(超気持ちいい。病み付き)

そして長い下りを終えて充実感いっぱいの私の目に飛び込んできたこれ。

これから!山ガンバッテ

…山!?

あろうことか私は「裏ボス峠」の存在を忘れておりました。
takayamakouhan.jpg
ひぃぃ!
兎に角急げ。

この辺は全然写真もありません。
「心が折れそうになった時見るフォルダ」を見る時間もありません。

いえ、心は折れていません。
絶対第三関門を通過してやるんだ、という熱い気持ちは一度も失っていませんから。

第三関門丹生川支所のひとつ前のエイドで
ボランティアのおじさんと(おじさんとばかりしゃべってる)
「時間間に合うかな」
と話していると
「たまきさん!」
と声をかけてくれる女性が…。

フォロワーのりんごさんです。
今回ここでボランティアをしてくださっていました。
昨日の円陣の際、ご挨拶させていただいたので声をかけてくれました。

ああ、なんてうれしい!!

リタイア組なのか、椅子で休んでいるランナーたちが
「キロ7で行けばまだ間に合うよ」
と言ってくれました。
(実際はそれよりたぶんもう少し余裕があったと思います)

ここはもう本当に必死に、やや半泣きで走りました。

そして14:08 57.2キロ地点
丹生川支所、第三関門へ到着です…!

関門閉鎖2分前…。

フルーツ酢をいただき(マイカップの人だけよ♥)
念願の飛騨牛は一つだけ。
ああ、美味い…でも時間がない…。

かぶり水をして、さあ、次の目標は60キロ地点。
そこで待っていてくれる人たちが居ます。
…居るはず…。

たぶん、まだ…。
(いなくても仕方ない、そんな時間)

飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~応援を力にかえて
へ続きます。

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長くてすみません…((´・ω・`;))
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飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~第一関門まで
からの続きです。


元気な応援に押されて第一関門の道の駅ひだ朝日村を飛び出します。

こうして今思い返してみても、たくさんの応援と景色の素晴らしさが忘れられません。
何度励まされたことか分からないくらい、力をもらいました。

あんばよういきないよ~!

こちらのチアのお二人は、高山に出る前にいろいろほかの人のブログを徘徊して
お見かけしたことがあります。
「あ、誰かのブログに載ってた人たちだ」
高山を走っていることを噛みしめた瞬間でした。

すっごい冷えた麦茶をごちそうになりました。
(お腹を気遣いつつ)
ありがとうございました。

9:35 29.5キロ地点 カクレハキャンプ場。
スタートから3時間半近く経っています。
だんだん時間が気になり始めてきました。

そうはいってもエイドはエンジョイしたい。
こちらは火畑そば。
「暖かいそば」と言われましたが常温でした。
美味しかったです、ごちそうさま。

そしてこんなことしちゃうよね~。
高根こん太くん。
目が濁ってるけど大丈夫か。

さあ旅はまだ序盤だ。
先を急ぎます。
林道に入るとき、ボランティアのおじさんから
「行ってらっしゃい」
と言われました。
何言ってんだい、旅はもう始まっているんだぜ!
と思ったら、延々続く上り坂。
これのことを言っていたのか?

そしてたまにちょっと下る。
私はいま高山を走ってる(実感)

熊だってでるかもしれない。

歩き倒して
11:22 39.2キロ地点の第二関門飛騨高山スキー場へ到着。
関門閉鎖8分前。
やばい。
貯金はもうない。

コース最高地点1345m
なんとかここまで来たんだわ…。

ドロップバックを受け取り、ジェルを補充。
(ここまででジェルをもう3つ摂ってました。私は糖だけで動いてるみたいです)
着替えている時間はないので靴下だけ履き替えました。
今のところ幸い痛いところはありません。

フルーツやコーラを少し口にして
山の雪解け水(超冷たい)で顔を洗って気合を入れます。

出ようとしたとき、ボランティアのおじさんが
「ここからはずっと下りだよ」
と声をかけてくれました。

…下り+゚。*(*´∀`*)*。゚+

下りで足をやられるから気をつけるよう
ばんばさんからもこめきちさんからも注意を受けてましたが
私は下りと聞いてホッとしました。

さあここから先、いよいよフルマラソン越え。
未知なる距離へ突入します。

そして第三関門まで時間との闘いが始まります。
飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~私は小石 目指せ飛騨牛
へ続く。

