[写真]今期で引退するとして清和会に憤りを覚えると強い口調で弁明した元岡山県知事の参議院議員・石井正弘さん、ことし、宮崎信行撮影。
きのう臨時国会が閉会しましたが、参議院自民党の幹事長らは五十音順に裏金問題を弁明させることにしました。きょうは、「あ」と「い」だけなので、まだまだ続きそうです。
【参議院政治倫理審査会きょう令和6年2024年12月25日(水)第216回国会の閉会中審査】
参議院自民党は、五十音順で、裏金の弁明をすることにしました。赤池誠章、井上義行、石井正弘、石田昌宏の4氏。西暦と元号、「イシイ」と「イシダ」の言い間違いが頻発しました。
元岡山県知事の石井正弘さんは今期で勇退すると断言しつつ、「初当選のときから、他の派閥出身の政策担当秘書についてもらっている。議員に政策に専念してほしいとして、事務局と押し問答になった。違法行為を強要した清和会に憤りを覚える」と語りました。
日本看護連盟組織内で、国会対策にも熱心に汗をかいてきた石田昌宏(比例公認済み)は、「行ったら準会員になっていた」と初当選前から決まっていて、積極的に取り組まず、ノルマ未達成分はポケットマネーで埋めていたとしました。石田さんは政倫審は、事件の中核の議員が語るものだと認識していたが、弁明という意味合いをよく考えたとしました。
きのう政策活動費廃止法が成立し、けさ朝日新聞などが都連パーティー券不記載が2000万円を超えており、来夏は都議選イヤーながらも、事務局長を東京地検特捜部が逮捕する方向性を示しました。
石田さんは「政策活動費も、都連のパーティーも報道でみて、なんだこれは」と思ったと語りました。
石田さんは清和会裏金を「派閥の先輩方に対してはこの経緯をぜひ教えてほしいという話は何度かしたことはあります。『自分たちもわからない』という回答しか得られていません。その上の方々(森喜朗氏ら)につきましては会うこともできない状況にありまして、今のところ聞けておりませんし、今後も難しいと思ってます。従ってこの原因をとかないと次に進まなくなります。先ほど申し上げました通り2度と起きないように政治資金規正法の改正を初め皆様方が本当にやってくださいましたので、それを受けて私もしっかり行動するとともに、今後まだ課題がありますので、積極的に法改正などに参加していきたいというふうに考えています」と述べました。
岩盤保守層を代表するとされ、前回13・1万票を獲得した赤池誠章さんも弁明しました。これには連立与党の公明党・山本博司さんも「衆院選では、昨年末から国民の政治に対する大きな不信を招いた自民党派閥によるパーティー収入の不記載問題により、極めて厳しい選挙結果となりました」と怒りを抑えきれませんでした。山本さんは「衆議院選挙の結果を見ても、国民の政治と金への怒り、苛立ちは増しておりまして、解決はされておりません」と参院選への不安を示しました。
自民党も、非・清和会だけで質問者を立てきれないようで、古川俊治・参議院自民党政審会長は、まず自分が清和会会員としてわびることから質問することになりました。
きのう臨時国会が閉会しましたが、参議院自民党の幹事長らは五十音順に裏金問題を弁明させることにしました。きょうは、「あ」と「い」だけなので、まだまだ続きそうです。
【参議院政治倫理審査会きょう令和6年2024年12月25日(水)第216回国会の閉会中審査】
参議院自民党は、五十音順で、裏金の弁明をすることにしました。赤池誠章、井上義行、石井正弘、石田昌宏の4氏。西暦と元号、「イシイ」と「イシダ」の言い間違いが頻発しました。
元岡山県知事の石井正弘さんは今期で勇退すると断言しつつ、「初当選のときから、他の派閥出身の政策担当秘書についてもらっている。議員に政策に専念してほしいとして、事務局と押し問答になった。違法行為を強要した清和会に憤りを覚える」と語りました。
日本看護連盟組織内で、国会対策にも熱心に汗をかいてきた石田昌宏(比例公認済み)は、「行ったら準会員になっていた」と初当選前から決まっていて、積極的に取り組まず、ノルマ未達成分はポケットマネーで埋めていたとしました。石田さんは政倫審は、事件の中核の議員が語るものだと認識していたが、弁明という意味合いをよく考えたとしました。
