スポンサーを消すために、新ブログ、と言ってももう何年
配達終え、実家へトイレ借り
母が部屋を出ようとしている!慌ててトイレへ
中と外で顔が会う
母、すみませんね、などとイロイロ話しかけてくる
そこへ、台所から父が顔を出し、「何を話しようとか」「来とったとか」と
父、目の縁おかしい。「きつい?」と訊くと
「1時間おきに、きよかちゃんが便所へ。寝られんやった」と
そのあとに続けたのが「氷があったろうが」
「ああ、スケートね」と返事をすると「そのあとのチリの砂漠まで・・・」と
私が手にしていた「しんぶん赤旗」を見つけ、「おっ今日は早いね」
そのあとに、「仁比そうへいを当しとってよかったね~こげな問題は、
弁護士やきうってつけばい」と
そして、「血湧き肉踊る見出しになっとうか?」と
少しは、ね、と答え、「新聞借りるよ」と日刊紙持って帰宅
事務所でパソコン開き、昨日の志位さんの
「本会議での採決はやるな。委員会に差し戻せ!」を
仁比さんの生い立ち、今日あらためて読む。知ってはいても、この秘密保護法案絶対廃案に、の中で読むと、思わず
配達終え、実家へトイレ借り
母が部屋を出ようとしている!慌ててトイレへ
中と外で顔が会う
母、すみませんね、などとイロイロ話しかけてくる
そこへ、台所から父が顔を出し、「何を話しようとか」「来とったとか」と
父、目の縁おかしい。「きつい?」と訊くと
「1時間おきに、きよかちゃんが便所へ。寝られんやった」と
そのあとに続けたのが「氷があったろうが」
「ああ、スケートね」と返事をすると「そのあとのチリの砂漠まで・・・」と
私が手にしていた「しんぶん赤旗」を見つけ、「おっ今日は早いね」
そのあとに、「仁比そうへいを当しとってよかったね~こげな問題は、
弁護士やきうってつけばい」と
そして、「血湧き肉踊る見出しになっとうか?」と
少しは、ね、と答え、「新聞借りるよ」と日刊紙持って帰宅
事務所でパソコン開き、昨日の志位さんの
「本会議での採決はやるな。委員会に差し戻せ!」を
仁比さんの生い立ち、今日あらためて読む。知ってはいても、この秘密保護法案絶対廃案に、の中で読むと、思わず
姪の結婚式で京都行きは数ヶ月前からわかってはいたけれど
日曜版配りもわかってはいたけれど
1軒1軒ご挨拶して配る気になれず
急にお手紙を作りました
せっかく作ったので、支離滅裂な内容ですが、ちょっとだけ変えて、ご近所用に
ご無沙汰しています、松尾ひとみです。
寒い日が続いていますが、お変わりありませんか。
2年前、またまた足を痛め、急に戸田進一さんと交代しましたが、国政を変えたい、という思いでいっぱいです。
政府は、私たち団塊の世代が高齢期を迎えるためには必要な施策だ、と、私たちの親の世代の負担をどんどん増やしてきました。しかも、勤労者の所得は、十数年前に比べますと、100万円も低くなっています。若者や女性は、半数が非正規雇用です。社会保障のため、と23年前に消費税が導入されましたが、社会保障は改悪されるばかりです。しかし、この間、大企業は、お金を貯めてきました(内部留保260兆円)。これを変えたいのです。
消費税を国民からとりながら、大企業には税金をまけてやってきました。そして、今度、自公民で消費税増税を決めてしまいました。これでは、国民の暮らしも、日本経済もむちゃくちゃになってしまいます。日本にお金が無いのならまだしも、あるところには、ある。格差が大きくなっただけです。
ここを変えたい、と思います。減らされ続けてきた大企業や大金持ちの負担を元に戻し、大企業が溜め込んだ260兆円の一部を労働者や中小企業のためにまわせば、非正規も無くなり、勤労者の所得も増え、国民所得が増えれば日本経済もきちんとなります。日本共産党は提案しているのですが、マスコミでは、ほとんど報道しません(大企業がスポンサーですからね)。ぜひ、「しんぶん赤旗」を購読いただけたら、と日曜版の見本紙をお届けします。
風邪などひかれませんように。
2012年12月13日
お手紙といっしょに、今週の日曜版一面のコピーもいっしょに
瀬戸内寂聴さんと仲代 達矢さんの「ぶれない共産党」よ
日曜版配りもわかってはいたけれど
1軒1軒ご挨拶して配る気になれず
