踊る小児科医のblog

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まだ1300も残っていた未対策プール

2007å¹´06月01æ—¥ | ã“ども・小児科
昨年の痛ましい事故であれだけ騒がれたのは何だったのか、まだ対策が不十分なプールが文部省管轄分だけで1335も残っているのだという。例によって管轄が違う公設・民営プールのデータは出てきてません。いい加減この縦割り行政をなんとかしたらどうなのか。

青森県内の対策状況までは報道されていませんが、一昨年私が県教委に問い合わせて「全て大丈夫」との回答をもらった後に、事故のあと未対策のプールが続々と出て閉鎖になったりしたのは記憶に新しいところです。八戸市の小中学校については昨年夏の時点で全て対策を取ったとの回答をいただいております。

昨年の経緯→(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)

で、結局全て大丈夫なのでしょうか。。

対策不十分プール 1300余
 埼玉県の市営プールで去年7月、児童が吸水口に吸い込まれて死亡した事故が起きたことを受けて、国はことし3月、吸水口のふたをねじなどで固定するとともに、内側に吸い込まれるのを防止する金具を付ける二重の安全対策を取るよう求める指針を作成しました。本格的なプールの使用が始まるのを前に、文部科学省が4月、全国の公立学校と教育委員会が所管する公営プールあわせて3万1000か所余りを調査したところ、▽吸水口のふたを固定していないのが187か所、▽吸い込み防止の金具が付けられていないのが1261か所、▽いずれの対策も取られていないのが113か所で、対策が不十分な施設はあわせて1335に上ることがわかりました。これらのプールの多くは、冬の間も防火水槽として利用していたため改修工事ができなかったということですが、文部科学省は、プールの使用を始める前に必要な安全対策を取るよう求めています。(5月31日 6時10分)