お玉おばさんのところで、辺野古から緊急情報、を知りました
沖縄は、私の原点なのに、知りませんでした、このブログ。
早速、お気に入りのフォルダ、「オキナワ」に追加しました。
以下は、記事のコピーです。
平良夏芽さんからの緊急声明です。各方面に流してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
緊急声明「バルブ事件に関して」
被害を訴えている平良夏芽です。多くの方々にご心配をいただいて
おりますが元気です。様々な情報が飛び交っておりますので、事実と、
私の思いを公にしたいと思います。
ことは、7月21日(土)午後12時30分頃に起きました。順を追って説明
します。パッシブ・ソナーという機材を海底に固定するための台座の
杭の打ち直し作業が行われようとしていました。作業ダイバーたちが
タンクを背負って海に入ったので、私もタンクを背負って潜りました。
14リットルのタンクに満タン(200)を確認し、バルブを全開にしてから
半回転戻すという基本操作をして潜りました。
皆さんに知っていただきたいのは、作業ダイバーが作業を強行する
時もお互いの安全確認がなされていたということです。この日もダイ
バーのリーダーは、海底で何度も何度も私の安否を問うてきました。
私が押しつぶされるたびに、私の目の前にOKサインを出して確認して
来たのです。私のタンクがはずれた時に背負い直す手伝いをしてくれた
のもダイバーのリーダーであり、急浮上した私を介助してくれたのも
ダイバーのリーダーです。
それゆえにエアーが止まって急浮上した時、私はバルブが閉められた
とは夢にも思いませんでした。船上にあがって落ち着いた私は、作業
ダイバーが乗っている船に阻止船を近づけてもらって「助けてくれて
ありがとう。エアーがゼロになってしまったみたい」と告げているぐらい
です。
ダイバーがそんなことするはずがないという思いと、海底でかなり
息が荒れていたのでエアーの消費が激しかったのだと判断した私は、
原因を確かめることもせずにお礼を言いに行ったのです。
しかし一緒にいた仲間たちから「バルブをさわっていたようだが閉め
られていないか」と確認され、改めて確認してみたらバルブが閉まって
おり、エアーの残量も150もあったのです。船上の仲間たちはもちろん
バルブをさわっていません。状況として作業ダイバーがさわったとしか
言えないというのがはっきりと言える事実です。更にこれを補完する
資料として映像があります。前日に購入したばかりの防水ビデオカメラ
に現場の映像が映っていますが、じっくりと見ないと分かりにくい映像
です。
現在、ブログ等で出回ってしまっているくっきり写っている写真は、
バルブが閉められて瞬間のものではありません。確かにバルブに手が
伸びており、半回転ほど回っているようですが、閉めたとも言えますが
開いているのを確認したとも言える映像です。ですから、この部分の
映像や写真を現場写真として使用することは止めてください。関係の
ないダイバーを巻き込むことになります。
もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事に
して来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業
をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきま
した。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指し
ていたのはそのような関係性です。バルブを閉めた本人は、その責任を
負わなければなりません。しかし、必要以上にその個人を責めるのでは
なく、現場の作業員をそのような精神状態に追い込んでしまった権力に
こそ、その矛先を向けて欲しいのです。
施設局は、これまで多くの怪我人を出してきました。気を失って救急
搬送された仲間もいました。どんなに危険な状況が生じても、一切の
責任を負わず、ノルマだけを業者に押しつけ続ける施設局こそが糾弾
されるべきです。これが「防衛」という言葉を使っている人々の実態
です。現在は現場に責任者もおかず、すべての責任を業者だけに負わせ
る体制をとっています。全国の皆様、このことをこそ問うてください。
絶対に許してはならないことです。お願いします。
壊れてしまった信頼関係を回復することは非常に困難です。しかし、
この困難を克服しない限り本当の平和を創り出して行くことは不可能だ
と思っています。
基地建設に繋がる作業の強行がなされないように厳しく対峙しながら、
個々人を追い込まない方法を模索しています。どうぞ現場の思いを
理解し、ご協力をよろしくお願いいたします。
2007年7月26日
うふざと教会牧師
平和市民連絡会共同代表 平良夏芽
自分のブログを打つのがやっとで、なかなか他の人のを見る、というのが。
良いのがあったら紹介してくださいね。