急にお手紙を作りました
せっかく作ったので、支離滅裂な内容ですが、ちょっとだけ変えて、ご近所用に
ご無沙汰しています、松尾ひとみです。
寒い日が続いていますが、お変わりありませんか。
2年前、またまた足を痛め、急に戸田進一さんと交代しましたが、国政を変えたい、という思いでいっぱいです。
政府は、私たち団塊の世代が高齢期を迎えるためには必要な施策だ、と、私たちの親の世代の負担をどんどん増やしてきました。しかも、勤労者の所得は、十数年前に比べますと、100万円も低くなっています。若者や女性は、半数が非正規雇用です。社会保障のため、と23年前に消費税が導入されましたが、社会保障は改悪されるばかりです。しかし、この間、大企業は、お金を貯めてきました(内部留保260兆円)。これを変えたいのです。
消費税を国民からとりながら、大企業には税金をまけてやってきました。そして、今度、自公民で消費税増税を決めてしまいました。これでは、国民の暮らしも、日本経済もむちゃくちゃになってしまいます。日本にお金が無いのならまだしも、あるところには、ある。格差が大きくなっただけです。
ここを変えたい、と思います。減らされ続けてきた大企業や大金持ちの負担を元に戻し、大企業が溜め込んだ260兆円の一部を労働者や中小企業のためにまわせば、非正規も無くなり、勤労者の所得も増え、国民所得が増えれば日本経済もきちんとなります。日本共産党は提案しているのですが、マスコミでは、ほとんど報道しません(大企業がスポンサーですからね)。ぜひ、「しんぶん赤旗」を購読いただけたら、と日曜版の見本紙をお届けします。
風邪などひかれませんように。
2012年12月13日
お手紙といっしょに、今週の日曜版一面のコピーもいっしょに
瀬戸内寂聴さんと仲代 達矢さんの「ぶれない共産党」よ
スポンサー消すために。昨日のつぶやきを。
さすが最高裁ヽ(*`Д´)ノ
生活保護高齢加算復活を!高裁に差し戻しヽ(*`Д´)ノ
高裁勝訴時の画面がテレビから。「高裁でがんばる!」の声に元気もらう(^-^)
(高齢ではなく、老齢でした。日刊紙見てわかりました)
さすが最高裁ヽ(*`Д´)ノ
生活保護高齢加算復活を!高裁に差し戻しヽ(*`Д´)ノ
高裁勝訴時の画面がテレビから。「高裁でがんばる!」の声に元気もらう(^-^)
(高齢ではなく、老齢でした。日刊紙見てわかりました)
食事中に録画していたテレビドラマを観るのが唯一の楽しみ
何も無いので仕方なく家族が録画していた国会中継を。
アッ、あの図は色がくっきり・わかりやすい、と。
早速公開しとこ。
大門さんの本も買うとうとばってまだ読んどらんとよ。父、お薦めよ
今から会議やき、夜はわからんもんね~か
何も無いので仕方なく家族が録画していた国会中継を。
アッ、あの図は色がくっきり・わかりやすい、と。
早速公開しとこ。
大門さんの本も買うとうとばってまだ読んどらんとよ。父、お薦めよ
今から会議やき、夜はわからんもんね~か
この一ヶ月まともにニュースも
まとめて一ヶ月、ではないけれど、数日分の日刊紙。日本政府のやりかたに
国民・国土のことをなあも考えとらんっちゃね~
TPP問題はしっかり訴えていかないけんね~
この辺では、丹精込めたミカンを切り倒させられたり、
米の代わりに大豆を作れば、この先、どげなるかわからんし
そげなともみ~んな根こそぎ農漁業・畜産をつぶしてしまうとがTPPたい
将来を見据えて、とか、地球のことを考えて、とかせんとかね~政府は。
輸出大企業が儲かればいいとかね~
お知らせ
TPP問題で農業シンポジウムを県委員会と地区委員会の共催で行います。
日時 12月11日 10時~
会場 宗像市中央公民館
※ 詳細はコチラ ⇒ TPP問題、農業と地域経済を考えるシンポジウム
まとめて一ヶ月、ではないけれど、数日分の日刊紙。日本政府のやりかたに
国民・国土のことをなあも考えとらんっちゃね~
TPP問題はしっかり訴えていかないけんね~
この辺では、丹精込めたミカンを切り倒させられたり、
米の代わりに大豆を作れば、この先、どげなるかわからんし
そげなともみ~んな根こそぎ農漁業・畜産をつぶしてしまうとがTPPたい
