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実りの季節に

こんなものも書いています。よろしかったらご覧になってください。

クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れよう
クルマを1台減らす方法を考えよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその1
クルマ通勤から脱却しよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその2
歩いてみよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその3
電車の乗ってご褒美に美味しいケーキを食べよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその4
バスに乗ってイオンモールに映画を見に行こう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその5
選挙の時は選挙公報を見てきちんと投票しよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れよう外伝その1
子供の送迎を自転車や公共交通に移行させる事で未来へ向けて大きな投資をする余力を作ろう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその6

さて2024年9月のランキングです。

1.平成の終わりに考えるその1~女性の社会進出と8050問題~
2.令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~
3.令和の大きな宿題その18~中高年独身女性の貧困問題を整理する~
4.コロナと介護が織りなすおぞましい光景~令和の大きな宿題外伝2~
5.Choose or Loose課題多き参院選2022その1平成女子に見る少子化対策の曲がり角

1位には平成の終わりに考えるその1~女性の社会進出と8050問題~が入りました。昨年8月以来の1位奪還です。

東京女子大学の品性を疑う広告が中央線を中心に展開される@together
東京女子大の「ルワンダ」広告炎上が起きた理由…ジェンダー平等へのバックラッシュは過去の出来事ではない@週刊現代2024/9/5

先月は東京女子大学が「ルワンダ共和国の女性国会議員の割合は61.3%、それに対して日本は10.0%です。この差についてどう考えますか。」と言う広告を出していて話題になりました。

ルワンダ虐殺@wikipedia

記事でも書いている様にルワンダは所謂ジェンダーギャップ指数で上位に来る国家である反面、その前提にはルワンダ虐殺と言う悲劇により男性が減ったことがあったのが大きいです。ルワンダ虐殺の様な惨事を肯定するのかと言う疑問が多くの人達の頭の中に浮かんだからだと思います。どうやら詳細を見るとそう言った状況も含めて考えていこうという趣旨らしいのですが、とは言え毎年のジェンダーギャップ指数の大騒ぎや週刊現代の記事を書いた井戸まさえ氏も関わりのある草津のキャンセル騒ぎなどを見るとジェンダーギャップや政治家の性比で騒ぐ人たちはルワンダの悲劇すら無視しかねないと思っている人が多かったからの騒ぎに思えて仕方ないです。

2位には令和の大きな宿題その1~親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか~が入りました。

ヤマハ発動機社長 娘に切りつけられ軽傷@NHK2024/9/16

先月はヤマハ発動機社長が無職の娘さんから切り付けられたという事件が起こり話題になりました。この記事では40~64歳の中高年女性のみですが2020年段階でも年収200万円未満で実家頼りの女性が200万人以上いる事を考えると予備軍の30代女性も含めてこういった独身中高年未婚女性の問題が今後クローズアップされてきそうです。

3位には令和の大きな宿題その18~中高年独身女性の貧困問題を整理する~が入りました。

「日本人にお金がなくなったから」だけではない…日本人男性の「キャバクラ離れ」が加速している深い事情@President2024/9/8

さて先月はこんな雑誌記事が出てきました。実際職場の若い世代を見てこういった流れを実感している人は多いんではないかと思います。そうなっていったときにキャバクラに代表される夜の街で働く女性たちにとって厳しい時代が来るのではと感じます。

4位にはコロナと介護が織りなすおぞましい光景~令和の大きな宿題外伝2~がはじめて入りました。

年金の繰下げ受給@日本年金機構

1~3位の記事にも通じるテーマですが、結婚や仕事などである種持たざる女性と言うのはある意味でエリート女性たちの養分として作られた存在なのではと思う事があります。正社員になれない女性が「大企業や政治の世界で幹部になる女性が少ない」と騒げばエリート女性たちが苦労や努力せず制度的に出世できる後押しにはなりますが持たざる女性を正社員にすることも結婚に導くこともありません。そして中高年になった持たざる女性たちは「誰もやりたがらない薄給の」介護業界に行かざるをえず、その介護業界は競争と身分保障のなさでその厳しさは解消されないと思います。それをエリート女性の極致である上野千鶴子は「契約と競争の導入を私は評価しています。市場原理が入ることで、質が担保されるからです。」と高い評価をしている構図、正に養分としか言いようがないです。そろそろ持たざる女性が「自分たちはエリート女性たちの養分となっている」事に気付いたら良さそうに感じますがいかがでしょうか?

5位にはChoose or Loose課題多き参院選2022その1平成女子に見る少子化対策の曲がり角が入りました。

「出生率は曲者だ」少子化問題の専門家が警鐘を鳴らす「誤解」のわな@朝日新聞2024/9/9

最近少子化問題で「若い女性が出生率の低い東京が原因なのは誤解だ」と言う様な論が多く見られますが、出産時郊外に移住する事で多少東京の出生率が落ちたとはいえ、移住先と言われる神奈川・千葉・埼玉も十分に低いので説得力がないし、多分根本的にはカップルが出来ない状況が大きいのかなと思います。そこを何とかするための啓蒙が必要ですが出て来るのは言い訳バカルと言うのは頭を抱えます。

如何だったでしょうか?10月が私にとっても皆様にとっても良い1月でありますように。