沖縄は、私の原点なのに、知りませんでした、このブログ。
早速、お気に入りのフォルダ、「オキナワ」に追加しました。
以下は、記事のコピーです。
平良夏芽さんからの緊急声明です。各方面に流してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
緊急声明「バルブ事件に関して」
被害を訴えている平良夏芽です。多くの方々にご心配をいただいて
おりますが元気です。様々な情報が飛び交っておりますので、事実と、
私の思いを公にしたいと思います。
ことは、7月21日(土)午後12時30分頃に起きました。順を追って説明
します。パッシブ・ソナーという機材を海底に固定するための台座の
杭の打ち直し作業が行われようとしていました。作業ダイバーたちが
タンクを背負って海に入ったので、私もタンクを背負って潜りました。
14リットルのタンクに満タン(200)を確認し、バルブを全開にしてから
半回転戻すという基本操作をして潜りました。
皆さんに知っていただきたいのは、作業ダイバーが作業を強行する
時もお互いの安全確認がなされていたということです。この日もダイ
バーのリーダーは、海底で何度も何度も私の安否を問うてきました。
私が押しつぶされるたびに、私の目の前にOKサインを出して確認して
来たのです。私のタンクがはずれた時に背負い直す手伝いをしてくれた
のもダイバーのリーダーであり、急浮上した私を介助してくれたのも
ダイバーのリーダーです。
それゆえにエアーが止まって急浮上した時、私はバルブが閉められた
とは夢にも思いませんでした。船上にあがって落ち着いた私は、作業
ダイバーが乗っている船に阻止船を近づけてもらって「助けてくれて
ありがとう。エアーがゼロになってしまったみたい」と告げているぐらい
です。
ダイバーがそんなことするはずがないという思いと、海底でかなり
息が荒れていたのでエアーの消費が激しかったのだと判断した私は、
原因を確かめることもせずにお礼を言いに行ったのです。
しかし一緒にいた仲間たちから「バルブをさわっていたようだが閉め
られていないか」と確認され、改めて確認してみたらバルブが閉まって
おり、エアーの残量も150もあったのです。船上の仲間たちはもちろん
バルブをさわっていません。状況として作業ダイバーがさわったとしか
言えないというのがはっきりと言える事実です。更にこれを補完する
資料として映像があります。前日に購入したばかりの防水ビデオカメラ
に現場の映像が映っていますが、じっくりと見ないと分かりにくい映像
です。
現在、ブログ等で出回ってしまっているくっきり写っている写真は、
バルブが閉められて瞬間のものではありません。確かにバルブに手が
伸びており、半回転ほど回っているようですが、閉めたとも言えますが
開いているのを確認したとも言える映像です。ですから、この部分の
映像や写真を現場写真として使用することは止めてください。関係の
ないダイバーを巻き込むことになります。
もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事に
して来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業
をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきま
した。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指し
ていたのはそのような関係性です。バルブを閉めた本人は、その責任を
負わなければなりません。しかし、必要以上にその個人を責めるのでは
なく、現場の作業員をそのような精神状態に追い込んでしまった権力に
こそ、その矛先を向けて欲しいのです。
施設局は、これまで多くの怪我人を出してきました。気を失って救急
搬送された仲間もいました。どんなに危険な状況が生じても、一切の
責任を負わず、ノルマだけを業者に押しつけ続ける施設局こそが糾弾
されるべきです。これが「防衛」という言葉を使っている人々の実態
です。現在は現場に責任者もおかず、すべての責任を業者だけに負わせ
る体制をとっています。全国の皆様、このことをこそ問うてください。
絶対に許してはならないことです。お願いします。
壊れてしまった信頼関係を回復することは非常に困難です。しかし、
この困難を克服しない限り本当の平和を創り出して行くことは不可能だ
と思っています。
基地建設に繋がる作業の強行がなされないように厳しく対峙しながら、
個々人を追い込まない方法を模索しています。どうぞ現場の思いを
理解し、ご協力をよろしくお願いいたします。
2007年7月26日
うふざと教会牧師
平和市民連絡会共同代表 平良夏芽
自分のブログを打つのがやっとで、なかなか他の人のを見る、というのが。
良いのがあったら紹介してくださいね。
ありがとうございます。