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2007年9月

2007年9月21日 (金)

東京オリンピック招致に反対

2016年のオリンピックはシカゴ開催大本命といわれていますが、東京も候補地です。

また東京で開催する意義があるのかもよくわかりませんが、私は都民ではないものの、これは何か有効な税収の使途があるのではと、思ってしまいます。日本オリンピック委員会は名古屋・大阪と二連敗中で政治力はなさげ。オリンピックは5大陸の順に回るので、普通に考えて2016年はシカゴとリオデジャネイロの一騎打ち。運営経験豊富なアメリカと、「未来の大国」が本当の大国になりつつあるブラジルの戦いですね。

で、東京はといえば、政府の援助なし、晴海に都営の新グラウンド構想、8万人収容のメガスタジアム作ってしまって大丈夫なんだろうかと、つい日産スタジアムが頭をよぎります。

実現可能性はかなり薄いのに、すでに結構資金投入しているとのことで、どうなりますやら…。そういえば公営カジノ構想はどうなったんでしょうか?

T.D.

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2007年9月20日 (木)

モウリーニョ監督、チェルシーを去る

これは衝撃ですね。

Photo

モウリーニョ監督のやりたいようにやらせていれば、チェルシーのレジェンドが生まれていたのに…。アブラモヴィッチも結局は金満オーナーということですか。何だかんだいって、ロッベン在籍時代の3トップは面白かったですけどね、批判されるほど詰まらなくはなかった。バラック&シェフチェンコ獲得がボタンの掛け違いの元でしたか。かつてのレアルとでジャブですね。

こうなったらバルサもう復帰しかありませんね。

T.D.

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2007年9月 9日 (日)

農水省は必要か?

大臣が辞め続きということではなく、ここらで明確にすべきではないのだろうか。「食料自給率」または「食料安全保障」の問題について、です。

日本の自給率は40%割れ(カロリーベース)という話がありましたが、実際のところ、日本では99.7%の天然資源は輸入に頼っていて、農業だけを特別扱いする根拠がないようにも感じます。備蓄論の根拠は:

  1. 全世界と全面戦争(第二次世界大戦ですらなかった。当時は闇米氾濫。)
  2. 全世界的凶作(人類史上何度あったのか?)

ですが、何れも論拠としては弱い。市場機構、というコトバが抜け落ちているようにも感じるのです。「格差是正」の美名の下に補助金をばら撒いて、地方は活性化するでしょうか?

むしろ、日本のGDPの1%しかない農林水産省を全面的に解体して、農業に株式会社制度などの「市場原理」を導入すべきではないでしょうか?そうすれば、スケールメリットの享受、生産性向上も見込めるかと想像します。

農産品は、(1)非排除性、(2)非競合性を有しない意味で、「公共財」とはいえないと思われます。むしろ、市場システムと相性が良い産品と考えます。

「食の安全」に関しては、話題の中国産のみならず、国内産だからといって安心できるわけでもありません。ゆえに、この情報の非対称性を回避するために検疫体制の強化は必須です。(こうしたことは、厚生労働省でも可能でしょう。)

上記2.の全世界的大凶作については「日本なら(高値でも)買ってくれる」という関係を農業国と結べることが重要になるかと思います。(これも、外務省に移管しても問題は無いはずです。)

日本が比較劣位にある産業を、補助金・助成金漬けで温存させる理由が、よく呑み込めないのです。「食料安全保障」というのなら、各国にパイプがあった方が、何かの際にヘッジできますし、合理的と思いますが…。

T.D.

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