マダム愛の徒然日記　〜パリと私の”平凡？”な日々〜　フランスのプチ情報発信中　

フランスに
大きな嵐が来るとかで

今朝からニュースは
ひっきりなしにそのニュースを流しております。



政府からも
危険！な注意喚起が出ていて

１９９９年に起きた
大災害を比較をする画像もバンバン。

不安を煽るにもほどがあるでしょ！
ってくらい

ニュースを見ていると
どきどきします。

 

それと同時に

１９９９年以来
大きな台風が来てないのか！？と

この国の自然災害の少なさにびっくりする。

だって多分
今回大騒ぎしている嵐も

日本だったら
年に数回くる規模のやつですよ。

多分。。。。



この嵐が
数日前から気になっていた
うちの主人。

なぜかと言いますと

今回この嵐が
モロに直撃する地域に

実家のあるブルターニュ地方が
入っていたのですね。



数日前に
TGVなどが運休になるのを発表するし

今日はとうとう
政府から義両親宛にこんなSMSが。



ここには

建物/避難所の中に待機
非常事態以外動かないように
水が増している道には入るな
土手などには近づくな

みたいなことが書かれてます。



こんなメッセージを受け取ったのは

ブルターニュ在住６０年以上の義両親も
初めてのことらしく

心配性の義母は
かなり落ち着かない様子。

でもね

それもそのはずなのよ。

だってさ。。

見てよ。。。



今ね
ブルターニュにある別荘ね

増築工事の真っ只中なの。



この別荘がある場所が
今回の嵐で１番危ない場所になっていて

しかもね
この家、海のすぐ近く(でも高い場所)にあるのよ。

そりゃ心配にもなるよね。
一部、まだ屋根すらしっかりついてないらしいし。



そんな義両親に
さっき連絡をしてみたら

彼ら今夜は
この別荘に泊まる予定とのこと。

あえて危険地域に！

心配なのはわかるけれど
今度は私が心配しまうではないか！

何かあったとしても
家を守ろうと無理せずに逃げること！と

災害の国、日本から来た嫁は
義両親に自然の脅威をなめるな！と何度も伝え

電話を切りました。



既に大雨のブルターニュ。

パリはもう少ししたら
雨が降り出すらしい。

明日の午後は
友達とワイワイ
セーヌ川沿いでチーズケーキをつつく会。を
開催する予定なのだけど

雨かな。
どかな？

でも

とにもかくにも

最小の被害で済みますように。

ただただそう願っている私に
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以前こちらのブログで

ご近所さんが
”ちびっこお掃除隊”のアソシエーションを
発足したと

紹介したのですが

その１回目が

１２月のとある日

エッフェル塔の前
シャンドマルス公園で開催されました。



当日は７区の役所の方もいらっしゃるとの事で
ちょっと緊張気味だったご近所さん

でも
子供達はそんなの御構い無しっ！

やる気まんまん
ノリノリで

この日に挑みましたよー。



子供達を数グループにわけ
担当の場所を決め

１時間のお掃除。

息子はシャンドマルス公園の
南西を担当。

ちょうど公園がある場所なので
これはけっこう大変かもなと覚悟して挑んだのですが

なんかね

土曜日の午後にもかかわらず

思ったよりね

ゴミ、少なかったわ。

いや、とっても良い事なんですけれどもね。



ただ、やっぱり
公園内に入ると

その日のゴミがけっこう落ちていたり
茂みにゴミがたまっていたりして

子供にはちょっと無理なのではと
思うレベルのゴミもありまして

パパもママも
必死に息子のお手伝い。



そして１時間後

集められたゴミの山。



少ないと思っても
これだけ集まってしまうんですよね。

残念ながら
やっぱりゴミを捨てて行く人が多いのが
現状なのです。



終わったあとは
ご褒美〜っ！



アソシエーションから子供達へ
クレーブのプレゼントと



公園でブランコ遊びのチケットが
贈呈されました。



あ、ちなみに

パリの公園にあるこう言うブランコは
有料なんですよ〜。

１回５分くらいで２ユーロとかです。



この活動

７区のお役所の方も
絶賛して下さいまして

今後活動をサポートして下さることを
約束して下さいました。

