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3ヶ月の理由。

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イタリアで行われた
友人の結婚式。

IMG_4466_20210908010507858.jpg

夏休みギリギリ過ぎる日程に

息子
学校復帰大丈夫かなと
不安もあったのですが

子供の体力回復力は恐ろしい。

ほんの1日寝れば
身体が完全にリセット。

結婚式の翌日から
まったく普通にビンビンしておりまして

朝から
ホテルのプールに泳ぎに行ったわー。

IMG_4426_202109080110492d7.jpg

そんな話を
イタリア人としていた時

なぜ

こんなギリギリに結婚式をしたのが
一瞬で納得出来る言葉が飛び出した。

それが

”イタリアの新学期は
今年は9月中旬からなのよ〜っ!”

って。



なーるーほーどっ!

フランスから来た私達にとっては
夏休みギリギリ開催だと思っていたけれど

イタリア人にとっては

夏休みの最後の方〜〜

くらいな感覚だったってわけね。



しかし
同じヨーロッパ

しかも
お隣さんだと言うのに
違うのねー



そんな話をしていたら

本当に
全然違う事が発覚!

それは

フランスの様に
2ヶ月に2回の2週間バカンスが無いかわりに

夏休みが3ヶ月以上あるんだとかっ。

IMG_4420.jpg

え?
さ、3ヶ月!?

ちょっと
意味がわからない。

その3ヶ月
どう過ごすの!?

と聞いてみたら

確かにそのうち数週間は
夏の学校(遊ぶだけ)に入れるけれど

あとは祖父母に預けるのが普通かな。

あとは
祖父母(ほぼ母方)と一緒に別荘で
一緒に過ごしたりするのよー。

ですって。



フランスの2ヶ月夏休みも
なかなか大変と思っていたけれど

上には上がいるもんだわね。

IMG_4545_20210908010338670.jpg

息子はこの夏
テニスとかヨットとか
スタージュ(集中習い事)をしたけれど

そんなのはないの?

と聞いてみたら

あるかもしれないけれど
無理よ無理、暑くて無理ー

子供を外に長時間おいておけないもの!

そもそも暑過ぎるから
夏休みが3ヶ月もあるのよー。

暑くて勉強なんてしてる場合じゃないからね。

ですって。

そー言うことなのねーーーーっ!



確かに
夏は物凄い暑さのイタリア。

2時間外にいるだけで
めまいがするレベル。

学校を休みにしないと
子供たちが危険だもんね

その為の3ヶ月。

みょーに納得です。



日本にいた時は

フランスもイタリアも
ヨーロッパの国!

みたいな感じで

ひとくくりにしてしまう事もあったけれど

こちらに来て
イタリアはもちろん
スペイン、ドイツ、ポルトガル、イギリス
色々な知り合いが出来

彼らから直接
国の文化を教えてもらい

その違いを知って
楽しいな〜

やっぱり飛び込んで見ないとわからない世界って
楽しいな〜と

素直に思っている私に
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日本とフランスも大違いだけど
フランスとイタリアも大違い部分がたくさんよー。

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憎たらしいミラノ人に会った話。

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最後の晩餐の絵を見るために
2日連続でミラノに行った私達。

でも
残念な事に

義両親は前日のミラノ訪問で
十分に楽しい時間を過ごしたし

そこまで最後の晩餐が見たいわけじゃないし

早起きして
2時間かけて行くのはつらいとなり

結局その日は
私と旦那くん、そして息子
3人でミラノに向かう事になったと
こちらのブログで書いたのですが

IMG_4047.jpg

ミラノのサンタマリアデレグラッツィエ教会にある
こちらの絵画

IMG_4111_20210829001728ef0.jpg

これがなかなかのプラチナチケットでして

本来なら2ヶ月前に予約しないと
チケットが売り切れると言う人気スポット。

でも
それを知らない人もたくさんおりまして

いつも教会の前には人だかり。

当日チケットが無いと知ったたくさんの人達が

落胆しながら
教会の方を見つめております。

IMG_4075_2021090201220069e.jpg

両親が行けなくなった事で
2枚のチケットが余っていた私達

なので私
決めていたんですよ。

このチケットを
無駄にはしまいと。

この絵を見るにふさわしそうな人がいたら
譲ってあげようと。

なので
受付の近くで少し待機をし
皆の様子を伺っておりました。

そうした所

受付の入り口に
ドイツから来ていたファミリーがおりまして

チケットが買えない事に
非常にショックを受けておりました。

特にその中の一人の高齢マダムが
この為にミラノに来たとかで

もう次は無い。
死ぬまでに見たかった!
みたいな事を言って(多分)

半べそ状態。

これほどまでにこの絵を見たがっている人にこそ
このチケットをあげようと

そのファミリーに話しかけ

実はこれこれこう言う理由で
チケットが2枚余ってるんですよ。

なので
良かったら私達と一緒に入場しませんか?

と声をかけました。

IMG_4077_20210829001835c91.jpg

その時の彼女の顔と言ったら!
あの笑顔!

忘れられませんよ!

でも
わかります。わかるんです。

私も1度目は同じ様に
事前予約を知らず受付で断られ

2、3度目は
ネットでも既にチケットが売り切れで購入出来ず

だからこそ
この絵をさらに見たくなる気持ちがわかるのです。

なので
思いがけず、こんな事が出来て
むしろ嬉しかったわ。

IMG_4090_20210829001826c58.jpg

んがっ!

