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大興奮の場所inローマ

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今回で

数えてみたら
5回目のローマ

でも
一緒に行った相手が
毎回違うので

そうなると
どうしても毎回

メインの所に行くことになり

新しい所に行く時間が
ないのよー。

IMG_4162_20240217031727369.jpg

なので
今回こそ行こう!と思っていた
サンタンジェロ城にも

結局入れずに終わってしまったわ。

IMG_4283-1.jpg

行けたら行こうと
チケットを買ってなかったのが敗因ね。

なぜなら
ローマのほとんどの観光施設は

チケット保有者と非保有者をしっかりわけていて

チケットが無い場合は
並んで買わないとならないから。

と言っても
サンタンジェロ城は

混雑しているローマの中でも
そこまで混んでいなくて

並んでいたら
20−30分くらいで入れたのだけれども

入ったところでタイムアウト。

思った以上に大きくて
訪問に1時間必要だよ

なんて言われ

次のバチカン美術館に間に合わなくなる方が困る!
と思い

断念して帰ったのです。

まあ、次の楽しみにとっておこう。
ローマに来る理由が必要だもんね、と、

毎回同じことを思いながら
サンタンジェロ城を後にしましたよ〜。

IMG_4298_20240218064353b9c.jpg

そしてもう1つ

それが
ボルゲーゼ美術館!

スペイン坂のそのさらに上
ローマ市内の北の大きな公園内にある

すごく有名な美術館。

でも
ちょっと離れているな〜
なんて思い

今まで行く機会が無かったのです。

IMG_4564-1.jpg

けれども
今回の同伴者は主人と息子。

そこまで美術館に興味が無いだろうと
思ったのですが

美術館がある公園内には
子供が楽しめる場所がたくさんあり

私がゆっくり見学している間
息子は外で走り回れば良いわい、と

こちらは予め予約ー!



これがね、大正解!

こちら
完全予約制で

当日のチケット販売はしておりませんでしたよ。

なので
美術館内は比較的すいていて

ゆったりと見学ができました。

IMG_4610_20240218064344432.jpg

しかーしっ!

なんなんだ、この美術館。

自分の少ないボキャブラリーで
一言で言うと

”凄すぎる!”

とにかく

”凄すぎる!”

なんと言う
素晴らしいコレクションの嵐っ

IMG_4593_20240218064342c34.jpg

しかもそれらを惜しみなく
目の前で感じられる幸せ。

だって

スタチューがそのまま置かれているのは
ヨーロッパではよくある話ではありますが

ラファエロのスタチューが
何体もドドドンと飾られているのです

それを
目の前も目の前

すぐに触れる距離で
楽しめるのです。

IMG_4569-1.jpg

大きな大理石から
これらの像を生み出したラファエロ

もうさ
私に言われなくてもわかっているだろうけれど

素晴らしすぎる!

強く削ったら
すぐにこわれてしまう大理石。

弱い力では
削れない大理石。

そこからこれらを彫り上げた彼

何ものなんでしょう。

ふぅぅぅ。

IMG_4602.jpg

でもって

今回の1番の感動がこちら

IMG_4641_20240218064350ff8.jpg

さーて

誰が描いた絵画だかわかりますか?

ちなみに、、

ガラスなんかで守られてません。

IMG_4643_20240218064349adf.jpg

小さな部屋の
いっかくに

ぽつんと飾ってあるだけです。

部屋には警備員もいません。
誰もいません。

IMG_4649_2024021806433515d.jpg

こちら
触ろうと思えば簡単に触れます。

IMG_4646_20240218064400b8b.jpg

誰の絵画かわかりますか?

これね、、、、

なんとなんと

レオナルドダヴィンチなんですよ!

それが
ほんの数センチの距離から
感じることが出来るんです。

凄すぎません?

