踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

30日午前診療・午後休診、1月4日より通常診療、1日夜・急病診療所所当番

2011å¹´12月29æ—¥ | ã“ども・小児科
12月
30日 午前診療・午後休診
31日 休診
1月
1日 休診 18時~ 休日夜間急病診療所当番
2日 休診
3日 休診
4日 午前診療・午後休診(水曜日)

くば小児科クリニック

青森県の回答:米の放射線基準値に県独自基準5ベクレルを(8/25)提案に対する

2011å¹´12月06æ—¥ | æ±æ—¥æœ¬å¤§éœ‡ç½ãƒ»åŽŸç™ºäº‹æ•…
回答を見に行くのを忘れてました(期待してなかったので)。回答がネットに掲載されるのは「八戸市長へのメール」よりもまともだが提案者にも直接送っていただきたい。内容は下記の通りですが、国任せで県独自では何もしないというもの(実際何もしなかった)。それじゃダメだからと提案したのだが。。「福島で安全宣言後に500Bq/kg超のコメが続出」「明治の粉ミルク30Bq/kg」は危惧していた通りのことが起きた。主食のコメは30Bq/kgくらいは何の規制もなく出回っている。三陸のタラも高い。給食の40/kg基準報道にはtwitterで高すぎると批判したが、それ自体否定されて元の500Bq/kgに戻ってしまった。

提案「白米の基準値(放射性セシウム)は子どもで5ベクレル/kgに引き下げを」(国へのパブコメ提案と同時に青森県「県政私の提案」に送付)
 今後は食品からの内部被曝対策が中心になり、長期にわたる対策が必要になってくるものと思われる。特に主食の米と、三陸の海産物について注意が必要と考えられる。
 政府は全ての食品について、暫定基準値500ベクレル/kgを超えていなければ「安全」と称して市場に出回らせているが、それでは1ベクレル/kgなのか499ベクレル/kgなのか区別がつかず、かえって「風評被害」を拡大させる結果になっている。特に子どもには厳格な基準値が必要だ。
 主食の米に500ベクレル/kgを適用してはいけない。核実験時のセシウム濃度を見ても、ピークの1963年で平均4ベクレル/kgであり、最大で10ベクレル/kgは超えていない。他県の米生産者協会は基準値を5ベクレル/kgにすると発表している。ウクライナはパン20ベクレル/kg、ドイツは全ての食品で大人8ベクレル/kg、子ども4ベクレル/kgが基準だ。
 総合すると、子どもの給食に使う白米は5ベクレル/kg未満のものに限定すべきだ。500ベクレル/kgを超えなければ混ぜてわからなくなってしまう現在の体制を早急に変えないと、コメ不安が一気に拡大することは間違いない。
 青森米はほぼ間違いなく5ベクレル/kg未満になるはずだが、国の基準値に引きずられて安全なはずのコメが余計な不安をかき立てることになる。県と生産者は早急に独自基準で安全を確保し消費者にアピールすべきだ。
 万が一5ベクレル/kgを超えるコメが出てもしっかりと補償することにして、消費者の信頼を確保して売り上げを守ることで、総合的には安くつくはずだ。(2011/8/25 電子メール 男性 40代 八戸市)

回答:健康福祉部 農林水産部 その他

 現在の暫定規制値は、東京電力(株)福島第一原子力発電所事故を受け、厚生労働省が緊急的に定めたものです。
 そのため、厚生労働省では、現在、食品安全委員会に対し、暫定規制値による食品健康影響評価を依頼しています。
 その結果、①生涯における累積実効線量を100ミリシーベルトとすること、②小児に関してはより放射能の影響を受けやすい可能性があること、③食品の規制値の設定等については、食品からの放射性物質の検出状況や日本人の食品摂取の実態等を踏まえて行うべき、等の評価書案が取りまとめられ、厚生労働省への答申に先立ってパブリックコメントが実施されたところです。
 今後、答申を受けた厚生労働省において、暫定規制値の見直しに着手していく予定となっていますが、評価書案では「小児に関してはより放射能の影響を受けやすい」とされていることから、見直し後の規制値にあっては、これを踏まえた内容となるものと考えられます。

http://www.pref.aomori.lg.jp/kenminno-koe/files/teian-ichiran_201109.pdf