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飛騨高山ウルトラマラソン2017前日~高山入り!
からの続きです。

とうとうこの日がやってきました。
飛騨高山ウルトラマラソン当日の朝です。
っていうか、夜です。

2時に起床して、おにぎり2個とヨーグルト、コーヒーをおなかに入れます。
寝起きで全然食欲はわかないけど、食べられます。
出すものも出します(これ、得意)

ホテルを3時半頃出て、シャトルバスへ。
ここでランナー婦人会のこめきちさんにばったり。
うれしかったなぁ~。
こめきちさんは去年ここを走っているということもあり、
バスの中でいろいろ話を聞くことができたのも心強かった。
fc2blog_20170614200336bde.jpg
4時ちょっと前に会場へ。
すぐそしてシューズ円陣。
fc2blog_20170614200511d83.jpg
緊張と興奮の入り混じる時間。
そわそわとレースの準備をします。
fc2blog_201706142005492ae.jpg
会場はこんなふうに食べるものもたくさん用意されていました。
ほかにもANAオリジナルスープとか暖かいコーヒーとか。
寝起きに無理しておにぎり詰め込んでこなくてもよかったかな?
そして100キロの人たちは
4:45 5:00 のウェーブスタート。
みんな行ってしまった…(´;ω;`)

そして71キロは5:15スタートです。
fc2blog_20170614200723a79.jpg
コースはこんな感じ。
takayamamap.jpg

takayamakoutei.jpg
スタートしてからしばらくは平たん。

高山の商店街を通り
古い町並み(とても素敵なの、あとで翌日の写真を載せます)
ここを抜けたあたりで今回残念ながらDNSだったのに応援に来てくれているポンさんの姿が。
写真も撮ってくれました。
tamatakayama.jpg
(お見苦しいので加工して載せます)

途中こめきちさんや丸山さんにもお会いできました。
この後のことも考え、無理のない気持ちいいペースでちんたら進みます。

のどかな景色の中、朝の光。
気持ちがいい。
fc2blog_201706142010076c1.jpg
驚いたのはどこまでも応援の人たちが声をかけてくれること。
こんな早朝に!!
本当にありがたかったです。
最初の10キロは6分半から7分半くらいのペースで
気持ちよ~く走れました。

ま、もちろんそんなの最初だけ。
だんだんこうして走れない上りが始まります。
fc2blog_20170614201113647.jpg
(右側の人、すごいでしょう。カッパの頭と亀の甲羅と浴衣。完走されたのでしょうか)
コースは上りっぱなしでつづら折りになったりしながら
ようやく美女高原、16.7キロのエイドに到着しました。
(この前にも小さいエイドはあります)
fc2blog_20170614201154708.jpg
トイレに行ったり食べたり飲んだり楽しみました。
この後少し下って~
fc2blog_201706142013050f6.jpg
8:10第一関門21.8キロ地点。
道の駅ひだ朝日村へ到着です。
関門閉鎖が8:40なので30分の貯金です。
fc2blog_20170614201338972.jpg
(本当は8:00目標にしていたんだけどね)

さあお楽しみの給食!!
よもぎうどん。
もちもちした麺がおいしい。
エイドのおじさんと
「あと残り50キロくらいだよ」
「言わないで~」
なんてやり取りをしながら食べまくります。
(ありがち)

おにぎりやあんぱん、クリームパン、フルーツなどが用意されていました。
(一通りたべたよね~)
fc2blog_20170614201417fa5.jpg
調子に乗ってよもぎうどんを2杯食べてポカリをぐびぐび飲んだせいか
胃が冷たくなってお腹が若干ドンチャン始めそう((((;゚Д゚)))))))
暴れださないよう手のひらでお腹を温めながら進みました。

まだ朝だからか、それともすでに標高が高くなり始めているからなのか
気温も涼しい、というか少し肌寒いくらいだったので余計です。

さあ、おなかは、足はどうなる!!

(ふりが雑)
飛騨高山ウルトラマラソン2017当日~最高地点に向かって
へつづく。

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