踊る小児科医のblog

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「県政・わたしの提案」への回答

2004å¹´07月20æ—¥ | ç¦ç…™ãƒ»é˜²ç…™
が届いています。県のHPにPDFで掲載されているのですが、回答部分だけをコピーしてこちらにも掲載しておきます。結局、この文章だけでは何の回答にもなっていないのですが。。(三村知事からは公式には回答できないけれども最大限応援しているというメッセージが伝えられています)

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 ご提案いただいた、たばこ耕作地帯も含めた全ての市町村での禁煙対策の推進について、県では、健康福祉こどもセンターを通じて、県全域で禁煙教室及び防煙教室を開催しています。その内容は、未成年者や妊婦に対する防煙指導や、事業所等に出向いて行う禁煙指導及び指導方法に関する研修会の開催や、指導教材等の貸し出し事業等です。
 また、平成15年5月の健康増進法の施行を受け、県では、社会全体の禁煙・分煙体制づくりにむけた環境づくりの支援を重点的に進めています。しかし、厚生労働省が実施した、平成16年1月時点における市町村庁舎の禁煙・分煙状況の調査結果によると、市町村庁舎の公共の場・ロビー等でたばこが自由に吸えるところは11カ所ありました。このため、受動喫煙防止対策実施施設に対する認証制度を開始するなど、今後も社会全体の禁煙・分煙環境づくりの推進に努めていきます。
 「健康あおもり21」たばこ領域の目標として、未成年者や妊産婦の喫煙率ゼロ及び禁煙・分煙環境の整備をあげていますが、今後も県庁各部と役割について協議し、各機関と連携を図って行きます。
 また、本県における葉たばこは、県南地域を中心に27市町村で生産されており、平成15年度の耕作農家戸数、耕作面積は1,620戸、1,613ヘクタールで、地域によっては重要な作目となっています。
 県としては、葉たばこは安定収入が得られる作目と位置付けていますが、国内の需要に応じ、毎年栽培面積が決められ、日本たばこ産業株式会社が農家に委託し生産されていますので、需要の減少によって農家が葉たばこから他品目に転換せざるを得ない場合には、農家の所得が減少しないよう経営的に有利な品目(例えばにんにく、だいこんなど)を導入するよう指導していきます。
 県教育委員会においても、平成15年5月9日付けで、県立学校に対し、平成15年度末までに、敷地内全面禁煙に向けた積極的な検討を要請し、同時に本庁、教育事務所もその対象としました。
 なお、小・中学校を所管いたします市町村教育委員会に対しても県立学校の取組みを参考に受動喫煙防止対策及び喫煙防止教育の一層の推進についてお願いしています。