あらすじ
「ヘスティア、君に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を申し込む! 」
「な、なんだとアポロン!?」
『戦争遊戯(ウォーゲーム)』──対立する神々の派閥が総力戦を行う神の代理戦争。
勝者は敗者の全てを奪う。そして敵神の狙いは──
「君の眷族、ベル・クラネルをもらう! 」
戦争開始まで期限は一週間。
更に追い打ちをかけるように今度はリリが【ソーマ・ファミリア】に捕らえられてしまう!
もはや絶望的な状況。それでも少年と『出会い』、幾多の『冒険』を経た絆が今ここに集結する。
全ては勝利のために!
『上等だ、アポロン! 僕等は受けて立ってやる、この戦争遊戯(ウォーゲーム)を! 』
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──


感想、

前回がかなりヘビーだったので、今回は割りと軽め

今回はダンジョンにすら潜っていない…ファミリアの抗争という今まではなかった人間同士の戦い

ただ、変化を付けるという意味では良かったのかな

ファイミリア同士の戦い、だからこそいつもと違う戦い、あらゆる意味で

なんだけど、新鮮さという意味ではあまりなかったんだよな、攻城戦にしてはトントン進むし構成的にはいつもと同じなんで、違いはあまりなかったかな

敵や、試練という意味ではイマイチなので、レベルが上がるというより、経験値稼ぐための相手だったかなー?
というか、この相手でレベルアップするには拍子抜けになってしまうので、レベル2の段階でのオールステータスSになるまでのかませ犬という感じか、しかもレベル3に勝ってしまう&レベル1でステータスSだった上積みで強さを保っているということなので、今後、ステータスSまで上がることを考えると、同レベルか、少しくらいのレベル差の相手なら主人公が最強になるということですね

しかし、アイズに追いつくにはあと何巻かかるのか…

ただ、神の方の動きが前回から続いて動いてきたな

次はついにフレイヤが本腰入れるっぽいし、前の巻から神の影響があちこちで起きている、ファミリアの仲間も増えてきたし、次からどうなるか楽しみ

なないろリンカネーション
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感想、
評価、☆☆☆★+

十分楽しめる、良い作品

現代のエロゲの禁忌の部分を軽くだけ踏み越えてるし、少し新鮮な気もした

基本ネタバレありで感想書いてるけど、やっぱりネタバレ見ずにこの作品をプレイしてほしいね

幽霊が見える主人公とかありがちな設定だし、幽霊とのほほんと日常を送っていくのもある意味でテンプレだけど、そんなジャンルなのに普通に人の生き死、更には殺人などが描かれていることに新鮮さを覚えた

シリアス殺人事件系よりはマイルドで、幽霊とまったり日常よりはシリアスで、と今までにあまりないジャンルだったのではないかな?

事件的なものと、鬼とのエロシーンもうちょいほしかった気がするけど、バランス的には悪くない感じがした、人→幽霊になるパターンが作中であってものよかった気がする

メインヒロインが殺されて死体となっている、ここに全てが集約されている作品なんだけど、そこを描くのか、と思ったが一番印象的だった

まさかメインヒロインがバラバラの状態で登場するとは思わなかったよ…

最後はありがちながら感動させてくれる別れだったし、お互いに転生して幸せになっているのもハッピーエンドというよりも物悲しさを感じるエンドだった

メインシナリオ以外にも、エロシーンメインだけどちょっとは恋愛も描かれ、かつメインヒロインの特殊性の落としどころとして悪くない選択を提示できていて良かったのではないかな

鬼の話ももうちょっとほしかったかな?ヒロインとか。

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感想、

いきなりミッション開始だったんで、1巻飛ばしたかと思った

異端者の中にとらわれている100名の人間助ける話なんだが、要塞級が守ってたり魔人級が守ってたり大変な状況。

短編挟んだし、あんまり覚えてなくて、あれフラディ生きていたんだって感じだった

静乃が個人的にはメインなんだけど、これ以上は仲が進められないせいか、なぜかモモ先輩がヒロイン格に昇格してしまった、地味なもんで驚いたけど、諸葉とのコンビネーションのアイディアが思いついたから書いた的な感じだったような気がする