この話には酷い続きがありまして・・・



大喜びのドイツ人マダム。

2人分のチケットがあるという事で
マダム本人と付き添いとしてその息子さんが
一緒に入場する事になりました。

受付に並び
顔認証チェックをし
熱がないかもチェックをし

いざ、受付へ!

そこでね
身分証明書の提示を求められたんですよ。

なので
持っていたパスポート等を見せた私達。

そこで受付の人がこう言ったのです。

「予約した名前と違う人が2人いるわね」

と。

そう
このチケット

予約時に名前を入力する必要があったんですよね。

IMG_4105_2021082900174485f.jpg

なので
事情を説明した私達。

両親の為に買ったけれど
来れなくなった。

かわりに友人達を誘った、と。

IMG_4081_20210829001831089.jpg

だって
チケットはちゃんと5人分買っていて
返金は不可。

でもって
1回の訪問は18人まで
1回15分の訪問と決まっているけれど

そのルールは破られない。

もちろん
チケットと名前が違っても

彼らは彼らで
しっかりとパスポートを見せて
身分を証明しているわけだから良いじゃないですか。

IMG_4083_20210829001831760.jpg

でも
この受付の人が言った言葉は

NO!

予約した人の名前と違うから
絶対にNO!

その2人は
入る権利が無いから出て行け!と。

かなり強い言葉で
私達に言ったのです。



いや、ちょっと待ってよと
旦那君。

そのNOの意味がわからない。

このコロナ禍
何があるかわからない世界。

チケットに書いてある名前が
どれだけ大切なの!?

飛行機だって
チケットの名前よりもパスポートの証明書が大事なのに!

彼らが入る事で
人数がオーバーするとかならわかるけれど

あくまでも自分たちは5人分のチケットを買っている。

と言ったら

この受付の女性が立ち上がり
頭をふってこう言った

「ノー 返金!!!!!」

そしてその後
何をしたと思います?

わざわざそのドイツ人2人に
見せつけるかの様に

「このチケットは
あなた達の名前では無い!」

と言って

目の前でそのチケットを
破り捨てたんですよ!



いや、もう
この行動にはびっくりよ。

決してこちらは
強く言ったわけではない。

むしろ静かに
冷静にお願いしていたのに

この対応!

破り捨てる必要はないではないか!
そのチケット1枚15ユーロ

名前は違っても
私達が買ったものなのに!

IMG_4108_20210829001743452.jpg

あまりに事を荒立たせて
入場禁止になっても困るので

何も言わず
この場を後にした私達。

すぐにそのドイツ人ファミリーに謝罪をしたら

試してくれただけでもありがとう!嬉しかったわ!
次は予約してから来るから心配しないで!

と言ってくれました。



素敵な絵画があるけれど

でも
働いている人がこれなら
もう2度と行きたくない。

そう思ったら

絵画鑑賞に15分
さらに集中して鑑賞できた私に
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フランス人の柔軟さに慣れてしまっているのよね
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世界的聖地な邸宅。

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コモ湖には
色々な観光名所があるけれど

その中でも
特に人気が高いのが

バルビアネッロ邸
(HPはこちらです)

IMG_4166.jpg

コモ湖の湖畔に佇む
大豪邸!

なのですが

そんな豪邸が
ゴロゴロ点在するこのエリアなのに

その中でも何でここが
カリスマ的に人気スポットになっているかと言うと

その理由がこちら



スターウォーズの映画で

アナキンスカイウォーカーとパドメの
ロマンチックなシーンが撮影された場所なのですね。

IMG_4251.jpg

さらにはこの2人が
ここで極秘に結婚式をあげたとかで

IMG_4243.jpg

それ以降

ここを借りて
結婚式をするスターウォーズファンが
後をたたないんだとか。



さらにはこちら



007の撮影にも使われておりまして

そうなると、ですね

もう

2大人気映画で
しかも根強いファンが多い映画の撮影地となっているので

世界中から観光客が訪れる
聖地となっているわけです。

IMG_4252.jpg



ファンでない私たちにとっては
単なる豪邸訪問だったけれど

これがなかなか
興味深かったですよー。

IMG_4219.jpg

なぜなら
こちらの邸宅

ずっと貴族が所有しておりましたが
その後放置される期間が続き

最後の所有者となったのが

イタリアで有名の
実業家であり冒険家のグイドモンジーノ。

イタリア人で初めて
エベレストの登頂に成功した人としても有名。

その彼が
1974年にここを購入し

子供がいなかった彼は
1988年に亡くなった時に

この邸宅を寄付したんだとか。

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なのでこの家は

いかにも冒険家であった彼の所有品が
全てそのまま展示されておりまして

IMG_4191_202109050107535cd.jpg

彼が使用した犬橇が
真ん中にどかんと展示してあったりします。

IMG_4184.jpg

センスあふれる
温かみがある調度品の数々も

きっと彼の趣味だったのでしょうね。

ただ単に煌びやかで派手な邸宅ではなく
落ち着いたシックなムード漂う

今まで訪問した事が無い様な雰囲気の
そんな邸宅でした。

IMG_4199.jpg

コモ湖に行った際には
マストな観光名所なのではないでしょうか。



こちら
ガイドツアーのみで
個人では邸宅訪問は出来ません。

なので予め予約する事をお勧めします。



なぜだかイタリア紹介になってしまいましたが

行きか帰りに
パリによってくれるであろうお客様に向けての
プチ情報!

と言う事で
前向きにイタリア記事を書いている私に
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素直に好きなんですよ、イタリア。
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