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2024-12

ブログの変更

 これまでのFC2「森功のブログ」からアメバ「森功の草莽にして一燈照隅」にブログを変更しました。
https://ameblo.jp/isao-mori/
 引き続き、よろしくお願いします!!

黒い万博7弾「総合プロデューサーの金脈」

 本日発売の週刊現代「なんだか黒いぞ大阪万博」の第7弾。

 東京・麻布十番にある小さな会員制ワインバーでは、5月8日から10日まで3日にわたって華やかなパーティが開かれた。店の前で見ていると、オープン少し前、パーティの主役が姿を現した。白のインナーに濃紺の半袖シャツを羽織り、真っ白いパンツをはいている。いつものスーツ姿とは異なり、かなりラフないで立ちだ。午後7時のパーティ開始時刻が迫っているせいか、息を切らしながらドアを開け、店に駆け込んだ。大阪大学医学系研究科寄附講座教授の森下竜一(61)である。招待客の一人が明かした。
「あのワインバーは森下さんと親しい女性が切り盛りしています。森下さんの顧問先がバーの会員となって運営されているのもあってか、森下さんが事実上店のオーナーといわれています。上京した折、森下さんが懇親の場として使っている。派手好みの森下さんらしく、誕生パーティも有名人が集まって賑やかに開かれていました」
(以下略)

日大事件のあと始末⑦

 今月号のFACTAから日大連載が復活しました。

 訴額11億1360万7509円――。ついに林真理子体制の日大が、損害賠償請求に踏み切った。言うまでもなく原告が学校法人日本大学、被告は田中英壽、井ノ口忠男、藪本雅巳、吉田哲也、出村克宜の5人である。3月31日付の発表文によれば、訴えの内容は⑴「板橋病院建替えに係る業者選定」と「板橋病院の医療機器及び電子カルテシステム」に関する2つの背任事件に加え、⑵「第三者委員会及び内部調査費用」、さらに⑶「訴訟費用(弁護士費用)」まで乗せられている。
 具体的な請求金額の内訳は⑴の背任事件5億8165万円、⑵の外部調査費用4億3071万8705円、⑶の弁護士費用が⑴と⑵の10%だ。むろん請求額は関係者たちが期待した私学助成金相当の数百億円には遠くおよばないものの、田中体制との決別を意識し、確実なところでまとめた印象だ。
たとえば5被告に対し、弁護士による特別調査にかかったこの1年ほどの費用まで上乗せしている。それなどは「調査にカネをかけ過ぎているのではないか」という批判をまぬかれるためかもしれない。また、一連の事件当事者だけでなく、元常務理事の出村まで損害賠償請求の対象にしているところなどは、まさに田中支配からの脱却を内外に示したかったからであろう。
(以下略)

大阪万博と吉本興業ビジネス

 吉本興業ホールディングスの大﨑洋会長(69)が同社の退任とともに、「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長に就任することになりました。検討会議は2025年大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会が新たに設置する機関で、座長となればやはり万博に関する影響がかなりありそうです。
 吉本興業側に発表によれば、大崎会長は退任後、顧問にも就かず社業から一切手を引くとしていました。が、そもそも大阪万博と吉本は切っても切れない関係ですから、大崎会長が万博におけるポジションを得れば必然的に無関係というわけにはいかないでしょう。吉本は万博の清掃、メンテナンス事業をするための会社も設立していますから。

映画「ハマのドン」トークイベント

9日、映画「ハマのドン」のトークイベントが横浜でありましたので、行ってきました。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)、「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)、「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」など。最新刊「バブルの王様森下安道 日本を操った地下金融」(小学館)、「国商 最後のフィクサー葛西敬之」(講談社)

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