将来を見据えて、とか、地球のことを考えて、とかせんとかね~政府は。
輸出大企業が儲かればいいとかね~
お知らせ
TPP問題で農業シンポジウムを県委員会と地区委員会の共催で行います。
日時 12月11日 10時~
会場 宗像市中央公民館
※ 詳細はコチラ ⇒ TPP問題、農業と地域経済を考えるシンポジウム
久しぶりに久しぶりにパソコン開く。
中国からのメールあり、メールニュースありでなかなかブログには
メールニュースで知ったとばって不破さんの連載が始まるんだって。
ちょっとだけ紹介、ね
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:**:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:-
お知らせ 「読売」連載に不破氏登場 来月から30回 「時代の証言者」
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:**:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:-
「読売」朝刊に連載中の「時代の証言者」に11月1日から、日本共産党の
不破哲三社会科学研究所所長が登場します。毎週5回(金、日曜日を除く)で、
連載は30回ほどになる予定です。
同紙の11月の紙面PR版では、「『共産党』不破哲三さん編」として
次のように紹介しています。
「戦後間もない1947年、16歳で共産党に入党した不破哲三さん。
70年に40歳の若さで党書記局長に就任してからは党の指導者として、
戦後の共産党と政治の激動の中を歩んできました。
国内では、常に野党の立場で時の政権と厳しく対峙(たいじ)しました。
国際的には『自主独立』を掲げ、旧ソ連や中国の共産党とも論争した半生を
振り返ってもらいます」
もう昨日から始まっとっちゃね。
ばって、うちがた「読売」とりよらんもんね~
そのうちどっかから流れてくるやろ
中国からのメールあり、メールニュースありでなかなかブログには
メールニュースで知ったとばって不破さんの連載が始まるんだって。
ちょっとだけ紹介、ね
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:**:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:-
お知らせ 「読売」連載に不破氏登場 来月から30回 「時代の証言者」
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:**:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:-
「読売」朝刊に連載中の「時代の証言者」に11月1日から、日本共産党の
不破哲三社会科学研究所所長が登場します。毎週5回(金、日曜日を除く)で、
連載は30回ほどになる予定です。
同紙の11月の紙面PR版では、「『共産党』不破哲三さん編」として
次のように紹介しています。
「戦後間もない1947年、16歳で共産党に入党した不破哲三さん。
70年に40歳の若さで党書記局長に就任してからは党の指導者として、
戦後の共産党と政治の激動の中を歩んできました。
国内では、常に野党の立場で時の政権と厳しく対峙(たいじ)しました。
国際的には『自主独立』を掲げ、旧ソ連や中国の共産党とも論争した半生を
振り返ってもらいます」
もう昨日から始まっとっちゃね。
ばって、うちがた「読売」とりよらんもんね~
そのうちどっかから流れてくるやろ
私は、「葬式はせんでいいばい。癌の告知は、バタークリームの
おっきなケーキよ」とこどもたちに。
でも、一般的な人は、「葬儀代ぐらい残したい」「親の葬儀ぐらい
出してやりたい」と思っておられるのではないでしょうか。
いくら心を込めたものなら、といっても火葬料は要ります。
(先日視察に行ったところは、葬儀一式無料でしたが)
いろいろ書きたいのですが、日刊紙の記事を紹介して、コメントの返事に
代えさせていただきます。
列島だより