なのでこれからも
１〜２ヶ月に１回のペースで開催し

どんどんと活動の場を
広げて行く予定です。



今回初めて
街のゴミ拾いをした息子くん。

それ自体
けっこう楽しんでいたし

そして
公園にいる人たちから
たくさん声をかけられ褒められて

それもすごく嬉しかったみたいだし

何よりも
”ゴミ”
への意識が変わった様で

道にゴミが落ちていると
すごく気にする様になり

自身も必ずゴミはゴミ箱へ！と
すぐに捨てる様になりました。



今後この活動を続けて行く事で

参加している子供達だけでなく
それを見ている大人たちの意識もかわり

街がどんどんと綺麗になって行くと良いな。

子供が一生懸命ゴミ拾いをしている中
大人はポイ捨て出来ませんしね。



我が家はこれからも
このアソシエーションをサポートし

彼らと一緒に活動して行く予定です。

もしパリで
この小さなゴミ拾い隊を見かけましたら

どうか激励の言葉をかけてあげて下さい。

それだけで子供達
本当に喜ぶしやる気が出ます。

お願いします。

と

こんな小さなブログでお願いしてみた私に
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子供にとって一番のご褒美は褒められる事なのです。
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７月末に入って来た

私的
ちょっとした衝撃的ニュース

 

これ
７月２７日に提出された
環境対策の１つで

バルバラ・ポンピリ仏エコロジー移行相が

屋外の暖房あるいは空調設備は
「環境保護から逸脱」していると言ったのです。

要は
冬の間のカフェテラスに
暖房を設置するのを禁止しようと

そう言ったものなのですね。



これはもう
おっしゃる通りなんですよ。

外のテラスで
暖房は

アンチエコ以外の何者でもない。

ついでに言うと
冷房をしながらドアが開いているお店とかも

かなり以前から
効率悪いなと思っておりました。

ただ
フランスの場合

冬のあのカフェテラスは
観光名物レベルであり

パリに関して言うと

７割以上のお店に
テラスが設置されているなんてデータもあるので

それが街から消えてしまうのは

冬のパリの街の景色が
全く変わってしまう事を意味していて

ちょっと
不安があるのは間違いない。

でも
フランスはそんなことよりも
”エコ”を取る国だから

きっと実行されるでしょうね。



ただ
これに対し

いつもは厳しいイダルゴパリ市長も

今年は待ったをかけました。

ただでさえ
コロナの影響でとんでもない被害を出した
レストラン業界。

その上、こんな政策が実施されたら
彼らにトドメをさすようなものですからね。

さらには今、フランスの街は
ソーシャルディスタンスを得るために
室内の座席を減らし

その分
テラスに席を設置するのをOKしているわけで

コロナ禍が続けば
冬もそうなる可能性もあるわけで

なのに
外での暖房を禁止にしたら

もうね
パリのレストラン業界

おしまいです。

おーしーまーいーっ、DEATH！



まあ、これ
テラスを取り外ないといけないとか
そんなわけではなく

暖房を付ける場合は
完全に密封された状況にするべき。

要は
ドアを開けっ放しにするな。

みたいな感じなのですが

でも

密閉状態のテラスって
もうそれはテラスじゃないですよね。




でも、この政策
ダブルで環境に良いのは間違いない。

なぜなら
こうして外での暖房がなくなる事で
環境を守れるのはもちろんだけれども

室内での喫煙が禁止されているフランスでは
喫煙者はテラス席に行かないとダメとなっておりまして

そうなると
彼らの居場所が減るわけだから

喫煙者も多分減る事になり
タバコによる環境被害も減るってわけよね。



こんな感じで
次々に環境対策を打ち出し
容赦無くガンガン実施してゆくフランス。

不便ではあるけれど
仕方がない。

むしろ自分で出来ることは自分でやろう。

まだ実行されなくても

これから冬は
テラス席ではなくて室内を希望しよう。

近所なら膝掛け持参しよう。

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