マダム愛の徒然日記　〜パリと私の”平凡？”な日々〜　フランスのプチ情報発信中　

このブログで何度か紹介している

シャルティエと言う
行列が出来るレストランは

元は労働者向けの
大衆食堂。

１００年以上の歴史がある
こちらのレストランは

今でのびっくりするくらいお安く
料理を提供してくれます。

また
ベルエポックの美しい店内で頂く
フランスの伝統料理を求め

連日観光客で大行列が出来ております。



こちらのレストランは
少人数で行くと相席が普通。

２人で行くと
４人席に座らされ

知らない人と一緒に
食事をするのです。

そのルールを知らないと
大抵の人が驚くんですよね。



先日なんて

私達の前で待っていた1人の女の子が
私達と同じテーブルに通されたんです。

４人席に私達３人

このお店のルールを
全く知らなかったであろう彼女は

多分
私達と一緒に食べないといけない
って思ったんでしょうね。

オーダーする時とか
私達が決めるのを待っていてくれるし

トイレで席を立つ時とかも
”ちょっとお手洗いに行って来ます”と
わざわざ言い残してくれました。

なので

”ここはただ単に
相席にさせられるだけなので

気持ちは個別で良いのよ！」

みたいに教えてあげましたよ。



そしてつい最近
こちらのお店に行った時は

私達の隣に
後から年配のご夫婦が座りました。

嬉しそうにメニューを見て
お互い写真を取り合っている彼ら

その姿にほっこりしていたら

息子が
「写真を撮りましょうか？」って。

その言葉に最初は驚いたけれど
嬉しそうにお願いし

息子は何枚も写真を撮ってあげました。

その流れから
彼らと会話がはずみ

サンフランシスコに住んでらして
シリコンバレーで働いていいる話をしてくださり

息子にITの世界の興味深い話を
たくさんしてくださいました。



そう！
これがね

私がこのレストランに
息子と通いたくなる大きな理由

本来相席なんて
嫌だな〜

って思う人の方が多いと思うのですが

むしろ私にとっては逆。

だって
毎回隣りに違う国の方が座り

彼らと会話を楽しめるんですよ。
しかも英語で！

息子にとって
世界を学ぶ最高の環境ではないですか。

息子も自分の学校のことや
将来の事
来年はフロリダかロスに行きたいなどなど

嬉しそうに頑張って英語を話しておりましたよ。



パリは観光客が世界で１番多い街と言われていて

それが理由で
住んでいる私たちは大変な時もあるけれど

こうやって彼らとの出会いを楽しめるのは
嬉しいな。

息子は間違いなく

国境を感じない
グローバルな視点の子に育っているはず！

なんて

改めて思った私に
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こんな風にシャルティエを楽しむのもありなんですー！
ぽち　　　　　　ぽち
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