葬儀 自分らしく
新聞の折り込み広告やテレビのコマーシャルでも増えてきました。お墓や葬儀の広告です。最近のようすについての『現代葬儀考』や『宗教のないお葬式』の著者柿田睦夫さん(ジャーナリスト)と、「大阪・やすらぎ支援の会」の北添眞和さんのリポートです。
増える直葬 背景に貧困
「葬儀は家族葬で行いました」という死亡通知が増えています。家族葬とは、身内だけの小規模葬儀。葬儀の大型化・高額化への反省から増加の傾向にありました。
しかし最近の「家族葬」には別の意味があります。家族葬とされるものの中に「直葬」が多く含まれていることです。直葬とは、葬儀をせずに直接火葬場に運ぶこと。炉前で身内や友人が別れを告げるだけの葬送です。これが急増しています。
@ @
東京のある葬儀社グループの調べでは、2009年9月から4カ月間に施行した162件中、実に80件が直葬でした。
もともと「葬式無用」の考え方はあります。しかし、1990年代半ばまではせいぜい2~3%程度でした。
なぜいま急増なのか。答えは「貧困」です。葬式を「しない」のでなく、「できない」のです。
「費用がない」だけではありません。葬式代をためてあっても、残された者の老後を考えると使うことができない。もし年金や医療の制度が整っていたら、葬儀をあきらめる人は大幅に減るだろう、といわれています。
直葬が急増しだしたのは小泉純一郎政権のころ。格差と貧困政策は葬儀をも直撃しているのです。
本来の意味の「家族葬」が増えている背景にも、同じ問題が横たわっていますが、「身内だけで静かに別れたい」という思いは尊重されるべきものです。
しかし考えてほしいことがあります。もし親しい友人や仲間が死んだとき知らせてもらえなかったら、あなたはどう思うでしょう。
だから葬儀後の適当な時期に、ことの経過を書いた手紙を故人の友人に送るというような配慮がほしい。故人が生前に、なぜ「家族葬」にしてもらうのかを書いた「あいさつ状」を用意しておく。そんな例も増えています。
@ @
法律上は、葬儀はしてもしなくてもよいものです。「しない」というのも見識です。しかし迷ったらした方がよいと思います。葬儀には死者を送るだけでなく、残された者が寄り集い、悲しみを分けあい、励ましあって日常の暮らしに戻るという、大切な役割があるからです。
葬儀には宗教的儀礼のほかには何の制約もありません。歌や絵などで故人の思い出いっぱいにする葬儀も、会費制の葬儀も実際に行われています。
大切なのは「心をこめて」です。(柿田睦夫)
---------------------------------------------
大阪・やすらぎ支援の会
願いに添い 安心費用で
「ゆりかごから墓場まで」という社会保障の理念を過去の言葉にしたくない。そんな思いで「大阪・やすらぎ支援の会」(浅山富雄理事長)を設立してから4年。葬儀や遺言、後見などをサポートするとともに、各地で「勉強会」をひらいています。
そこでは、「精いっぱい生きて、自分らしく締めくくりたい」「家族や友人に『ありがとう』のメッセージを」などと、明るく語り合っています。葬儀を考えることは、「一日一日を大切に、どう生きぬくか」や「残される人々への思いやり」を考えることだと実感しています。
この間、「会」は、百数十人の葬儀をお手伝い、70人余と「生前契約」を結んでいます。葬儀は、「会」の理念を理解する葬儀業者との共同作業。「故人や遺族の願いに寄り添い、安心できる費用で」を心がけています。
余命を告げられた女性は、病院で希望を語りました。「仲間の支えで生きてこられた。その仲間にきちんとお別れをし、白やピンクの花に囲まれて眠りたい」。その希望にそって祭壇をつくり、仲間が思い出を語り、長女が「愛情と生き方の手本を残してくれた、おかあさん、ありがとう」と語りかけ、「わが母の歌」で送る葬儀もありました。
葬儀を通して、子どもたちが、社会進歩と働く人々のためにつくした故人の生涯を理解し、「私も父、母のように生きたい」と語る、そんな場面にもよく出会います。
いま増加している「家族葬」でも、季節の花をあしらった清楚(せいそ)な祭壇、遺影は1枚でなく思い出のスナップ、童謡が流れ、孫がおばあちゃんとの楽しかった思い出を語る…。費用は総額40万円ほどと質素ながらも心にのこる葬儀もありました。