IMG_4647.jpg  

今や

どの美術館でも
世界的に有名な作品や画家の絵は

厳重にガラス張りの中に飾られていて

近づくことすらできないけれど

こちらは
ボルゲーゼ家の邸宅に
まるでそのまま飾ってある状態な感じで

楽しむことができるんです。

IMG_4620_2024021806434811c.jpg

そして
そういえば

以前はルーブル美術館やオルセー美術館
ウフィッツ美術館なんかも

こうやって近くで
簡単に絵画を感じることができたんだよね。

なんて言うのを
思い出したわ。

モナリザだって
普通に部屋の一角に
他の絵と並んで飾られていたしね。

IMG_4615-1.jpg

ボルゲーゼ美術館

ローマに行かれる際は
絶対に行くべき美術館かと思います。

IMG_4645.jpg

しかし
ローマ

やっぱり凄いな。

5回も行ったけれど
行けば行くほど

行ったことない場所が見つかるし
行きたい場所が増えて行く。

今回ローマに行ったら
当分行かなくていいかな。

なんて思ったけれど

きっとダメ。

私、またすぐローマに戻る。

パリに何度もいらしてくださるお客様の気持ち
今なら激しくわかる。

なんて

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イタリアに入って
すでに1週間が経っているのですが

3日目の日。

24000歩歩いて行ってきたのは

息子くん待望の

こちら!

IMG_4097_202402170316544c4.jpg

そう。

コロッセオですね。



ローマと言ったらコロッセオ
コロッセオと言ったらローマ

と言うくらい

とっても有名な建物ですよね。

IMG_4098.jpg

なぜ息子が
そこまで行きたがっていたのかと言うと

もちろんそれは
グラディエーターの影響。

ローマの歴史で
戦士達が戦った場所と言うのを習っていて

その舞台を
自分の目で見たかったようです。

IMG_4118_202402170316588eb.jpg

それなら!と
コロッセオに行く前日

家族3人で
グラディエーターの映画を見て
おさらいした私達。

ちょっとね
グロテスクだからね

9歳の息子には早いかな〜と思いつつ

でもやっぱり
実際に起きていた戦いは
カッコイイものではなく

そもそもグラディエーター達も
奴隷なんだよと言うのも

しっかりとわかった上で
その舞台を見てもらいたかったのです。

gladiator_20240217033545a7e.jpg

しかーーーし!

コロッセオ

混んでる!めちゃ混み!
なんなんだこの混み具合!

チケットはあらかじめ買ってあったものの

しかもその時
だいたい15分ごとに100枚くらいしか売ってなくて

お、なんだ!
けっこう人数制限しているな。

と思ったのに

当日券の人はもちろん
無数の団体さんもいるものだから

歩くのも大変なくらい
お祭り騒ぎ。

私はコロッセオに行くの
確か4回目くらいなのだけれども

以前はこうじゃなかったー。

写真を撮るにも
場所取り合戦必須よ。

2000年の歴史を経た今
そんなところで戦いが起きているわよ。



でも
やっぱりローマに行ったら
ここははずせない。

たくさん歩いてみて周り

あの辺りが
グラディエーター達の控え室かな?
この階段から登って登場してきたんだね。

動物はここの穴に入れていたのかな?
シーザーはこの辺りに座ってた?

なんて話をしながら
色々と巡りました。

コロッセオを出て
休憩しましょうと

レストランに行ったけれど

その後はまたコロッセオの近くに戻り
今度はフォロ・ロマーノへ。
(このチケットはセットで売られていているんです)

IMG_4164-1.jpg

ローマ帝国の遺跡群。
ですね。

IMG_4163.jpg

ちょうど大雨が降ってしまい
えええ!ショック!と思ったけれど

そのおかげで
こんな素敵なものが見れました。

IMG_4155-1.jpg

ある意味ラッキー!

IMG_4172_20240217031730270.jpg

しかし
2000年の時を経てもなお
こうして残っている遺跡達。

しかも
普通に空の下にさらされていて

大丈夫なのだろうかと
心配になるくらい。

IMG_4166_2024021703173039f.jpg

ローマの歴史に興味がある息子は
色々と楽しんでくれて

改めて
連れて行って良かったなと思いました。

IMG_4162_20240217031727369.jpg

それにしても
ローマってすごいな。

歴史の重さが
全然違う!

