このブランドって今まで肌に合わないんですよね

今までの作品もプレーしてきましたけど、どうも世間で評価されているほどの楽しさを感じた事はありません

その辺の凡作とかよりはマシだとは思っていますが


もう三作目ですし、ここらが次切るかどうかの良い頃合でしょうかね


感想、
さすがに丁寧に作ってありますね

システム綺麗だし、使いやすいし

絵は相変わらず綺麗ですね

あと個人的にですが、最近飽きてきた声優の大御所さん達を使わずに、しかも割りと好きな路線でピックしてるキャスティングはとても好感です

男の方も若本さんを使うのはもう最良の手を打ったとしか言いようがない



序盤
ごめん、このアメリというキャラ割と嫌いなタイプです、っていか明らかにやりすぎ、これは悪が強すぎる、序盤で、ですけど

ノリからの軽率な行動と、ツンデレからなる空気の読めなさが嫌でした、どうやってこの落とし前をつけるのかと思ったら序盤でちゃんと挽回をしてきたのはさすが


でも、序盤から暗い展開

誰も彼もたゆたまを信じてくれないわけですよ

そういう流れが必要なのは、理性的には納得できるけど、感覚的には気持ちよくない展開なわけですよ

そしてなんとかたゆたまを信じさせる流れだけど

なんか展開がすっきりしないなー

正直序盤はずっと展開がしゃらくさいわけで、そこからの払拭が上手くいかずフォローもイマイチなので序盤では誰一人として好感の持てるキャラはいませんでした

暗い展開からの流転はちゃんとしてほしいところですよね、もっと爽快にここまでの気持ち悪さを払拭するよな感じで、

んー、でもこのくらいがちょどいいのかなー、わかりませんね、好みの問題かもしれません

悪くはないですが、どーも私の好みではないような…

やはりこのブランドって肌に合わないのかな～？


序盤のイライラなんて全体的に考えれば微々たるものですが、いつの間にかそんなの忘れてましたけどね



美冬√
始まって最初から美冬が理解ある者になっている

ましろを学園に入れてルールを見直させる、それが美冬の落とし前って事ですね

ちゃんと謝ってくるし、序盤が終わった後の和解からこの物語が始まるって感じ

やっとちゃんと始まったかと思ったらいきなりましろをフルわけで、しかも理由は他に好きな人がいるからと…、いくらなんでも今までの展開でましろ以外の誰かを好きになるのは無理だろう…、

その辺の気持ちの変化についていけません

タユタマ関連の話とお嬢様と庶民の物語を詰め込んでいる

そこで、一度空気と化していた幼馴染が牙を剥くわけだけど…

とりあえず、全て鵺ですよ、鵺

そして、タユタマ関連が落ち着いたら、次は二人の話に移るんだけど

正直少し、驚いた、良い意味で、

こういう展開はあまり見た事がなかったので、新鮮でよかった


妹の存在忘れてたましたよ、余りに出番ないんで

鳳凰偏では軸になりますが

ゆみなの台詞の言い回しが面白いんですけど




ましろ
他のキャラならともかく、なんで美冬√とイベントの順番が違うのだろう？

鵺の出番が多いから美冬√の順番の方が良い気がする


共通部が多いんですね

え、何このＥＮＤ、

訳わからん、主人公に語りかけたのは誰で、どうやってましろを助けたのか

そして代償はなんだったのか？

と、いうかあの景色はあの町なのか？

って事は全てを破壊してましろだけを得たのか？？




ゆみな√
ゆみなは慌ててぶっちゃけた台詞を言うのが一番好感なんですが、自分の√だとそれがあまりないので詰まらな過ぎ

こいつはサブキャラで良いよ、とも思ったが、サブだとあまりに出番が少ないんですよね

ほとんど共通√で部分的に付けたしてあったり、微妙にニュアンスが違うところも周回毎に読まなくてはならないのがめんどくさい

ゆみなＥＮＤが一番綺麗な気がしますね


アメリ
個人的にはこんなにフラれるのが似合うヒロインはいなんですけどね…

告白も応龍がしちゃうんですよね…
そして、過去の事判明にして、アメリのアホさが判明するんですよ、ホントしょうもない理由だったのですね…

アメリＥＮＤも結構綺麗に終わっています






評価、☆☆☆★

共通部が多い上に部分的にぽつぽつ√毎に違う箇所が多いので即読スキップにあまり頼れなくてめんどくさい

キャラ的には美冬とましろ、ＥＮＤではゆみなとアメリ、シナリオでは特になし

というか、全体的によく出来ていてクオリティも高く上手く纏まっているのだけれど、

正直面白いと思った箇所が無かった、退屈はしなかったのですが…

まあ、普通という事かな？？

今までの過去作よりかは楽しめたけど、やはり肌に合わないのかなー、と思いますね

このソフトの素晴らしい所は、絵とキャスト、ですかね




関連、
Lump of Sugar
Nursery Rhyme －ナーサリィ☆ライム－　☆☆
いつか、届く、あの空に。　☆☆☆