どう人間の尊厳をつらぬき、その時を迎えるのか。「会」は、日々とりくんでいます。(北添眞和)
市場争い 動き激化
葬儀それ自体も葬儀業界も曲がり角を迎えています。
葬儀業界はもともと地域密着型。土地の風習や喪家(そうけ)の状況に応じた葬儀が可能でした。近年、大手業者が各地に「セレモニーホール」を建て、市場争いが激化し、それが葬儀の大型化・高額化を招きました。
そんな業界に昨年9月、流通大手のイオンが参入。3年後に、7千億円とされる市場の10%獲得をめざすと発表し、波紋を広げています。イオンが受注し、地域の特約葬儀社に施行させ、葬儀費用の15%、イオンで売った返礼品の25%などを徴収するという方式。
街の葬儀社は大手の傘下に入るか、「安い葬式」などで生き残りをはかるかという選択を迫られました。
イオンのセールスポイントは「全国同一企画」による「明朗会計」とイオンカードの利用。つまり葬儀のクレジット化と「パック商品」化です。
イオンが僧侶の紹介や布施の統一料金化の動きを見せたことに宗教界が反発。全日本仏教会がイオンに「意見書」を出すという事態にもなりました。
その一方で、地域の葬儀業者や消費者の間に、画一化・商品化する葬儀を見直す機運が高まっています。
各地で市民グループが葬儀の勉強会を開き、さまざまな実践も試みています。そんな勉強会に共通するテーマは「自分らしさ」。そして、残される者への「思いやり」です。独居老人などのための葬儀の生前契約も始まっています。
もともと、葬儀は地域共同体が支える行事でした。だから遺族は悲しみに浸る時間を持つこともできました。その地域共同体にかわる新しい、人々の連帯を。業者と消費者が連携した新しい葬送文化への動きも出ています。
おっきなケーキよ」とこどもたちに。
でも、一般的な人は、「葬儀代ぐらい残したい」「親の葬儀ぐらい
出してやりたい」と思っておられるのではないでしょうか。
いくら心を込めたものなら、といっても火葬料は要ります。
(先日視察に行ったところは、葬儀一式無料でしたが)
いろいろ書きたいのですが、日刊紙の記事を紹介して、コメントの返事に
代えさせていただきます。
列島だより
葬儀 自分らしく
新聞の折り込み広告やテレビのコマーシャルでも増えてきました。お墓や葬儀の広告です。最近のようすについての『現代葬儀考』や『宗教のないお葬式』の著者柿田睦夫さん(ジャーナリスト)と、「大阪・やすらぎ支援の会」の北添眞和さんのリポートです。
増える直葬 背景に貧困
「葬儀は家族葬で行いました」という死亡通知が増えています。家族葬とは、身内だけの小規模葬儀。葬儀の大型化・高額化への反省から増加の傾向にありました。
しかし最近の「家族葬」には別の意味があります。家族葬とされるものの中に「直葬」が多く含まれていることです。直葬とは、葬儀をせずに直接火葬場に運ぶこと。炉前で身内や友人が別れを告げるだけの葬送です。これが急増しています。
@ @
東京のある葬儀社グループの調べでは、2009年9月から4カ月間に施行した162件中、実に80件が直葬でした。
もともと「葬式無用」の考え方はあります。しかし、1990年代半ばまではせいぜい2~3%程度でした。
なぜいま急増なのか。答えは「貧困」です。葬式を「しない」のでなく、「できない」のです。
「費用がない」だけではありません。葬式代をためてあっても、残された者の老後を考えると使うことができない。もし年金や医療の制度が整っていたら、葬儀をあきらめる人は大幅に減るだろう、といわれています。
直葬が急増しだしたのは小泉純一郎政権のころ。格差と貧困政策は葬儀をも直撃しているのです。
本来の意味の「家族葬」が増えている背景にも、同じ問題が横たわっていますが、「身内だけで静かに別れたい」という思いは尊重されるべきものです。
しかし考えてほしいことがあります。もし親しい友人や仲間が死んだとき知らせてもらえなかったら、あなたはどう思うでしょう。