きのう政策活動費廃止法が成立し、けさ朝日新聞などが都連パーティー券不記載が2000万円を超えており、来夏は都議選イヤーながらも、事務局長を東京地検特捜部が逮捕する方向性を示しました。
石田さんは「政策活動費も、都連のパーティーも報道でみて、なんだこれは」と思ったと語りました。
石田さんは清和会裏金を「派閥の先輩方に対してはこの経緯をぜひ教えてほしいという話は何度かしたことはあります。『自分たちもわからない』という回答しか得られていません。その上の方々(森喜朗氏ら)につきましては会うこともできない状況にありまして、今のところ聞けておりませんし、今後も難しいと思ってます。従ってこの原因をとかないと次に進まなくなります。先ほど申し上げました通り2度と起きないように政治資金規正法の改正を初め皆様方が本当にやってくださいましたので、それを受けて私もしっかり行動するとともに、今後まだ課題がありますので、積極的に法改正などに参加していきたいというふうに考えています」と述べました。
岩盤保守層を代表するとされ、前回13・1万票を獲得した赤池誠章さんも弁明しました。これには連立与党の公明党・山本博司さんも「衆院選では、昨年末から国民の政治に対する大きな不信を招いた自民党派閥によるパーティー収入の不記載問題により、極めて厳しい選挙結果となりました」と怒りを抑えきれませんでした。山本さんは「衆議院選挙の結果を見ても、国民の政治と金への怒り、苛立ちは増しておりまして、解決はされておりません」と参院選への不安を示しました。
自民党も、非・清和会だけで質問者を立てきれないようで、古川俊治・参議院自民党政審会長は、まず自分が清和会会員としてわびることから質問することになりました。
立憲が「薬科中間年改定廃止法案」(216衆法23号)を提出したり、国民民主党でUAゼンセンの田村まみさんが首相に官邸で直訴したりしています。薬剤師連盟の組織内で来夏改選の本田あきこさんも質問しました。
第27回参院選に向けて(1)岩盤保守票(2)厚生労働関連の組織票(3)都連・都議会の票ーーの3つが大流動化して、自民党が惨敗を喫することもありそうです。
1971年のニクソン・ショック金交換停止以降は、お金は単なる記号であり、最大の新興宗教です。お金の回転は人間の寿命よりも長寿であり、定年のない組織に属する者がお金の嘘をつくと、死ぬまで、土曜の午前3時でも、嘘をつき続けないといけなくなります。複式簿記ですと、単年度の損失として全額落としてしまうこともできますが、単式簿記だと繰越金が何十年も間違い続けたことになります。お金の嘘をつくのはやめましょう。
【国会内常任委員長室】
国民民主党と公明党の「政治改革本部長会談」というものが開かれました。古川元久、西田実仁両氏です。きのう成立した「政治資金監視委員会設置プログラム法」(216衆法11号)提出2会派として、予算が伴う設置法の提出のはこびも共通の話題になったのかもしれません。
第27回参院選に向けて(1)岩盤保守票(2)厚生労働関連の組織票(3)都連・都議会の票ーーの3つが大流動化して、自民党が惨敗を喫することもありそうです。
1971年のニクソン・ショック金交換停止以降は、お金は単なる記号であり、最大の新興宗教です。お金の回転は人間の寿命よりも長寿であり、定年のない組織に属する者がお金の嘘をつくと、死ぬまで、土曜の午前3時でも、嘘をつき続けないといけなくなります。複式簿記ですと、単年度の損失として全額落としてしまうこともできますが、単式簿記だと繰越金が何十年も間違い続けたことになります。お金の嘘をつくのはやめましょう。
【国会内常任委員長室】
国民民主党と公明党の「政治改革本部長会談」というものが開かれました。古川元久、西田実仁両氏です。きのう成立した「政治資金監視委員会設置プログラム法」(216衆法11号)提出2会派として、予算が伴う設置法の提出のはこびも共通の話題になったのかもしれません。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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