Sランクが、もはやSランク(笑)になってるような、それでもカッコよかったりしたり、なかなかバランスが良い

まあ、諸葉が規格外過ぎるわけなんだけど…、本格的にSランクを軽くあしらうレベルになってるしな、Sランクの最強の仙人も制限ありすぎて師匠ポジションだし…

とりあえず全員のSランクをボコってから敵が登場するのかと思ったら、もうこの巻か前の巻から二部に入った感じだな、魔人級の異端者登場から、敵(人間)の組織の正体が判明、まあ、ラノベではよくある話かな。

しかし、敵のボスレベルもAランクなんかね。味方サイドで石動とAJ以外のAランクがなんか凄い小物なもんだから期待度があまりないが、カタルシスには良いのかな、最強諸葉があの手この手で調子こいてるやつをひいひい言わせるのは確かに気分は良い

転生の設定に惹かれて読み始めたけど、それがあまり生かされていないのがちょっとな。日本のセイバーのキャラはある程度出揃ったのかな?

まあ、特筆すべきことは毎回ないけど、流行の最強系ラノベの中で悪くないデキのような気がする。毎回ありきたりだけどそれなりに話展開してるし、スカっともするし。

期待したいけど、嫌な予感しかしない

次巻の発売日どころか次の次の巻も決まっていて、しかも1月と2月かよ

アニメが1月からだし、、そこまでやるともうよくある作品消化しきってしまう予感しかしないんだが…



あらすじ
月刊マガジン連載、珠玉の音楽コミック「四月は君の嘘」が、小説に! 母の死がきっかけで演奏中に自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった、有馬公生。華やかなその経歴と、孤独に苦悩する姿を、漫画とは違う目線で描く。主要登場人物5人が語る、公生への思い。さらにくっきり浮かび上がる、公生像。漫画では描かれなかったエピソードも掲載。「四月は君の嘘」の世界がますます深く、美しく広がっていく―。

感想、

ここ数年間、漫画では一番続きを待ちどうしくしていたこの作品
この度、アニメ化+原作もあと2話で終わるとの情報が出て寂しく感じているが、好きな作品なんで、明らかに怪しげなこのラノベも、悩まずに購入

んで、感想はと言うと…

全体的には、微妙…、まあ、予想通りですが…

武士、絵見
原作で語られていない心情とか分かるのかと思ったら、原作でそれとなく描かれているシーンをちょっと膨らませてみました的な短編集
2、3位とコンクールで公生を追いかけていた時の話
武士のは過去話はまったく誰得…、これは作中で十分なレベル
公生が友達と笑っている姿を知っていたのはなんとなく見方が変わるような気がする、絵見にこそ知ってほしい面ではあるけど
武士の作曲者へのリスペクトってのはちょっと厳しい言い分かな、あんまり描かれてないしなー、絵見との差別化なんだろうけど
絵見の話も心情面で新たな模写はなく、ただ作中でも言ってることを別角度で言わせているだけ…、絵見の話は、原作で有馬のピアノを否定するという演奏に込める想いを子供のころからやっていたんだなーくらいか

椿
母が死んだ後の公生を必死に励ます話
いかに椿が公生の嫁かというのが分かる話
もうくっついちゃえよww
どんだけ世話になってんだこれww
しかも、元気印のキャラなのに、頑張って料理覚えるくらい健気なんてヤバイww
椿がいなかったら今の公生はなかったと間違いなく言えるレベル
ここまでのものを積み重ねてなおかをりに惹かれるってのがまた良いね~


渡とかをりのデートの話
とりあえず、作中と同様、渡が良い男だってのがよくわかる
公生が立ち直ってるもを喜んでいるもの分かる
かをりの心情が渡目線で描かれているのが面白かった
やはりかをりが渡をってのは嘘なんやろか
というか、設定的に渡は椿が好きなもんだと思っていたんだけどね

かをり
二人で競演する前の練習する話をちょびっと…
タイトルに隠された嘘か、ずっと謎だったかをりの心情と、冒頭での行動
そのあたりは原作でもあと2話に描かれるのであろうか
このノベルに期待したかをりの心情はなかったが、まあかをりはしょうがないかなって印象か
全体的に、もう少し話が進んだ段階での心情模写がほしいところ、渡にしろ椿にしろ
凪とかも面白いかもしれない
ただ、基本的に、心情模写描きまくってる作品だから、この手を作品を作っても、どっかのシーンを深く描くだけになってしまうのかな?少なくとも公生の心情系は無理だろう

さて、あと原作2話、アニメ数十話、ここ数年毎月楽しんでいたこの作品がついてに終わる、そのフィナーレを期待しよう

ファンなら読んでもいいかもしれないけど、あんまり得はしないかな


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