だから葬儀後の適当な時期に、ことの経過を書いた手紙を故人の友人に送るというような配慮がほしい。故人が生前に、なぜ「家族葬」にしてもらうのかを書いた「あいさつ状」を用意しておく。そんな例も増えています。
@ @
法律上は、葬儀はしてもしなくてもよいものです。「しない」というのも見識です。しかし迷ったらした方がよいと思います。葬儀には死者を送るだけでなく、残された者が寄り集い、悲しみを分けあい、励ましあって日常の暮らしに戻るという、大切な役割があるからです。
葬儀には宗教的儀礼のほかには何の制約もありません。歌や絵などで故人の思い出いっぱいにする葬儀も、会費制の葬儀も実際に行われています。
大切なのは「心をこめて」です。(柿田睦夫)
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大阪・やすらぎ支援の会
願いに添い 安心費用で
「ゆりかごから墓場まで」という社会保障の理念を過去の言葉にしたくない。そんな思いで「大阪・やすらぎ支援の会」(浅山富雄理事長)を設立してから4年。葬儀や遺言、後見などをサポートするとともに、各地で「勉強会」をひらいています。
そこでは、「精いっぱい生きて、自分らしく締めくくりたい」「家族や友人に『ありがとう』のメッセージを」などと、明るく語り合っています。葬儀を考えることは、「一日一日を大切に、どう生きぬくか」や「残される人々への思いやり」を考えることだと実感しています。
この間、「会」は、百数十人の葬儀をお手伝い、70人余と「生前契約」を結んでいます。葬儀は、「会」の理念を理解する葬儀業者との共同作業。「故人や遺族の願いに寄り添い、安心できる費用で」を心がけています。
余命を告げられた女性は、病院で希望を語りました。「仲間の支えで生きてこられた。その仲間にきちんとお別れをし、白やピンクの花に囲まれて眠りたい」。その希望にそって祭壇をつくり、仲間が思い出を語り、長女が「愛情と生き方の手本を残してくれた、おかあさん、ありがとう」と語りかけ、「わが母の歌」で送る葬儀もありました。
葬儀を通して、子どもたちが、社会進歩と働く人々のためにつくした故人の生涯を理解し、「私も父、母のように生きたい」と語る、そんな場面にもよく出会います。
いま増加している「家族葬」でも、季節の花をあしらった清楚(せいそ)な祭壇、遺影は1枚でなく思い出のスナップ、童謡が流れ、孫がおばあちゃんとの楽しかった思い出を語る…。費用は総額40万円ほどと質素ながらも心にのこる葬儀もありました。
どう人間の尊厳をつらぬき、その時を迎えるのか。「会」は、日々とりくんでいます。(北添眞和)
市場争い 動き激化
葬儀それ自体も葬儀業界も曲がり角を迎えています。
葬儀業界はもともと地域密着型。土地の風習や喪家(そうけ)の状況に応じた葬儀が可能でした。近年、大手業者が各地に「セレモニーホール」を建て、市場争いが激化し、それが葬儀の大型化・高額化を招きました。
そんな業界に昨年9月、流通大手のイオンが参入。3年後に、7千億円とされる市場の10%獲得をめざすと発表し、波紋を広げています。イオンが受注し、地域の特約葬儀社に施行させ、葬儀費用の15%、イオンで売った返礼品の25%などを徴収するという方式。
街の葬儀社は大手の傘下に入るか、「安い葬式」などで生き残りをはかるかという選択を迫られました。
イオンのセールスポイントは「全国同一企画」による「明朗会計」とイオンカードの利用。つまり葬儀のクレジット化と「パック商品」化です。
イオンが僧侶の紹介や布施の統一料金化の動きを見せたことに宗教界が反発。全日本仏教会がイオンに「意見書」を出すという事態にもなりました。
その一方で、地域の葬儀業者や消費者の間に、画一化・商品化する葬儀を見直す機運が高まっています。
各地で市民グループが葬儀の勉強会を開き、さまざまな実践も試みています。そんな勉強会に共通するテーマは「自分らしさ」。そして、残される者への「思いやり」です。独居老人などのための葬儀の生前契約も始まっています。
もともと、葬儀は地域共同体が支える行事でした。だから遺族は悲しみに浸る時間を持つこともできました。その地域共同体にかわる新しい、人々の連帯を。業者と消費者が連携した新しい葬送文化への動きも出ています。