Rugby

2005年11月23日 (水)

3票差だった、落選

2011年ラグビー・ワールドカップ主催国は決選投票でNZか日本となって、やはりと言うべきかNZに決まったのですが、その票差は3票(12対9)だったようです。真下副会長は「投票権を2票持つ協会が、あと1協会でもこちらについてくれれば逆転できた」との弁。

うーん、それでも、時期尚早と言うことでしょうか。NZなら素晴らしいワールドカップを演出してくれるでしょう。日本協会として取り組むべきプライオリティはまずはジャパンの強化。エリサリドHCの手腕に期待します。

T.D.

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2005年7月22日 (金)

エリサルド・ヘッドコーチに思う

日本ラグビー協会が、ジャパンの「監督制」廃止。GMとHCへの分業へ・・・という記事が踊ったのは少し前でしたが、そのヘッドコーチはジャン=ピエール・エリサルド氏に決定。

協会の改革の一環で、結果的にジャパン初の指揮官となったエリサルド・ヘッドコーチが、どこまでその手腕を存分に発揮できるのか。また、むしろ問題は、改革を断行した協会がヘッドコーチをどこまでサポートできるのか、この点にあると思っています。

GM・HCの分業制も従前の強化体制からどこまで効率的かつ実効性あるものになるのか、注視すべきポイントは多いと思われます。私見では、エリサルド・ヘッドコーチがどこまでの自由度を託されて手腕を発揮できる体制を整備できるか-協会の改革案の本来の趣旨からするとこの点は期待しても良さそうです-協会の改革ミッションの責務はこの一点にかかっているように思います。大いに期待しております。

T.D.

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2005年7月13日 (水)

豊田スタジアムでラグビー・ワールドカップを!

日本ラグビー協会が2011年のラグビー・ワールドカップの招致活動を行っています。ラグビーのワールドカップと言えば、1995年の南アフリカ大会で日本がオールブラックスに145点というラグビースコアで大敗を喫したことが思い出されます。そのゲームには出場していなかったと思いますが、オールブラックスのジョナ・ロムーのプレーに圧倒された、というか打ちのめされたのもまだ生々しい記憶です。

その後、何度かフィジーに行く機会がありました。フィジーと言えばあのフィジアン・マジックとして知られる華麗なスタイルで名高い国ですが、本当に皆さん、ラグビーが好きです。「日本人か?ラグビーはするのか?ポジションは?」などと矢継ぎ早に聞かれたりします。(もっとも日本も英連邦圏以外では突出してラグビー人口が多い国のようです。)

さて、Jリーグ発足前、観るスポーツとしてはサッカーよりもラグビーだったと記憶しています。私が進学することになった大学がラグビーが盛んだった(在学中は低迷期でしたが、今は強いらしい・・・)こともあって、ラグビーは身近なものでした。翻って今はどうなのでしょうか・・・。例えば、平尾誠二さんのような日本ラグビーを代表するタレントはいないように思えます。ただ、その間にもトップ・リーグが創設されるなど、企業スポーツとしては相変わらず根を下ろしているのかと思います。

そこで、2011年の招致ですがIRBサイドから「ラグビー国際化のため伝統国以外での開催」を望む声もある様子。興行面でクリアしなければならない問題は多そうですが、満更あり得ない話でもないらしい。一方では、招致に成功したとしても肝心のジャパンがその時どういう状態になっているかは不透明ではあります。

ただ、超えなければならない壁はあるとしても、秩父宮の大改装など国内のラグビー環境にとっては悪い話ではないと思います。スタジアム選考に関しては、一押しは豊田スタジアム。サッカー・ワールドカップ会場には漏れてしまいましたが、フットボール観戦環境としては申し分なしだと思います。私の地元・横浜の日産スタジアムは収容能力の点では魅力ですが、如何せん陸上競技用トラックが邪魔です。やはりピッチから伝わるものが違いますから。

ジャパン監督には今泉清さんを希望・・・というのは個人的趣味ですが・・・。

T.D.

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