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写真：横浜のモビリティウィークのポスター

　さて本題の前にコロナに関する役立つ情報を
新型コロナお役立ちコーナー＠首相官邸
・首相官邸での各省庁の対策のまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症について＠神奈川県
・神奈川県庁でのコロナウィルスに関するまとめサイトです。
新型コロナウイルス感染症に関する情報（2020年4月3日更新）＠横須賀市
横須賀市・横浜市公共交通各社の新型コロナウイルスに関する対応について
・横須賀・横浜地区の公共交通各企業のコロナ対策のリンク集です。利用者の協力をもとに３密を恐れず公共交通を利用しましょう。

　さて９月のランキングです。
1.若者の人生を食らいつくす怪物～平田オリザ発言に思う～
2.令和の大きな宿題その１～親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか～
3.令和の大きな宿題その２～クレーマーになった学者フェミニストと貧困女子～
4.幸色のワンルーム
5.令和の大きな宿題外伝～電車を失った街が語る事～

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　これを機に角松敏生を聞く人が増えると嬉しい

　1位は若者の人生を食らいつくす怪物～平田オリザ発言に思う～がとうとう１位を獲得、５月記事リリース、６月ランク外から７月５位→８月２位と来て初の1位です。「城崎には（演劇の技術は当然買いたたくけど）アルバイトもいっぱいあるから移住してね」と言う平田オリザと「技術のあるミュージシャンに定価でお願いしているからなんですよね(笑)。」と言う角松敏生と言う対比に刺さった人が多いからなのかなと思います。この対比は「お金から逃げた平田と逃げなかった角松」、「政治に頼った平田とあくまで経済的な自立にこだわった角松」とも言え、多分若い世代にとっては平田オリザのような存在は怨嗟の対象でしかないという状況を関係者はきちんと把握しておいた方が良いかなと思います。
文化芸術活動の継続支援事業＠独立行政法人日本芸術文化振興会

　また平田氏が求めていた政府の支援策に関しては第２次補正予算で文化芸術活動の継続支援事業というのが立ち上がり、残念ながら昨月末で第３次募集が終了してしまったのですが、支援が行われたそうです。演劇や音楽だけでなくアニメなども採択されたのはうれしい限りです。

　2位は令和の大きな宿題その１～親から自立できない中年未婚女性はどれだけいるか～、先月の１位からワンランクダウンしました。
完全失業率3.0%に悪化、求人倍率1.04倍に低下　8月統計＠日経新聞2020/10/2

　最新の経済状況見るとじわりじわりと失業率などの雇用の悪化が続いています。特に女性の比率の高い宿泊・飲食サービス業、生活関連サービス・娯楽業の新規求人は40％以上減少と厳しい状況にあります。そういった中で結婚からも雇用からも取り残された形になる潜在的な未婚中高年貧困女性と言うのはだんだん浮かび上がってきそうな気がします。

　3位は令和の大きな宿題その２～クレーマーになった学者フェミニストと貧困女子～が７月以来のランク復帰を果たしました。
「なぜ業種で差別するんですか？」 デリヘル店が「持続化給付金」もとめて国を提訴＠弁護士ドットコムニュース2020/9/23
「セックスワークにも給付金を」訴訟@CALL4（期限2020/11/24）

　さてこの記事で取り扱った風俗産業に対する各種給付金の不交付（ただし現在は性風俗店で働くキャストは届け出をする事業者ではないため給付の対象との事）の問題に対し、業者側から行政訴訟を提訴したそうです。個人的には上のリンクの記事の「法律を守るのは当然ですし、税金もきちんと納めてきました。反社会的勢力（反社）とのつながりもありません。」と言う業者さんの言葉は重いなと思います。風俗産業に関する規制と言うとある日いきなり違法行為を摘発し、店舗閉鎖みたいなイメージですが、法的、税的な形での枠組みをきちんと決め、社会的な立ち位置を決めていく方向での話し合いはなされるべきだと思います。

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これもある意味同棲もの新婚さんだけど…


　4位は幸色のワンルームが入りました。良く考えたらこの記事がTOP3から陥落したのは昨年７月以来、と言う事は１３か月連続でTOP３入りしていたことになります。そして１３か月も連続すると書くことがなくなります。と言う事でむりくり掘り起こしたのが上の「新婚よそじのメシ事情」漫画家の小坂俊史・王嶋環夫妻の甘い（？）新婚生活が描かれています。同棲ものではないですし、一歩間違えると「幸色のワンルーム」の２人の親世代ですが、ある意味同棲ものに近い作品と言う事で、１巻では最多出場を誇る焼きそばに対する小坂氏の愛情や、母親の薫陶による王嶋氏の牛肉の拘りにより、高嶺の花となってしまうカレーなどコミカルに描かれます。また小坂氏の「独身時代に食べた牛丼のどんぶりを並べたらどこまで行くんだろう」と言うつぶやきには群馬時代毎週日曜の朝には吉野家に通っていた（ちょうど部屋とスーパーの間にある）身としてはえらく共感しました。また９月に小坂俊史・王嶋環夫妻に待望の第１・２子が誕生したそうです。「幸色のワンルーム」では出産まで描かれるのでしょうか？
小坂俊史
王嶋環

　5位は令和の大きな宿題外伝～電車を失った街が語る事～が先月に続きランクインしました。ちなみに最後までbestよりcontinue~brother-t流生活術？~とデッドヒートを繰り広げました。

カーフリーデーふくい最新情報
えちぜん鉄道

　えちぜん鉄道の走る福井県福井市ではwithコロナの今年もカーフリーデーが行われたようです。今年はwithコロナの影響でこういったイベントの自粛が相次ぎましたが、厳しい状況にある公共交通を支えようとする福井の地元の市民の方々の尽力には頭が下がる思いです。

“わ鐵”の次なる100年へ：「トロッコわっしー号」を皆で応援！＠READY FOR（10/30まで）
わたらせ渓谷鉄道

　またえちぜん鉄道とは直接関係ないですが、群馬県のローカル鉄道であるわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車わっしー号の検査費用を集めるクラウドファンディングが行われています。１万円からとお高めですが、志のある方は是非どうぞ。

　いかがだったでしょうか？今月も皆さんにとって良い月でありますように

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