パリに住んでいても
本当にそう思う。

それと同時に

町中が遺跡だらけで
現在のローマ人達って

住むのは案外不自由かもな。

昔のままの場所がありすぎて
不便そうだし

建物建てたりするのに
色々と規制がありそうだし

車で移動するのも
一苦労だし

古い町すぎて
道幅が完全に現代に対応できていない!
って場所が多々あるんですもの。

IMG_4174_202402170317335e0.jpg

でも

でもでも

彼らは絶対に
ローマに誇りを持って生きているに違いない。

2000年以上も
都を守り続けているんだもんね。

なんて思いながら

気がついたら24000歩
歩いていた私。

そこまで私を歩かせるなんて
ローマ恐るべし!

なんて
そんな軽い感じでこのブログを締める私に
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イタリアに来ると、、、

いや、パリの街でも
そうなのだけれども

やたら見かける
意味不明の文字達。

IMG_4526_20240215231237595.jpg  

でも

今回

こういった文字盤の前で
主人と息子が何やら話しているのを聞き

ちょっと衝撃的。

なぜなら
ラテン語を学校で習った主人は
それを読むことができ

ラテン語は
フランス語の語源でもあるから

息子も

フランス語から推測し

さらに彼は小学校で
ローマの歴史やルネッサンス
ローマ数字etc

全てを習ったことがあるので

その意味がわかったりして

毎回2人で
盛り上がっているんですよ。



こんな時
話に入れない母さんは

自分が育った環境と教育が
いかに彼らと違うのかを痛感するのです。

って

世界史の授業をまともに受けてないからねー。
嫌いだったの。
ざ、理系女なもんで。

ふふ。

IMG_3981-1.jpg

でもね
こう言った文字って

ローマの建物
ほぼ全てに書いてあって

確かに読解できたら
もっと旅行が楽しくなるだろうなと思うんですよ。

IMG_4164.jpg

そんな
ひとりぽっつんのママに
息子がこう言った!

僕がローマ数字を教えてあげる!と。

そして
色々と説明を受けまして

そしたらね
読める読める読める!

楽しい!

街の中で数字を見つけるだけで
わくわくする〜!
 
だって例えば
ボルゲーゼ美術館にある
こちらのラファエロの絵

IMG_4615.jpg

目を凝らしてよく見ると

こんなサインが!

IMG_4619_202402152312352ad.jpg

ラファエロが
MDVII
に描いたと書いてあるので

これは
1507年に書いたんだなと

原盤からわかっちゃうんですよ。

それどころか
ほとんどの作品にローマ数字が!

これは68年に作られたスタチュー。

IMG_4586_202402152312399f9.jpg

とかとか

時代を感じることができちゃうのです。



なので
覚えるの激しくおすすめ!

覚えただけで
ヨーロッパの芸術がちょっと楽しくなりますよ。

でもって
そんなに難しくないです。

基本はこの表のみ。

IMG_4803_20240215231232850.jpg

これでわかるのですが

例えばこれ!

IMG_4416_202402152312268b2.jpg

MDCCCLIII

これは

M 1000
D 500
CCC 300
L 50
III 3

これの合計を考えると

1853年になるわけです。

そうしますと
最初に出てきたこちら

IMG_4526_20240215231237595.jpg

この写真は
バチカンの地下の歴代ローマ教皇のお墓にあったのですが

一番したのラインで

いつ亡くなったのかわかるわけです
(自身で考えてみてくださいね〜)

ヨーロッパには
こう言った数字がたくさん書いてありまして

これが読めるだけで
絶対に色々と楽しくなります。

1分でマスターできる
ローマ数字なので

ぜひヨーロッパにいらっしゃる前は
覚えてから来て下さいね。



今回の旅行で
息子から教えてもらっただけなのに

偉そうにここに書いてみた私に
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