魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-09-10)
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あらすじ
『九校戦』の“裏側”で起こった『パラサイドール』事件の黒幕の一人・周公瑾は、横浜から逃亡し、京都を中心とする古式魔法師集団「伝統派」の元に潜伏、姿をくらました。そして二ヶ月が経ち―。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。新京都国際会議場で開催される日本魔法協会主催『論文コンペ』の準備に忙しい一高生徒たち。そんな中、達也の許へ、四葉真夜の書状を携えた黒羽姉弟が訪れる。手紙の内容は「周公瑾の捕縛に協力して欲しい」という要請だった。何故、いつもの『命令』ではなく『依頼』だったのか疑問を覚えながらも、達也と深雪は「伝統派」の対抗勢力の中心である九島家を目指す。そこで、二人は『作られた天才魔法師』と運命の出会いを果たし…。古都を舞台とした謀略と暗闘。魔法師開発の歴史の裏で燻り続けてきた因縁に、達也と深雪とその仲間たちが挑む。

感想、

この作者って遅筆なのかな?

まあ、前の2巻のようなものが出るよりは良いと思うけど、この上巻の後、下巻が少なくとも年内には出ないスパンなのか~、次が楽しみな話だけにもったいない…

今回は溜めだったせいか、何なのか、前2巻よりは全然楽しめたな、前2巻がストーリーすら説明してるような書き方だったけど、今回はちゃんと話が流れていたような気がする

話はあまり動いていないが、これからに繋がりそうな設定とか展開とかしてきたし、正月に何が起こるのか、気になるな

最近無双してないなと思ったら、ちゃっかり新魔法開発していたお兄様w

前の巻までは、正月に達也負けるのか?、とか思ってたけど、それすらもお兄様すげぇで乗り越えそうな展開になってきたか?それとも単に魔法開発しているだけか?

次の巻では四葉のことが周りに知られそうな流れになってきたかな?前年の焼きまわしするなら何かしらのバレがないと前年以下になってしまう可能性もあるしな~

四葉のことが知られると仲間達にどんな変化が起こるのか…

エリカがレオとのカップリングがほぼ確定になってしまったので、真由美には深雪の唯一のライバルとして頑張ってほしいね、紗耶香が結局、達也を諦めたように、孤独にしないために並んで歩けるヒロインを何人か用意するかと思ったら、条件的にもう真由美しか残っていない…、その分、深雪に無いもの有り過ぎて強力ではあるけど…、せめて十氏族の他のヒロイン登場しないもんかね…

しかし、四葉が敵になっても戦えるだけのコネクションを段々と手にしているのだろうか、幹比古の成長はかなり大きいみたいだな、普通に巻きこんるけど当てになる戦力になっているし…、今後も力になりそう

だいぶ前から思ってはいるけど、エリカがヒロインにならなかったのはホントに残念

しかし、真由美が確定したし、達也の新魔法とか、四葉の状況も少しづつ出てきたし、次への楽しみが多くなってきた
ただ意外だったのは七草の当主が意外と小物だったな…、裏で火遊びレベルか…、

しかも、タイトル通り、久々の大立ち回りが色々発生するだろうから楽しみだ

この熱が冷める前に、次の巻が出てほしいんだが…


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